2022/9/27付ブログ記事「島根県西部のバスで2023年春からICOCAなどが使えるようになります」の続きです。
>島根県西部(石見地方)でも2023年春からICOCAなどの全国相互利用交通系ICカードが使えるようになります。
サービス開始日が正式に「2023年3月22日」と発表されました。リリース文は石見交通公式サイトからダウンロードできるほか、JR西日本の公式サイトにも掲載されています。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230201_00_press_ICOCA.pdf
ただ、上記ブログの最後の方に書いた浜田と広島を結ぶ高速バス「いさりび号」での石見交通担当便のPASPYの扱いについては、どこにも記載されていません。
ということで、同社に問い合わせたところ、「2023年3月21日まではPASPYも使えるが、翌22日からは使えなくなる」との回答でした。
上記ブログで予想した
>おそらく2023年春の時点で石見交通の「いさりび号」用車両のICカード機器を他の同社バスと同じICOCA用のものに取り替え、代わりにPASPYは使えなくなるものと思われます。
の通りでした。
また、同社が運行する島根県西部と広島を結ぶ高速バスのうち、大田広島線【石見銀山号】は子会社で広島市に拠点のあるイワミツアーとの共同運行(両社1往復ずつ担当)です。こちらの扱いもリリース文には書かれていませんが、「イワミツアー担当便でも使える」とのことです。
なお、唯一ICカード対応にならない津和野・益田・浜田と神戸・大阪を結ぶ夜行高速バス(阪神バスと共同運行)は、2022年1月11日出発便以来運休となっています。
http://iwamigroup.jp/publics/index/1/detail=1/c_id=3/page3=1/type014_3_limit=10/#page1_3_70
ちなみに、阪神バスの親会社の阪神電鉄はかつて石見交通の大株主(親会社とまではいかない)でしたが、阪急阪神の経営統合後の2010年頃に出資を引き上げています。
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