こういう時は、外はどう見ているのかも見てみる。
アメリカのYahoo!の、トップ。
「WORLD」の二番目に掲載されておる。
さしずめ「菅首相は中国の謝罪要求を拒否」といったところか。
記事を見てみると・・・。
AP通信か。
・・・へぇ。
貼り付けるわけにもいかんので・・・。
英語よくわかんないけど、ひとまずこんな感じ。
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・菅首相は中国の要求を拒否した。
・世界第二位と第三位の国が緊張し、経済や商業に影響を及ぼしている。
・菅首相は「両国が広い見解を持って動くことが重要」と述べた。
・日本の野党は、外圧に屈した船長釈放の政府決定に対し、怒っている。
・自民党の石原伸晃が「外交音痴」と言っている。
・民主党の岡田克也は検察の決定ついて、政府の関与を否定している。
・釈放後、船長はチャーター機で福建省に帰った。
・中国が謝罪と賠償を要求した。
・釈放すれば緊張が和らぐ、という日本政府の望みは打ち砕かれた。
・日本の外務省は「根拠がなく到底受け入ることはできない」としている。
・中国の外務省は「謝罪と賠償を要求する権利がある」としている。
・船長は尖閣と呼ばれている島の近くで、二隻の日本の巡視船により逮捕された。
・島は台湾の東190kmにあり日本の支配が及んでいるが、台湾と中国も主張している。
・日本の検察は船員14人を中国に還したが、船長は拘留して取り調べをしていた。
・北京からの激しい圧力の後、船長が釈放された。
・その圧力とは「閣僚レベル交流の停止」「ガス田開発協議の延期」である。
・温家宝首相は、解放しない場合のさらなる制裁をほのめかした。
・木曜日には日本人4人が軍事施設内の無許可撮影をしたとして、取り調べを始めた。
・中国は希土類元素(レアアース)の輸出を停止したが、貿易省は政府の関与を否定した。
・島の領有権争いは「東京」と「北京」の間に数多くある問題のひとつである。
・日本が1895年に島を領土とした際、中国からの主張は無かった。
・第二次大戦後、1972年に沖縄が東京に返還されるまで、島はアメリカに管理されていた。
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歴史を含め、なかなか良く書いている気がする。
いわゆる「国際世論」が味方のうちに、
日本はもっと宣伝主張しないとだめだな。
「盗人にも三分の理」とか、
「嘘も百ぺん言えば真実になる」とか、
そういうもんなんだからさ。
「そこまで言うなら、なんかあるんじゃないか」って思っちゃうんだよ。
ついでで申し訳ないが、
なんか偶然発見した「Indian Express」の記事も。
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日本の首相は中国の謝罪要求を拒否
・船長帰国1日後の日曜日、菅直人首相は中国の謝罪と賠償を拒否した。
・船長は、日本では尖閣、中国ではDiaoyuとして知られている島で逮捕された。
・「北京」は不当逮捕と主張し、問題を解決するための「実用的な手段」を要求した。
・しかし菅は「尖閣諸島は日本の領土であり賠償はしない」と語った。
・日の浅い東京の中道左派政府は金曜日に「釈放されるが決定は検察の判断」と語った。
・検察は船長釈放の決定理由に「北京と東京の間で深まっている亀裂」を引用した。
・船長は政府が用意したチャーター機で土曜日に帰還し、英雄的歓迎を受けた。
・同日、「北京」は二度、「東京」に対して謝罪と賠償を要求した。
・「東京」は「まったく根拠がない」としている。
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・・・だそうで。
インドも中国と国境争いしてるから、動向を気にしてるだろうな。