Carpe Diem-Seize the Day-

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今頃気付いた

2013年04月03日 12時55分48秒 | ペットロス・QOL

ゆきの具合悪い折の体勢は、丸まり寒さを凌ぐ際にする

あの格好とは些か異なり、腰から後肢をそのまま

折り込む形。ヒトでも腹痛の際

背を丸め前屈みになる様と似て居ると思って居た。

 

多くの仔等がそうなのかなぁ、と勝手に想像をして居たが

昨夜、同期済むも相変わらず進まぬipadへの溜まった画像を

移行中、仕事半分にて何気無く

写真ホルダーを流して見て居た。。。

 

2011年8月、満足な治療もして貰えぬまま

皮膚が溶け、内臓が露出する飛んでもない状況で亡くなったポポ

又、ipadでも真っ先に目に飛び込む。

。。。或意味、この仔の事は一生忘れられない。

そして、強い自責と後悔、自分への戒めとなった。

センター檻の中に居る仔等を引き出せなかった苦しみか---

---体調を崩し毎日接して居た親近感故、それ以上

心に重く伸し掛って居る。

 

あの仔がいつも取って居た体位は伏せの状態だった。

腹臥位の、一見良くイヌ達のやる体勢に見えたが違った。

画像を見る度、あぁ。。。苦しかったのだ、と思い知らされる。

無意識的に腹臥位にて、必死に胸骨を開こうと

して居たのだ、と今更乍らに気付く。

 

今となっては実に馬鹿らしい、余計な事を

言わなくとも良かったのだが

何故か当初はその現場にて、初夏から真夏に差し掛かる頃

酷いパンティングのゆきと比べ

あぁだ、こうだと心配をする飼い主;心配するも

受診はせず、怪しい薬獣医から薬を処方して貰っては居た;へ

ハァハァしてないから、息は苦しくないんじゃないかな、等と。。。

何故か妙に飼い主を安心させ様と躍起になっても居た。

実際にポポの腹部は大きく大きく波打つ。

必死で複式呼吸をして居る様だった。

呼吸速迫の無い事が不思議だったが、落ち着いて考えれば

当然だと。

恐らく腹水も溜まって居たかも知れない。

可視粘膜が蒼白だった記憶;定かではないが;から

極度の貧血に因り、呼吸はギリギリだったかも解らない。


彼女が見掛けとは反比例してそう重篤ではない、その上

飼い主も一生懸命なのだ、と自分自身の中で

暗示を掛けて居た。

現実から逃げて居たかも解らない。。。

それが取り返しの付かぬ事態になってしまった。


無理にでも王禅寺へ行くべきだったか。。。

否、飼い主はお金が無いから、或いは病院へ行く位なら

美味しい物を沢山食べさせて。。。又、完全にポポを治して

くれないんなら行かない、○○獣医はダメだって、

或いは□□はヤブらしい、とあれやこれや煩かった。

あの時。。。無理にでも引っ張って行けば

良かったのか。。。既に手遅れに近かった様にも

感じたかも知れない。

下手に治療をし、死期を早めてしまう恐怖は

否めなかったのか。。。

もう何を言っても仕方が無い。

 

苦しい状態故の、胸骨を開いた体勢だった

。。。のかも知れない。。。

尤もポポの場合には、左前肢を肩関節から開かなければ

ならなかった。。。既に左肩はずっとタオルでカバー

されて居た為、固まってしまって居た故。。。


具合の優れない、呼吸がきつい場合には

胸骨を開こうと無意識にその様な体勢になるのだろう。


ゆきはMRがある。それはけして軽快する事は無い。

徐々に進行をしていけば、腹臥位は疎か

側臥位も取れなくなるだろう。

停座し、胸と気道を開き少しでも酸素を

取り入れ様とするか、更に苦しくなれば

停座も難しくなる。。。フラフラし立位で居るかも

判らない。

 


ポポ最期の写真

 何かを訴えて居たが応えられなかった。


幾ら後悔し、謝ろうともう戻らない。どれ程苦しかった事か。

自分は酷い犬飼い。。。





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