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京浜急行バス(横浜中心部以外)は2023/9/1値上げ、都営バス並行区間は30円アップ

2023/5/24付ブログ記事「京浜急行バス(横浜中心部以外)も2023/9/1値上げに向け申請」の続報です。

関東運輸局は2023/8/10付で京浜急行バス(横浜市内均一区間以外)の運賃値上げを認可しました。当初予定通り、実施日は2023/9/1です。

https://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/content/000301180.pdf

https://www.keikyu-bus.co.jp/topics/2023/0810_2897.html

東京都内均一区間の運賃は220円から240円となり、都内各社局の中で最高値となります。また、神奈川県内の対キロ区間制運賃制の区間の初乗り運賃は180円から200円となります。

各区間の値上げ後の運賃は京浜急行バス公式サイトの「経路・運賃検索」で乗車日を9月1日以降に設定することにより検索可能となっているため、いくつか気になる区間を調べてみました。

1.鎌倉市内の江ノ電バスとの並行区間

鎌倉駅~長谷観音~常盤口~深沢間は、京浜急行バス(路線図はこちら)と江ノ電バス(路線図はこちら)の両社がともに路線バスを運行していますが、2023/3/18付の江ノ電バスの値上げ(2023/3/22付ブログ記事参照)以降は両社で運賃が異なっています。

 鎌倉駅~長谷観音間=京浜急行バスは現金180円/IC178円、江ノ電バスは200円

 鎌倉駅~常盤口間=京浜急行バスは現金220円/IC220円、江ノ電バスは230円

 鎌倉駅~深沢間=京浜急行バスは現金250円/IC242円<但し本数は極少>、江ノ電バスは260円

これら区間は、2023/9/1以降京浜急行バスの運賃も江ノ電バスと同額になります。

2.川崎市内均一区間

川崎市内均一区間の各社局の路線バスは2022/10から2023/7にかけて五月雨式に値上げとなりましたが(2023/3/16付ブログ記事参照)、僅かに川崎市内を走る(川崎駅~川崎競馬場前間)京浜急行バスだけは210円のままでした。2023/9/1以降は220円となり、ようやく全社局が足並みをそろえる形となります。

3.東京都内の都営バス並行運行区間

京浜急行バスの東京都内均一区間の運賃は220円ですが、都営バスとの並行運行区間のみ、都営バスに合わせて210円となっています。具体的には以下の区間です。

 ・大井町駅~<台場地区>~大森駅間の路線のうち、大井町駅~青物横丁駅間と八潮団地入口~<台場地区>~中央公園間

 ・大森駅~八潮パークタウン~大森駅間の路線のうち、中央公園~八潮南~中央公園間

   ※八潮パークタウン内区間が該当し、都営バスは大井町駅発着の八潮パークタウン路線を運行

路線図はこちら 2023/8/31までの運賃表はこちら 

2023/9/1以降は各区間とも都営バスとの並行運行区間を含め全線240円となるので、京浜急行バスは都合30円の値上げとなります。

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