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おみつ便り

ガーデニング.手芸.料理.日常感じたことなど

飛騨高山旅行

2024-08-18 05:40:52 | 旅行

今年の夏も息子達家族や孫達総勢十名で旅をしました。
それぞれの居住区から電車や車で岐阜駅で落合ました。
そこから2台の車に分乗して郡上八幡から郡上高原へ行きました。
猛暑は何処へいっても変わりません。
郡上高原は夕方になると急に涼しくなり水道水も冷たくほっとしました。蛇口を捻ると生温かい水がでるわが家と大違いです。
涼しい空気と冷たい水がどれだけありがたいことか身に沁みて感じました。
翌日は飛騨高山へ
高山市内は古い家並みが保存され昭和にタイムスリップ。
外人観光客で細い路地は溢れています。
朝市で髙山産の野菜を沢山買い込み
地元の肉屋で飛騨牛を  1500g買ってキッチンカウンターのある宿の台所で10人分の夕食を作りました。


作りて手が沢山ありあっという間に夕食が出来上がり。
新鮮な高原野菜と飛騨牛をたらふく食べて大満足。
レストランで10人予約を入れるとどこも満員で断られましたが即席レストランで十分満喫しました。
そして全員協力して作った食事は思い出も詰まって楽しい旅の思い出になりました。

豪華絢爛高山の山車


ちょっと良い話し~トマトp

2023-08-31 23:18:50 | 旅行

ちょっと良い話をお伝えします。

台風一過を待って息子家族二組と我々夫婦と総勢9人で白馬の別荘地帯にあるペンションで3泊4日過ごしました。

オーナーは北欧の人らしくインテリアに絵画に主の趣味が心地よく感じられました。
窓のカーテンはヨットの帆のように巻き上げロープのような紐で結わえるのです。
kichin  は最新の電化製品を黒を基調とした色で統一され部屋の一部のようで見せる台所です。
部屋中清潔感があふれ吹抜けのリビングは開放感があり9人でも狭さを感じることなく部屋で寛げる別荘ライフを堪能しました。
家に入るときも出るときもオーナーと顔を合わせることなくすべてネットで用が足りました。
支払いはカードです。
せめて気持ち良くすごせた感謝の気持ちを込めて出るときはゴミを分別して外の容器に入れ室内のゴミは全部片付けkichinは綺麗に拭き上げました。バーベキューの窯は綺麗に灰を取り除き次の人がすぐ使える状態にしてカバーを掛けておきました。
帰る日オーナーがチェックするものと思っていましたがそれもなく鍵はかけずそのままペンションを後にしました。
気持ち良く過ごせたのでせめてその気持ちを表したくて綺麗にして帰りました。

なんと後日オーナーのコメントがホームページに載っていました
ゴミの片付けをはじめ室内を綺麗にして連絡もスムースにできて
良い客であったことが書いてありました。
会ったことはないけれどお互いに気持ちが通じて気持ち良く過ごせたことは大人の良心的な付き合いがそうさせたのです。

又来年もゆったりした木立のこの家で過ごしたいものです。


姉妹旅

2023-05-21 10:08:53 | 旅行

三姉妹で松江へニ泊三日の旅をしました。

これまでも何度か一緒に旅行しましたが80歳を越えた姉達との3人での旅行はこれが最後になるかもしれません。

自分たちで計画を立て宿も切符も手配しました。
新横浜駅 、京都、新大阪駅と異なった駅からそれぞれ乗り合流し、岡山で乗換えて在来線の伯備線の特急で松江につきました。
高梁川に沿って山間を列車は走ります。初めは瀬戸内海に流れていた川が途中で日本海側に流れが変わりました。そこが分水嶺なのでしょう。はじめての経験で不思議な気がしました。

松江は歴史のある文化都市で水が堀に沿って流れ、空気が澄み
街並みの緑が美しく人口密度が程よく住みやすい所です。

松江城の周りを囲むように堀があります。水をたたえているなかを船頭のガイドで堀めぐりを堪能しました。

国宝松江城が街を守っているように聳え立っています。
最上階の5階まで薄暗い急な高いすり減った階段を上下するのはキツイです。
城は外から眺めるに限ります。

帰りの列車で不思議な出会いがありました。
松江駅で列車を待っているとき後に並んだ中高年女性二人に話し掛けられました。
目が見えないので岡山で新幹線に乗り換えるとき案内してほしいと頼まれました。一人は見送りに来ていた友人です。
二人座席に座り話を聴きました。20年ほど前の50歳頃に失明しその後病に負けることなく点字を習得し、最新のハンディ小型音声機器を活用して前向きに生きているそうです。できないことを嘆くより出来ることをして生きていこうと決めたそうです。旅行もするし友人や眼病仲間と交流したりして明るく生きているようです。
途中失明なので視えなくとも経験があり想像力をフル活用しているそうです。
お喋りが楽しくあっという間の3時間の旅でした。
ハンディーがあっても努力して前向きに生きていると人に勇気と感動を与えるのですね。

最後に大きなお土産をいただいた旅でした。

そうそうもう一つの収穫は堀の周囲に咲いていた薄紫の大木の
センダンを初めて見たことです。
古都松江に相応しい花木です。


夢の旅

2019-09-02 07:02:51 | 旅行

友人が又、本を貸してくれました。
川本三郎著[台湾、ローカル線、そして荷風]という旅の本です。

 

 

筆者は10年まえに伴侶をなくした70代の随筆家、評論家で豊かな孤独を味わっている男性です。
仕事で取材や講演によく出かけられるのですが、時間をやり繰りして新幹線からローカル線に乗リ変えて、こよなく地方の町を愛し続けています。
行きは目的地まで新幹線を使って帰りは時刻表とにらっめこで出来るだけローカル線にのって車窓から田園風景を眺めたり、或いは途中下車して田舎町を歩き、小さな食堂や居酒屋に立寄って地方食を味わったり又そこでしかわからない郷土の歴史に触れ、小さな本屋や古本屋に立寄ることを生き甲斐としています。
博識だけにどこへいっても興味は尽きないようです。

私は今年の7月に初めて岩手県を旅しました。その時、遠い東北が新幹線で手軽にいけること
に最初は喜びを感じました。しかし新幹線では土地の空気を感じることはできませんでした。生活の匂いが全くせず、よそ者が乗り合わせているだけです。
東北本線や釜石線に乗って、通学途中の高校生や買物途中であろう中高年の女性達に出会ったことや、本数の少ない駅で待っていたこと、途中で沢山の無人駅があることを知ったことで、初めて土地の空気を感じることができました。

ですからこの本は私がしてみたい旅だと興味がわき、全国鉄道地図を見ながら読んでいると自分も旅している気分になりました。

 


事前に計画を立てて本数の少ない列車の時刻を把握しておけば必ず自分らしい旅ができることがわかりました。

高層ビルが乱立している東京の50年後はどうなっているのか案じています。
地方に分散して土地に根ざした人間らしい生活が出来る未来像を私は描いています。


岩手の旅

2019-07-01 08:25:04 | 旅行

朝の7時36分の東北新幹線に乗ってこれから盛岡に行きます。

新幹線のお陰で東北地方が近くなりましたね。私の中では上野から夜行列車で行く遠いところでした。

今度の旅は関西在住の姉たちと宮沢賢治の花巻と民話の遠野と世界遺産の平泉を巡ります。
関西組は飛行機で花巻空港に午後の便で着きますので、私はその前に盛岡に行って小岩井農場と盛岡市内にある賢治ゆかりの老舗の光原社に立ち寄り、賢治と先代との交流や、よりすぐりの民芸品をみるつもりです。

時間をかけてこの旅のスケジュールを立て訪問先を調べました。賢治の童話や詩を読みましたので、風土を肌で感じてみたいです。空や星や宇宙に多くの作品を遺していますが、それは何処からきているのか空を眺めて考えます。

姉妹3人元気で旅ができることを感謝して楽しい旅をしてきます。
今は亡き母の介護を3人で助け合って見送った褒美と受け止めています。