私の写真日記

私は喜寿近くになり50年勤め完全退職しました。これから健康寿命を伸ばし夫婦共々穏やかに楽しむ人生を願っています。

ちょっと硬い話(思うままに)

2006年11月17日 | Weblog


(5歳くらいの時でしょうか?)

今日はちょっと硬い話になります。

私は団塊の世代で、1948年生まれです。

何しろ同世代が多いのです。

戦後のベビーブーム・受験戦争・就職戦争・結婚ラッシュ?・バブル・崩壊・景気の低迷・・・。すべてが競争社会の出来事でした。

そして大量退職者時代が始まります。


この間、いろいろな場面を経験し突き進んで、何ごとにも精一杯やる人間が多かったですね

それが団塊の世代のキャラクターを作っているのかも知れません。


時代の流れの中で、バブル崩壊後は社会情勢やモノの考え方まで変化してきました。

怒涛の流れと猛スピードで走ってきた我々は、ここに来て大きな壁にぶつかりました。





(二十歳くらいの時です)

何ごとも徹底して、とことんやろうとするエネルギーそれ自体は、人間にとって貴重なものだと思います。

しかしそこには、このまま続けていると地球ゴマのように回転していなしと(頑張っていないと)と倒れたり壊れたりすることは明らかです。

例えば、腹いっぱいに食べると体の動きも、頭の働きも悪くなるように、常に何がなんでも目いっぱい追求しやろうとすると、考え方の柔軟性が失われ、生活にも飽き・疲れがでて消耗していくのでしょう。

もう青年のように勇猛果敢な力を持った立場ではないのですから、中年のしぶとさを出して、いぶし銀のような輝きでの生き方をしたいものです。

あれもこれもやるのではなく、何かを捨てる積極的さが重要なのでしょう。

二十歳で美しく、三十歳で強くなり、四十歳で賢くなり、五十歳でそれなりの財産を持つ。

けっして、がむしゃらに働けとか、人よりも偉くなれとか、お金を儲けよと言っている訳じゃありません。

人間は、つねに人生のその時々の自分を見すえ、与えられた良さをを自覚し、満足して生きるなら、理想の人生に到達できるとモノの本に記されていました。

要するに、年齢に応じて自分の力量を知って、日々何かに努力していれば、素敵な生き方になるのでしょうね。

こうなったら、今後の生活や方向性を見極めて、すこし余裕を持った生き方にシフトチェンジすることも大事かなと感じています。


今日は長文で硬い話になりました。

思うままに記させていただきました。

yuki 52
コメント (7)
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