聖なる書物を読んで

現役JW29年目

会衆

2018-07-05 | 聖書
ギリシャ語で、エクレーシア。

呼び集められた人々の集団。


新約聖書で、この語が「会衆」と訳されてるのは、

新世界訳だけかも・・

他は、教会とか、集会とか、集まりとかになってる。


イエス・キリストは、岩塊の上にエクレーシアを建てると言われた。


教義によると、この岩塊はイエス・キリスト。


確かに信仰の土台は、イエスだけど、

エクレーシアの土台は、ペテロだったのかも・・と思う。

イエスはペテロに、わたしの羊たちを養いなさい、と言われた。

使徒たちの初期の活動を読むと、まさにペテロは大活躍してる。

福音書でも、ペテロへの注目度は、半端ない。



も一つ。

教義によると、神のクリスチャン会衆とは、油そそがれた人たちのこと。


とすると、聖書中にある、会衆に関して書かれた事柄は、

すべて油そそがれた人たちへの言葉ということになる。


だとしたら、今、自分の属している会衆ってなんなのだろう。

1914年

2018-07-05 | エホバの証人
エホバの証人にとっては、教義の要となる大事な年。


諸国民に踏みにじられる期間が終わり、

キリストが即位され、王権を行使し始めた年。

まずは、サタンと悪霊たちを天から地へ落とし、天を清められた。

そして、地の神殿を検分に来られ、

エホバの証人(聖書研究者)を忠実な奴隷として任命された。


・・あれ?

油そそがれたのって、いつなんだろう?

すでにそそがれてたなら、検分の必要ないよね・・?

ま、いいや。


この1914年を算出する元となる、古代エルサレムの滅びが、

歴史の証拠によると、20年程後にずれているらしい。


自分としては、ずれてようがあってようが、正直どっちでもいい。

エホバの証人になる上で、そこが重要だったわけではないから。

自分んにとって、組織は、宣べ伝えるために必要な取り決め、

ただそれだけだったから。


重要だったのは・・

エホバ神を信じ、その信仰を基盤として、

道徳面や倫理面で、同じ価値観を持っていることだった。

初めて会った人でも、エホバの証人であれば、信頼できるという安心感。


実際、初めての大会に行く時には、司会者の姉妹に、

「財布も鞄も、座席に置きっぱなしにしといても大丈夫よ。

盗る人いないから」と言われ、驚いた。


少し経ってから、

会場にはエホバの証人じゃない人も来てるから、

貴重品は持ち歩くようにってなったけど・・


結構、盗難事件が報告されるようになったんだろうな。

でも、失礼な言い方だよね。

犯人はエホバの証人かもしれないのに。


最近では、エホバの証人であっても、道徳面や倫理面で、

裏表ある人がいっぱいいそうだから・・

信頼できなくなってきてる。


こんな組織じゃなかったはずなのに・・



・・そんなこんなで、

自分にとっては、1914年はどうでもいいという話でした。