先日、損害保険会社のシステム研修を受けてきました。
合併に向けて、今までのシステムから変更があるとのことでしたが、実際研修を受けてみると、見積書や申込書の作成はそれほど大きな変更はありませんでした。変更点といえば、申し込みの計上方法でしょうか。
もともとは手書きの申込書を損保会社に持参して、損保会社の社員が本社に計上していました。それが、代理店のパソコンで申込書作成から本社への直接計上もできるようになりました。さらに、今回の変更で今まで代理店ではできなかった計上入力もできるようになりました。
逆に考えると、今まで社員がやっていた業務を代理店がやりなさいということで・・・、社員を減らして経費削減を考えているのでしょうか・・・。これも合併に向けての準備、といったところでしょう。
映画「踊る大捜査線」では、警察トップは現場のことをわからないといったところが描かれていますが、こういうことは、さまざまな業界で存在するところではないかと思います。保険業界も同じことがいえる気がします。
もちろん、代理店出身者がトップに立つことはないので、代理店のことはわからないのは当然ですが、最近のさまざまな変更は、お客に一番近いところにいる代理店無視のような点が多く見受けられます。対金融庁みたいなところがあるような・・・。実際代理店の意見を聞いてくれるところもないですし・・・。
ま、われわれは黙って従って、その中で頑張っていくだけですが・・・。