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ノーベル賞経済学賞に貧困の緩和で業績の3氏に

2019-10-15 | 学問
 スウェーデン王立科学アカデミー(Royal Swedish Academy of Sciences)は、2019年のノーベル経済学賞(Nobel Prize in Economics)を、貧困に関する研究の業績で、インド出身の米国人アビジット・バナジー(Abhijit Banerjee)氏、フランス出身の米国人エスター・デュフロ(Esther Duflo)氏、米国人のマイケル・クレマー(Michael Kremer)氏に授与すると発表した(10月14日)。
 アカデミーは、3氏の「世界の貧困緩和に向けた実験的アプローチ」が評価されたと説明。貧困との闘いにおいて、難問をより細かく、より対応しやすい問いに分割することによって、現場での実験を通じて解決できるようにするという、より効率的な方法を、3氏が見いだしたとたたえている。
 バナジー氏は1961年、インドで生まれた。その妻がフランス出身で46歳のデュフロ氏で、両氏は米マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授を務めている。54歳のクレマー氏は、ハーバード大学(Harvard University)教授。
 因みに、女性が受賞するのは、ノーベル経済学賞の50年の歴史上、2009年のエリノア・オストロム(Elinor Ostrom)氏に次いで、デュフロ氏が2人目となる。

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