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新元素113番、理研が「発見者」に認定

2016-01-02 | 科学・技術
 国際純正・応用化学連合(IUPAC)は、「新元素113、115、117、118」を公式に認定した(2015年12月30日)。発見者に命名権が与えられると言う。
 新元素113(仮名称:ununtrium=Uut、ウンウントリウム ) は理化学研究所チームが発見者と認定された。新元素115 (仮名称:ununpentium=Uup) 、117(ununseptium=Uus)、118(ununoctium=Uuo) は、ロシアのDubna研究所とアメリカのLawrence Livermore National Laboratory・Oak Ridge National Laboratoryの共同研究グループが発見者と認められた。これにより、新元素113が元素周期表に初めて日本が命名する元素名で記載される。
 ロシアの化学者メンデレーエフが提唱(1869年)した「元素周期表」には、水素(H:原子番号1)からウラン(U:原子番号92)のうちの63種類が掲載されている。現在ではコペルニシウム(Cn:原子番号112)までの112種類と、フレロビウム(Fl:原子番号114)、リバモリウム(Lv:原子番号116)の計114種類が認定されている。ウラン(原子番号92)までは自然界から発見され、それより重い元素は人工的に合成することでその存在が確認されてきた。原子番号が104以上の超重元素と呼ばれる元素は、すべて不安定でより安定な元素へと短時間で崩壊してしまい、新元素合成の証明はとても困難である。
 ◆新元素113
 新元素113(278Uut)は、原子核に陽子が113個ある。新元素113(278Uut)の平均寿命は2ミリ秒。
 113番元素は、加速器を使って亜鉛の原子をビスマスの原子に衝突させて作製することに成功した。理研の森田浩介さん(現・九州大教授)らのチームが2004年7月、2005年、2012年にそれぞれ1個の計3個を合成した。

 晴れ。気温も高く、最高気温11℃とか・・いつもより寒さを感じない。2日だから初売りの日、街には出かけず近所でお買い物。
 日本独特の観葉植物として愛される、緑鮮やかなオモト、赤橙色の実を付けている。葉・実の美しさから縁起のよい植物とされており、長寿草とも呼ばれる。園芸植物として人気が高く、沢山(1000種以上とか)の品種がある。
 名(オモト)の由来は、根茎が太く大きな株を意味する大本(おおもと)からで、常緑の葉から万年青(まんねんせい)とも言い、良質のオモトを産した大分県の御許(おもと)山からとの説もある。
 オモトは花・実より葉を楽しむ観葉植物で、草丈から大葉種(30cm~50cm)・中葉種(15cm~30cm)・小葉種(3cm~15cm)に分けられる。
 オモト(万年青)
 英名:Lily of China
 学名:Rohdea japonica
 ユリ科オモト属
 原産地は日本・中国
 耐寒性常緑多年草
 開花時期は5月~6月
 花は葉の間から花茎を伸ばし、淡い黄緑色の小さな花が円筒状に密生
 秋(10月~12月)に赤橙色に熟した扇球形の漿果(しょうか)を付ける


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