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がん細胞ゲノム、21種類2000症例で解読

2015-07-05 | 健康・病気
 政府の「次世代がん研究シーズ戦略的育成プログラム」のチームは、肺がんや胃がんなど21種類約2千症例のがん細胞のゲノム(全遺伝情報)を解読したと発表した(6月29日)。
 ゲノム(英語:Genome、遺伝子(gene)と染色体(chromosome)の合成語)は遺伝情報を担うDNA(デオキシリボ核酸、生物における遺伝情報の継承と発現を担う高分子生体物質)に含まれる塩基対の全配列のこと。人の細胞では約30億塩基対ある。
 がんは正常な遺伝子が発がん物質などさまざまな要因により、突然変異を起こし、それが蓄積して起きる。患者の正常な細胞とがん細胞の遺伝情報の違いを比較して、がんの発生原因を探るのが狙い。チームは、症例ごとにがん細胞の塩基配列をデータベース化。国の審査を通過した研究者らに対してのみ閲覧できるようにする。このほか、がんの種類ごとに、変異することが多い遺伝子のリストを作成した。いずれも個人情報は分からないようにしている
 順次インターネット上で公開する。チームの間野博行東大教授(細胞情報学)は「日本で初めての大規模ながんゲノムのデータとなる。治療法の開発や創薬などに活用されると期待している」と言う。
 各国でもゲノム解析で、病気の早期発見や予防に役立てる取り組みは盛んに行われている。英国では2014年に国民10万人のゲノム解析を始め、米国は今年1月に100万人のゲノムを解析する計画を発表した。遺伝情報や生活習慣と病気の関係を調べる大掛かりなプロジェクトとの事。

 天気は曇り。風が少しある。
 エゴノキにまだ灰緑色の実が付いている。実の他に実と同じ灰緑色の小さなバナナの房たばの様な固まりが付いている。虫瘤(むしこぶ)で、猫の足の連想から「エゴノネコアシ(フシ)」と呼ばれる。虫瘤は、「虫えい、英:gall」とも呼ばれ、ダニ・アブラムシ・タマバエの幼虫の虫が、植物に寄生して部分で、多くはこぶ状になるため、虫こぶと呼ばれる。エゴノキでは主にアブラムシ(エゴノネコアシアブラムシ)により形成され、アブラムシは、8月には次の寄生先アシボソ(イネ科アシボソ属)に引っ越すとの事。
 エゴノキ
 別名:萵苣の木(ちしゃのき)、轆轤木(ろくろぎ)
 エゴノキ科エゴノキ属
 落葉小高木
 開花時期は5月末~6月初
 花は側枝の先に白い花(径2.5cm位)が下向きに咲く
 実(径1cm程度)は楕円に近い球状で灰緑色、秋に果皮がめくれて種子が見える