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Because life means just right now for us...

看取り方

2011年07月25日 19時57分47秒 | ペットロス・QOL
最近、良く解らなくなった。

犬の十戒には
Everything is easier for me if you are there.
Remember, I love you.
とある。

この10番目の冒頭
Go with me on difficult journeys.
は、亡くなる際の事ではないと
翻訳をするヒトも居る様だ。
∵GO・・・となって居るから
でこれは病院等へ行く際に、
との事でGO WITH ME
らしい。

しかしやはり、この「困難な旅」
は死を意味する様に感じる。
飽くまでもニンゲンが考える
ところの死、なのだろうが。

イヌが死に恐怖を憶えて居るとは
思えない事を鑑みると
どうなのだろう、やはり彼等から
すれば困難な旅の先には病院、
といった現実があるのか。

しかし
Never say, "I can't bear to watch it .
" or " Let it happen in my absence."
は、明らかに最期の刻にも感じる。
飼主は自分の居ない折に
を望んで居る様な書き方だ。

治療なのだろうか、それとも死なのか。
十戒の一番最後という事も考慮すれば
。。。死か。。。

病院の冷たい診察台の上で
その刻を迎える事は、流石に
ゆきは望まないだろう。

飼主の最期の望みは、自分の腕の中;
ゆきは大きい故抱っこは出来ないが、
せめて上半身だけでも一心同体;
で看取りたいと強く思うが

果たして、これをゆきが本当に
望んで居るのか。

最期の刻、飼主の悲惨な取り乱した
泣き顔を彼女は見たいか?

野生は死に直面すると
群れから離れるのだろう。。。
そして誰も居ない所で息絶える。

或いは、身体の具合が芳しくない
為の苦しみ、痛みとは理解出来ず
痛みの根源を与える敵から必死に
身を隠そうと、最期の力を
振り絞り逃げ回るのかも
知れない。

もしそうであったなら、苦しみの末の
死は彼等からしたら、敵に敗北宣言を
する事と認識されないのか?
最期の最後に。。。

出来れば、本当に出来れば一切
苦しまずに、眠る様に敵から身を
隠す必要も無く、召されて欲しい。

その様に臨終を看取ればイヌは
安堵するのだろう。別に攻撃して
来る敵も居らず、因って痛みも苦痛も
無く。。。

唯、耐え切れぬ程の睡魔が
襲って来る。。。

実際に、ゆきをどの様に看取れば
彼女は優しい気持で亡くなれる
のだろう。
少しでも苦痛=敵が支配するなら
睡眠薬の静注をする方が理想か?

弱→中→強。。。と。

最期位、エゴを貫くのは
止め様。。。と今は思うが
それが現実になったなら、
1秒でも息をして居てくれ
と懇願し、無駄な延命にも
走りそうだ。

いや。。。待てよ。。。
傍からは苦しんで見える
状況でも実際に極限の苦痛には
脳がそれ等をシャットアウトする
はずだ。

どうなのだろう。
もし極限までの状態になった際に
イヌの側頭葉に電気刺激等を
与えた場合には、ヒトと同じ様な
感覚が生まれるのだろうか。
苦しまずに脳内現象の様なモノを
体感するのだろうか。。。

寂しい死だけは迎えて欲しく
ないとは思うが、果たして
彼女に取っては、寂しい死、
等無いのか?
むしろヒトが傍に居てくれるな
と思うのだろうか?

解らない。。。

飼いイヌはどの様な臨終の
迎え方を望むのだろう。

尤も臨終の概念も無いのだが。

彼等は飼主にどういった看取り方
を一番好ましい、と訴えるのか?

ゆき。。。解らないよ。。。



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