ブログ記事「尼崎宝塚線阪急立体交差部分の状況(2024/6/29現在)=工事予告看板登場」の続報です。
2024/8/3時点の現地の状況を報告します。
上記ブログ記事で書いたトンネル部分だけではなく、阪急立体交差部分のうち拡幅工事が未着手だった部分全体において現場で目に見える形で工事が始まりました。なお、現地にある地域住民向けの掲示物は2024/4/8付のままです。
<北西側の様子>
工事用の白い柵が大半の部分について設置されています。工事看板によれば、工事期間は2025/8/29までとなっています。
一部に未設置の部分がありますが、ここから重機を出し入れするのでしょう。傍らには、工事図面と完成予想図が掲示されています。
工事図面のアップ。ただ、現在の道路構造に加筆しているのでわかりにくく、さらに「横断図(北側)」と「横断図(南側)」が平面図の南北と逆になっています。
完成イメージその1(南西側からの鳥瞰図)。
完成イメージその2(この設置場所から南側を望む)。自転車は2段スイッチバックで対応します(歩行者用の階段の設置有無は不明)。
現道の歩道上から、北西側の工事対象エリアを見た様子。
<北東側の様子>
こちらは「これから工事用の白い柵を設置する」フェーズです。
<現道上の様子>
今回の工事対象部分全体(即ち、既に拡幅部分の土工ができている部分および阪急神戸線との直接の交差部以外)に、防音シートが設置されています。
<南西側の様子>
北西側同様、工事用の白い柵が大半の部分について設置されています。やはり、重機の出し入れのための開口部が設けられています。
2024/7/29から自転車・歩行者専用となったトンネル部分の西側の様子。柵が設置されたほか、警備員が配置されています。
現地に掲示されたほぼ同じ部分の完成イメージ。トンネルは当然跡形もなくなり、阪急神戸線の線路沿いに代わりの道路が設置されます。
トンネル西側直前の様子。
現道の歩道上からトンネル西側を見下ろした様子。
<南東側の様子>
こちらも工事用の白い柵はほぼ設置済みです。
トンネル東側直前の様子。
トンネル内部を東側から見た様子。これから仮設道路の設置準備工事が本格化するのに伴い、上部に工事用設備が設置され天井が低くなっていくのでしょう。