全国交通ニュースブログ

神戸市北区の公立中学の通学用に連節バスを運行中

神戸市北区の郊外住宅地にある北神戸中学校の校区は広く、1000人近くいる全校生徒の半数ほどが学校から2~3kmほど離れた上津台から路線バスで通っています。

GoogleMapでみた位置関係はこちら・・・

https://www.google.co.jp/maps/@34.8648888,135.2074863,16z?hl=ja

イオンモール神戸北やプレミアムアウトレットがある上津台の入居時期の中心は2000年代後半~2010年代初めであり、義務教育世代の子どもがたくさんいます。地区内には小学校があります(長尾小学校が2007年に旧来の集落から移転=校舎は安藤忠雄設計)が、先々の急激な生徒数減少のリスクを考えてか中学校は設けられず、離れた場所にある既存の北神戸中学校に仮設校舎を建設することで対応しました。

毎日500人の生徒が利用するとあって、主力は1台で100人以上乗れる連節バスです。この連節バスは「オレンジアロー 連 SANDA号」の愛称の通り三田市内のニュータウンとJR宝塚線の駅の間を利用する通勤通学客や市内のキャンパスに通う関西学院大学の学生の輸送を主な任務としていますが、上津台地区のバス路線も同じ神姫バス三田営業所が担当しており、白羽の矢が当たったものです。

http://www2.kobe-c.ed.jp/ktk-ms/?action=common_download_main&upload_id=6000 (北神戸中学校のサイトに掲載されているバスの時刻表)

登校時間帯に上津台方面から発車する便のうち4便は中学の登校日のみ運行し、うち2便が連節バス(急行62系統)です。もっともスクールバスではないので、学校の前までは行かず、バスの終点の神鉄道場駅から5分ほど歩く必要があります。

そして、急行62系統は下校時間帯にも3便(神鉄道場駅発16;00,17:45,18:12)運行され、さらに短縮授業に対応してか?登校日の昼間に1往復します。

ちなみに、急行62系統の始発はイオンモール神戸北ですが、終着はイオンモール神戸北の1つ手前の上津公園前です。これは、イオンモール神戸北の降車用のバス停が駐車場内にあり、その手前で大きくハンドルを切らねばならず、図体の大きな連節バスが対応できないからです・・・

↓イオンモール神戸北で発車待ちの連節バス

↓神鉄道場駅で発車待ちの連節バス。昼間の便なので乗客はいません。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「路線バス」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事