そらまめ日記

2005年7月10日生まれの男の子:悠さんの成長記録

免許取得に向けて一歩前進

2006年08月30日 | Weblog
アメリカに来て8ヶ月半にもなるのに、依然として免許を持っていない。
これは悠さんのせいだけではなく、私の怠慢でもある。

が、やっと、重い腰をあげて筆記試験を受けに行き、合格!

アメリカで免許を取るのには、日本のような自動車学校に通うのではなく、とにかく筆記試験を受け合格後、公道で自分で練習をして実技試験を行うのが一般的である。
「練習中」のような札を義務付けられているわけではないので、行きかう車の中に、こっそり免許を持っていない、練習中の危ない車が潜んでいるのだ。

それにしても、やはりアメリカは車社会であるせいか、筆記試験の流れが簡易的で、日本とあまりに違うので驚いた。

長くなるが、一連の流れを報告すると。

まずは、申請用紙に必要事項を登録し、受付に並び、番号を取得する。
自分の番号が呼ばれたら、沢山ある窓口の中の一つに行く。
そこでやることは、申請用紙の内容確認、天井から下がっている視力検査表による視力検査(アルファベットを読むだけ)、申請料(26ドル)の支払い。
この申請用紙の内容でおもしろかったのは、自分の髪の色、目の色、身長、体重を記載することだ。
目の色を「BLACK」と記入したのだが、日本人は「BROWN」と記入するとのこと。
それと、交通事故で命を落としてしまった時に、ドナーとして提供するか否かの意思確認。
私は、YESを選んだのだが、ほとんどの日本人はNOを選ぶのだと言われ、ちょっとびっくり。
何でなのかなぁ・・・
まぁ、いろいろな考え方があるのだろうけれど、どうせ灰になっちゃうのなら、誰かの役に立てた方がいいと私は思っている。
(そうそう、話が飛ぶのだが、出産時の臍帯血を寄付したいと思っていて、産婦人科の先生に相談したら、大分ではそのようなシステムが無いとのこと。
東京では連日CMで呼びかけがあっているので、全国展開しているものとばかり思っていた。
軍事費なんかにお金をかけずに、こういうシステムを全国一括導入して運営していくことを提案できるような、そんな人が総理大臣になって欲しいなぁ。)

パスポートの確認も併せて行い申請が完了したら、次は別のブースに移り、写真撮影とサインの登録と、そして親指の指紋登録。
親指の指紋登録・・・日本ではありえない。
大抵の人が免許を取るのだから、大抵の人の指紋が採取できているわけである。
これって、何か犯罪が起こった時の、かなり有効なデータベースになるんだろうなぁ。

で、その後、筆記試験へ。
筆記試験の受付で問題を貰った後に(なんと希望すれば、日本語でテストを受けることが出来るのだ!)、窓口に併設された選挙を行うときのような衝立のあるブースへ移り、立ったまま試験を受けるのである。
で、試験が終わったら、問題を受け取った窓口に回答を持っていき、なんとその場でその窓口の人が手作業で採点をしてくれて、その場で合否が告げられるのである。
もし、落ちた人は、その場で再度試験を受けることが出来るらしい。

予約なしで受験をしにいって、door to doorで1時間で帰宅できた。
悠さんもなんとか騒ぎながらも、持ちこたえてくれた。
それにしてもアメリカでの筆記試験は、なんてシステマチックで簡易的で、そしてアナログなんだろう。

私は無事に合格したので、次は実技試験である。
なんと、試験は自分の車で受けるとのこと・・・・
3週間後までには、受験する予定なので、また内容を報告します。

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5 コメント

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驚き!! (ひろママ)
2006-09-02 21:26:49
あまりに日本の免許取得試験とは異なっていてびっくりしましたこれって国民性の違いなんでしょうか?交通事故等の発生数はどうなんだろうとか、いろいろ波及して考えちゃいますが、先日、日本では酒酔い運転の事故で、3人の兄弟がいっきに亡くなるという痛ましい事故がありました。運転免許取立ての時は、日本式で取ってもアメリカ式で取っても、きっと運転レベルに大きな差があるわけではないと思うので、結局は免許をとってからの意識が大切なのかもしれませんね。では、免許取得に向けて気をつけて頑張って下さい
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免許 (ゆうママ)
2006-09-03 11:20:52
こんなに簡単に取れるんですねっていうか、免許を持っていない人の運転の車がひそんでいるなんてそれって、筆記だけ受かって、練習中で~すって言ったらいつまでも通用してしまいそう・・って思うのは私だけでしょうか?

今週末ってことは、そろそろ運転しましたか?もちろん左ハンドルなんでしょうか?いろいろどうだったか報告を待っています
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おぉっ~! (misaママ)
2006-09-03 21:04:32
実技試験、緊張しますね~

私は運転が得意でないので、何だかこちらが手に汗握りながら記事を読んでおりました



以前、姉からアメリカの運転事情を聴いたことがあります。

是非無理のないドライビングを

あと、うちも「にほんごであそぼ」はよく観ております。←というか、母がはまっている。。

アメリカでも放送されているのですね~。

何だか、感動しました
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Oh!! (さをりん)
2006-09-06 00:42:18
さすがアメリカですねぇ。

話はそれますが、私も、臍帯血相談したら、登録病院ではないからと断られましたホントに、もっと幅広くやって欲しいです。きっと、こういった善意が無駄になっていることって、日本では多いんでしょうね。

ドナー登録も、日本はホントに少ないですもんね。どうせ灰・・それに提供しても、外見はホントにきれいにしてくれるのに・・・。

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おへんじ (そらまめ)
2006-09-09 20:09:09
ひろママさんへ

びっくりですよね~。簡易的すぎて。その場で再試験をするときに、なんと一度落ちた試験用紙を持ち込むことが出来るらしいですよ。(多分、回答付き)

あの福岡の事件、ネットで見ました。事件が起こった場所は、私の大好きな道路だったんです。海の中を走る、素敵な場所なんですよ。酒酔いは、防ぐことが出来るんだから、どうにかして欲しいですよね。例えば、車に乗って、息を吹きかけてアルコールが検出されるとエンジンがかからないシステムを義務付けるだとか。

免許取得、頑張ります!



ゆうママさんへ

1年間、免許を取らずに乗れるんですよ。けれど、免許を持っている人が同乗しないといけないそうですが。そうそう、左ハンドルなんです!左ハンドルネタ、今度ブログにアップしますね。ゆうママさんも新車を購入されたんですよね。うちも買いに行くんです。TOYOYAなのに左ハンドルなんです。(当然ですが)



misaママさんへ

実技が恐ろしいんです・・・。というより、乗ること自体が危険。なんてったって、私はにぶいし、瞬時の判断力が足りないので。

にほんごであそぼ、いいですよね。アメリカでは、月に50ドル払えば、ケーブルテレビで見ることが出来るんです。でも、それはあまりに高いので、母がDVDに撮って送ってくれたんです。販売しているDVDも購入したんですよ。ほんと、大人がみてもおもしろいですよね。旦那がはまってます。



さをりんさんへ

さをりんさんも臍帯血、寄付が出来なかったんですか?くやしいですよね。誰かを助けることが出来たかもしれないと思うと。設備上の問題で出来ない、っていうのって、情けなくなります。やっぱり、日本って国の予算をかける場所を間違えてる。

ドナーで提供しても、外見上きれいにしてもらえるんですか?それは安心です。私もどうせ灰になるんだから、どしどし使って~、と思うんです。もしかしたら、ドナー提供を受ける立場になるかもしれないんだし。
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