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通訳案内士のブログ

⭕️⭕️⭕️英語を使い訪日観光客を案内する職業「全国通訳案内士」の日常と英語学習などを綴ります⭕️⭕️⭕️

写真整理

2020-06-10 | 通訳ガイド/everyday life
過去に撮影した写真のデータをiCloudに移す作業を暇を見つけてやっています。2002年にニコンの一眼レフカメラD100で始めた趣味としてのデジカメ。その後もいろんなカメラ、ガラケー、スマホで撮ってきた膨大な写真のデータはCFカード、SDカード、外付けハードディスクなどにあまり整理もされずに放置されていました。



それら全てをiCloudにコピーしています(まだ途中)。ネット経由なので結構時間がかかるのです。作業中、過去の懐かしい写真を見つけるとついつい見入ってしまったりして余計に時間をとられてしまいます(それが楽しいのですが)。10年、20年近く経つと記憶から薄れていくもので、こんな所行ったなあとか、今見ると随分と若く見える自分の姿に驚いたりして、嬉しいような悲しいような気持ちになります。





懐かしいハワイの写真を発見しました。今の妻と付き合っていた頃、もう10年近く前ですかね。このハワイの後は国外には出ていません。通訳案内士になった今はどちらかといえば海外より国内のいろんな所へ行ってみたいです。恥ずかしながら私は北は仙台、南は神戸までしか行ったことがないのです(本州のみ)。





ツアー中もよく撮りました。箱根駒ケ岳のロープウェイ山頂駅の中から撮ったお気に入りのショット。古い駅舎の窓枠がいい感じに褪せていて何だか古い額縁みたいに見えました。そしてキャンバスには夕日で赤く染まった箱根の山々、芦ノ湖、そして楽しそうな外国人旅行者達の姿が描かれているかのようでした。




富士山の写真は数えきれないほどあります。でもどれ一つプロの写真家が撮ったような見事な富士山って撮れてないんですよね。これは一昨年の初夏に日本平のホテルのレストランから撮影したもの。この日ずっと雲の中に隠れていたのが夕暮れ時になって急に姿を現したのでとても感動したのを覚えています。




そういえば月曜日に給付金が入金されていました。5月初めにiPhoneでネット申請して1ヶ月ちょっとかかった計算です。少し心配しましたが無事入ってホッとしています。





racism

2020-06-09 | 通訳ガイド/everyday life
興味深い記事を目にしました。黒人差別に対する抗議活動や派生した暴動に揺れるアメリカで「南部連合」を象徴する旗の使用を南カロライナ州や米軍海兵隊で禁止されたというニュースです。



"The Confederate Flag"と呼ばれるこの旗は南北戦争時代の南部連合つまり南軍を象徴する存在です(正式の旗ではないらしいですが)。ジョージア州では2001年まで、ミシシッピー州では今でも州旗にこのデザインが取り入れられています。



しかしこの旗、奴隷制度を支持した南部連合を連想させる→白人至上主義や人種差別に繋がるものとして物議を醸してきました。



記事ではアメリカで議論を呼んでいるこの南部連合の旗と日本の日の丸、旭日旗に対して日本人自身とアジアの国の人たちが抱く感情との類似点を指摘しています。



一般的な日本の人たちが自国の国旗である日の丸に対して抱くイメージは他国のそれとは異なった特殊なものであると思います。



例えば目の前を走る車に日の丸のステッカーが貼ってあるのを見つけたら何となく避けたくなる、身近な例だと通訳ガイドの先輩で日の丸をガイド中に掲げている男性がいますが、同僚から「アレはちょっとね」と囁かれる風潮など。日の丸=「右寄り」=危険なイメージは多かれ少なかれ現代の日本人に根付いているものだと思います。



自国の国旗に対してこのようなイメージを植え付けられてしまったことがどうなのか?ということは別にして、それが日の丸に対する多くの日本人の捉え方ではないでしょうか。



南部連合の旗は黒人差別を多くのアメリカ人に連想させるようです。この物議を日本の国旗である日の丸と同列に語られることに多少の違和感を感じつつも、黒人差別も軍国主義にも根底には憎悪、hateといったものが横たわっていることが「類似点」に繋がっているのかなあと思いました。





Strawberry Moon

2020-06-06 | 通訳ガイド/everyday life
‘The Algonquin tribes called the full moon seen at the beginning of June “the Strawberry Moon.” The name comes from the relatively short season for harvesting strawberries in the north-eastern United States.’
アメリカ先住民アルゴンキン族は6月初旬に見られる満月を「ストロベリームーン」と呼んでいました。アメリカ北東部のこの時期の短いイチゴの収穫時期に由来するということです。
NASAの科学者の記事より一部抜粋




昨晩下の子を連れて散歩中、きれいな満月を見ることができました。英語では「ストロベリームーン」というそうです。日没直後にイチゴのように赤く見えるからという説はどうやら間違って広まったみたいです。



今夜は曇ってダメですね。日差しがないのに暑い一日でした。




4才になった長女

2020-06-03 | 通訳ガイド/everyday life
4日間の休み明けの通勤は、電車の混み具合が先週よりさらに増したことを感じさせられました。先週までは時間帯によっては混んでいた電車内でも人と触れるほどではありませんでしたが、今朝は何人かの体に当たってしまう位混雑していて少し気になりました。



あと先週までと違う光景は電車内や駅のホームで制服姿の子供達を見かけるようになったことです。学校が再開されたとはいえ、今子供を電車で通わさせなければならない親御さんの気持ちは複雑でしょう。でも数カ月振りに見かける子供達の姿は張り詰めた空気が漂っていた車内の雰囲気を明るくさせてくれるように思いました。



うちの娘も入園式が月曜日にあり昨日は初登園の日でした。人見知りが激しい子なのでずっと心配していました。前の晩は幼稚園に通えるのが楽しみだとか絶対に泣かないとか強がっていました。でも朝になると弱気になったのか「パパ、やっぱり泣いちゃうかもしれない」とポツリと呟き、その宣言通り幼稚園まで妻が連れていくとギャン泣きでした。帰ってきたらケロっとしていて「楽しかった!」と言ってたので少し安心しました。先生によれば30分間位泣き続けた後は落ち着いていたとのこと。二日目の今朝もやっぱり別れ際泣いてしまったらしいのですがこれから少しずつ慣れていってくれることでしょう。



昨日は娘の誕生日でもありました。4年前、私が通訳案内士の二度目の二次試験に向けて勉強に励んでいた時に生まれました。当時勤めていた会社を一週間ほど休んで朝から晩まで病院に居座り妻と赤ちゃんが寝ている時は休憩室で英語の勉強に励んだものです。



彼女が生まれて半年後の12月初め試験の本番がありました。翌年一月下旬に合格発表。一歳の誕生日の頃は都内ツアーのガイド業務が少し慣れてきて、二歳の頃は富士山・箱根ツアーも無難にこなせることができるようになり、ようやく通訳案内士として食べていけるようになった時期。娘の成長と共に私も通訳ガイドとして1から歩んできたという思いがあったので節目となる幼稚園の始まりは余計に感慨深いものがありました



ところで今では幼稚園は実質無料で通えることをご存じですか?入園金も還ってきます。うちの幼稚園は月額4万円弱。全て補助でカバーでき一切払う必要がありません。それ以上の費用がかかる保育園やお受験幼稚園などは差額を払う感じです。いい時代になったものです。



政府の少子化政策に批判する声をよく聞きますが個人的には結構手厚くやってくれているように感じます。出産の時もほとんどお金はかからなかったですし毎月の子供手当も二人いると結構な額になり、手つかずの口座を最近みてびっくりした位です。



ところで5月の初めにスマホで申請した給付金。義母の銀行口座には先日入金があったのに、同じ日に申請した私の口座には今週になっても未入金です。でも義母のが来たということはスマホ申請が通ったということなので一安心です。この一人10万円の給付金もありがたいですよね。ウチなんて5人いて計50万ですから。私なんかはこの給付金で本当に大きな安心感を与えてもらえました。





4歳になった長女。通訳案内士の同期の方よりいただいた可愛いエプロンが大のお気に入り。食事の時にはいつも自分で引っ張り出して着ています。



毎晩寝かしつけるのは私の役目です。女の子は誰もそうらしいですがうちの子も口達者です。
「パパ、○○ちゃん(自分の名前)のこと大好きなんでしょ?○○ちゃん知ってんだから」
「え?何で知ってんの?」と聞くと、それには答えず「○○ちゃんのこと何でそんなに大好きなの?」と聞いてきます。私がちょっと捻って「だって○○ちゃんはパパのほうせき(宝石)だからね」と言うと「"ほうせき"って、パパ!○○ちゃんはそんなにキラキラしてないでしょっ!」と面白い反応が返ってきます。



「パパにはちゃんと見えるんだよ。○○ちゃんはほうせき(宝石)みたいにキラキラ輝いているのがね!」
「え~!?キラキラしてないじゃん!どうやって見えるの?」
「こうやって(手で双眼鏡のような形をつくって目にあててみせる)」
「え~?そうなの?でもキラキラしてないと思うんだけどね~」(少し嬉しそう)



「あ!そっか!○○ちゃんはムーン(moon)だからキラキラしてるのか!」(彼女の名前は月に因んだもの)
「そうだよ。ほうせき(宝石)もmoonもきれいに輝くでしょ?」
「なーんだ。そうだったのかあ」



「ねえ、パパ」
「何?」
「いつも○○ちゃんのこと大好きって言ってくれてありがとね!」
「だって本当のことだからね」



「パパ?」
「何?」
「足モミモミして!」(足裏マッサージが好き)
そう言って私に背を向けると片足を投げ出してきて足裏を揉ませます。数分ほどすると寝息をたて始めます…



一歳の下の男の子も可愛くてしょうがありませんが、女の子の可愛さも格別です。「目に入れても痛くない」可愛らしさというんでしょうかね。英語だと"She is the apple of my eye."という似たような表現がありますね。でも悲しいかな、こうやって父親を相手にしてくれるのは今の時期だけなのかな。