庭の雑草引きと冬野菜の種蒔を終えた後はひたすら庭木の剪定に励みました。
約20年前にこの地に移って来た時は出来るだけ
※ 庭木は高くしない
※ 梯子を使わずとも切れる高
さ
を心掛けてきましたがいつのまにかどの木も伸びて高枝鋏では処理できなくなりました。
高い梯子に登るのは危険なので低い横に少し移動出来る物に買い替えました。
鋸は大小二本、ハサミも大小二本用意していざ作業開始‼
木にはすぐ切れるのや硬くていくら鋸を引いても切れないもの
等様々です。
成長の早いスモークツリーは柔らかですぐ切れます。
一番厄介なのは柚子の木です。
鋭い長い棘があり、幹は硬くて棘に刺さらないようにしながら密生した枝に鋸を入れて切るのは
危険を伴ないます。
この木はゴミ処理も大変で作業員が収集のおり突き出た棘に刺さらないように細かく切ってビニール袋にいれ赤マジックで危険と大きく書いた紙を貼り付けます。
梅の枝は成長が早く一年放置すると手が付けられない位四方八方に広がります。新芽は柔らかいのですが古枝は固くて途中で鋸を引くてを止めたくなります。あと少しあと少しと辛抱して最後に枝がバッサリ切れる時は爽快です。
なぜこんなに苦労して自分で庭木を剪定するのかと言えば、どの木も自分が選んで小さい苗木から育てたので我が分身です。自分で手入れすることで植物に親しみが湧きます。
私の好みで作った庭なので人任せにしたくないのです。
家人は危険だから専門の庭師に委せろと口では言いますが手伝ってはくれません。
庭木作業を安全にするには
日中の暑い時間帯は避ける
疲れたらこまめに水分補給を して休む
救急車のお世話にならない覚悟をもって安全第一にする
樂しんでする
これらを守って全ての剪定を終え綺麗になった庭をみると達成感があります。
来春に向けて何を植えようかとアイディアが湧きます。
達成感の積み重ねが生きる喜びにつながります。
そうは言っても元気で足腰丈夫だから出来る作業で寄る年波には勝てない日がきっと来るでしょう。
そんな日がくれば専門家に任せて家の中でじっと見守るだけにします。