私の写真日記

私は喜寿近くになり50年勤め完全退職しました。これから健康寿命を伸ばし夫婦共々穏やかに楽しむ人生を願っています。

「福祉」という造語 どこから?

2024年09月05日 | 自分のブログ

昨日あたりから、秋の気配を感じて来ました。あの暑さからは遠ざかりたいですね。

本日9月5日は国際デーの一つ『国際チャリティーデー(Intenational Day of Gharity)』です。チャリティーと言えばテレビの24時間チャティーを思い浮かべます。

9月5日が、貧しく弱い立場の人々にために生涯を捧げたマザー・テレサの命日であることから、2012年の国連総会でこの日に制定されました。

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拙ブログもふとしたきっかけからスタートし、開設から6814日になりました。

・トータル閲覧数3856604PV ・トータル訪問数1575617UUとなっていました。

テーマを持たない内容で「私の写真日記」としてご紹介し、多いか少ないかは分かりませんが、1日で1200人から1500人くらいの方にご笑覧いただいています。

ある意味では、負担にならないライフワークにもなってきました。なるべく個人情報は出さないようにしていますが、私を知っている方が毎日のようにご笑覧されているようで生活内容やケガなど、そして心の動きなどもバレバレになっています。

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さて、本日は「福祉」という造語をご紹介いたします。この言葉は憲法策定した時からはじまりました。

先日、百条委員会とはについてご説明しましたこれは地方自治法の100条からでした。

では、地方自治法は憲法から来ています。憲法については小学校社会科の第6学年からで中学校、高等学校の教育課程について学習されています。(私はそんなことも忘れていました)

ここで、憲法について論ずることはいたしませんが、憲法第一条はお分りですよね。

第一条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く

なんか憲法改正論が、あちこちから出始めました。どこをどの様に改正したいのか、しないのかをそれぞれのお考えで注視すべきなのでしょう。

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そもそも日本は敗戦後、今の憲法は米国GHQが素案をつくったと聞いています。

福祉ということは日本語には無く、当て字だったようです。

日本国憲法(昭和二十一年憲法)第25条には・・・。
第1項 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
第2項 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。としています。

語源は、「福祉」という言葉は「幸せ」という意味です。 英語では、welfareあるいは wellbeingです。 wellは「こころよい」「すこやかな」という意味であり、fareは「くら す」「やっていく」、beingは「生きる」「人生」という意味になります。 つまり、「快適 に生きる」ということです。

憲法で「快適に生きる」とありますが、現状の日本国は余り快適とは思いません。

ところで福祉」って一言では言いあらわせないくらいのたくさんの意味をもっていて、みんなそれぞれ答えが違っているものなのでしょう。

「福」<ネ+右の部分>から成ります。左の「ネ」(示)は、神をまつる祭壇の形を表し、右の部分は、品物がたくさん入っている倉の形(徳利に酒をたっぷり満たしたさま)を表しています。祭壇ともののつまっている倉をあわせて「神の恵みが豊かなこと」を表し、<しあわせ、恵まれた状態>の意味を表しました。

「祉」という字の成り立ちは「神・祭り・運」などに関係する「ネ(示す偏)」と「止まる」という字の合体でという意味を持った漢字です。

これも信仰心の高い米国から、<しあわせ、恵まれた状態>を福祉という造語で憲法に使う用語にしたのかも知れません。

余談ですが、米国にも当然「仏教教会」があります。特に日系人が多く集まる場所で、それも毎週日曜日に礼拝や何かの行事が行われていました。

「福祉」は「福+祉い」で「しあわせ」を止め(留める)とする意味なのでしょう。

*記憶にある雑学でした。

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いまや地球環境も大きく変化し、あちこちで大災害が発生しています。

災害ボランティアや地域の見守り、そしてチャリティ募金も善意として活動されている方も多くいらっしゃいます。

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【参考】地方自治法の1条は日本国憲法(抄)からの流れです。

憲法の第八章 に地方自治に関する内用がありました。
第九十二条 地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて、法律でこれを定める。(略)

(参考) 日本国憲法起草時におけるマッカーサー草案(昭和21年2月13日)

ここで憲法論を言っている訳ではありません。「福祉」という造語?(語源)はどこから成り立ったのかをご紹介したかっただけです。

本日9月5日は国際デーの一つ『国際チャリティーデー(Intenational Day of Gharity)』です。

9月5日が、貧しく弱い立場の人々にために生涯を捧げたマザー・テレサの命日であることから、2012年の国連総会でこの日に制定されましたことをご紹介いたしました。

 

yuki76


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2 コメント

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Unknown (sr1007)
2024-09-05 11:15:25
sr1007
おはようございます。
yuki先生(あえて)(笑)
2回読ませて頂きましたが難しくてなかなか理解が〜すみません。何となくはわかりました。
今朝も朝イチで福祉に関わるヘルパーさんのなり手がないこと小さな事業所が閉鎖においこまれていることが取り上げられていました。
いづれお世話になる身です。
ヘルパーで働いている友人も沢山います。本当に大変なお仕事です。
真の福祉国家になるようにするには次の総裁は誰にすれば。
期待してませんが…
良い一日お過ごし下さいね〜
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Unknown (sr1007さん←yuki)
2024-09-05 14:52:42
コメントありがとうございます。
日本が米国の占領下時代(敗戦して)、日本国憲法の素案をつくりました。
元々日本語には福祉や環境と言う言葉はありませんでした。
米国人はキリスト教も含み、神を信じ人さまを助ける心情がありました。それがボランティア精神や献金(チャリティー)などでした。
日本語でその人を「しあわせ、恵まれた状態」にする言葉が無く、あえてそれに近い「福」と「祉」の両方を合わせた用語を考えたのです。
神様がとどまって、幸せと恵まれた状態を作って欲しいと考えたのでしょう。
日本語の語源や謂れを調べると、本来の意味が分かります。
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