goo blog サービス終了のお知らせ 

Le petit cadeau d'une cuisine ~キッチンからのほんの小さな贈り物~

美味しく、楽しく、心も身体も健康になれるように、日々の食卓を綴っています。

フランス旅行 ~Toulose(トゥールーズ)② スミレいろいろ~

2013-10-15 14:19:48 | フランス旅行

20131015_1久しぶりの旅行記続きです。

トゥールーズはスミレの産地としても有名です。そのスミレをアイテムとしたものをいろいろ買ってきました

石鹸や香水はもちろん、食品もたくさんあって、どれにするか悩むところ・・・。

写真は、スミレのヴィネガー、はちみつ、砂糖、チョコレート、砂糖菓子。お茶系もたくさんありましたが、他で紅茶をまとめ買いしたので、そちらは断念。なるべく珍しいものを選びました。

一番気になるヴィネガーはまだ使っていないのですが、ヴィネグレットにしたり、お肉のソースに使ってみようと思っています。

そして、はちみつとお砂糖は、とりあえずお味見をかねて、ワッフルにたっぷりかけて戴きました。20131015_2

予想していた通り、香りは少しきつめ(フランスのものは大抵そうですね)で、焼き菓子などにいれるとちょうど良いかな~という感じ。次回は、マドレーヌか何かに使ってみようかと思っています


フランス旅行 ~Agen(アジャン)~

2013-10-04 16:14:08 | フランス旅行

20131004_1久しぶりの旅行記です

今回、どうしても行きたかった街の一つがAgen(アジャン)。

トゥールーズからもボルドーからも離れていて、これと言った観光地ではないのですが(でも、中心部にある美術館はとっても立派で楽しめました)、知る人ぞ知るプルーンの名産地です。

日本では、カリフォルニア産が多く出回っているので、お目にかかることは少ないですが、大粒でぷっくりとしていて、とにかくジューシーで、一度戴くとやめられなくなる美味しさです

ちなみに、我が家では数年前から、とっても贅沢ですがプルーンはフランス・アジャン産のものと決まっています(笑)

ここまで思い入れ(?)のあるプルーンなので、どうしても本場に行ってみたくて、地元で一番古くから創業しているコンフィズリーに行って、いろいろお試しさせて戴きました

まず、写真右が普通のセック(ドライのプルーン)。左がミキュイ(低温でじっくりとオーブンにいれているそうです)。ミキュイの方が、ふっくらしていて、さらにジューシー。これだけで、もう立派なおやつです

20131004_2そして、こちらが私的大本命 ミキュイの大きなプルーンを丸ごとショコラで包んだものです

期待通りの美味しさで、帰国後、毎日一粒づつ戴くのがお楽しみ

こちらのお店は、他に卸していたりしないそうなので、ここまで来ないとこれは食べられないのよ!と、お店のマダムがにっこりしながらお話してくれました。

またいつか再び、このショコラがけのプルーンだけを求めに、アジャンを訪れたいなぁ・・・と、早くも思っております


フランス旅行 ~Albi(アルビ)~

2013-09-27 22:08:08 | フランス旅行

20130917_1トゥールーズ近郊で行きたかった街の一つがアルビ。街がとってもきれいだと聞いていたのと、トゥールーズ・ロートレック美術館に行きたかったのです。

カルカッソンヌなどとはまた違った街の雰囲気で、のんびりとした落ち着いた綺麗な街でした。

20130917_2こちらは、美術館の庭園です。もともとはお城だったので、とっても美しいお庭 美術館も想像を超える絵画やデッサンの量で、満喫することができました。

ここの他にも、カストルで行ったゴヤ美術館のお庭もとってもきれいでしたよ

街の中を、気になるお店があるたびに寄り道しながらのんびり歩くのが大好きです 今回は、移動はほとんど車でしたが、街の中はとにかく歩きました

同じ地域でも、少しづつ、雰囲気が違っていておもしろいです。


フランス旅行 ~Canal du Midi(ミディ運河)~

2013-09-25 13:30:48 | フランス旅行

20130916_1城塞都市「シテ(cité)」を満喫した日はそのままカルカソンヌに宿泊し、午前中は近くのミディ運河を散策しました

ミディ運河は、トゥールーズでガロンヌ川ら分岐し、地中海に面したトー湖にいたる全長 240 km、支流部分も含めた総延長では 360 km に及ぶ運河で、19世紀に鉄道に取って代わられるまで、大西洋と地中海との間を船舶で結ぶ、重要な輸送ルートでした。

ルイ14世の国家プロジェクトとして作られたこの運河も、世界遺産です。

とにかく長いので、あちこちでミディ運河には出会えるのですが、トゥールーズのような街中より田舎の方が趣のある風景が広がっていると聞いていたので、カルカソンヌでお散歩することに。クルーズもいろいろあるのですが、寒かったので今回は見送り

運河なので水面と地面の差もほとんどなく、歩いてお散歩して十分に雰囲気は楽しめました 個人でクルーザーを持っている方達が、朝ご飯を船の上で食べているのがとっても気持ちよさそうだったなぁ

午後からは、また次の街に向かって出発です


フランス旅行 ~Carcassonne(カルカソンヌ)~

2013-09-24 21:23:17 | フランス旅行

20130915_1今回は、トゥールーズを拠点にいくつかの周辺の街に行ってきました

まず、空路でパリ・オルリー空港からトゥールーズ・ブラニャック空港へ。そこで、車を借りて、今回の目的の一つであるカルカソンヌを訪れました。

カルカソンヌは古代ローマ時代に建設された現存する最古のヨーロッパ最大といわれる城塞都市「シテ(cité)」がある街です。

日本では、パリから近い分、モンサンミッシェルの方が有名ですが、こちらも世界遺産。「<wbr></wbr>カルカソンヌを見ずして死ぬな」という格言もあるくらい、ヨーロッパでは人気の観光地です。

お城好きの私にとっては、とっても楽しみにしていた場所。念願が一つかないました

川をはさんだ手前側から歩いていくのですが、想像していたよりはるかに大きく高い お城ではなく城塞都市なので、考えると当然なのですが、とにかく中もとっても広くて、中世にタイムスリップしたような気分になります。 

そのシテの中に中心となるコンタル城は、中にも入れるのですが、とにかく登って降りて歩く歩く!そしてうわさ通り、風が強い! 恐らく、帰国後の腰痛の原因の一つに確実になっています(笑)

思った以上のスケールで、本当に感激しました。すっかり写真に撮り忘れましたが、夜のライトアップも圧巻です なかなか行きにくいところなのですが、本当に行けてよかったです。


フランス旅行 ~Gerblé(ジェルブレ)~

2012-09-18 17:03:30 | フランス旅行

20120918_1日本でも売られている栄養食品ブランド、ジェルブレ。小麦胚芽をはじめとした素材本来の栄養が香ばしいビスケットのなかに入っています

写真は、どこか忘れてしまいましたが、旅行中に立ち寄ったスーパーで、日本では見ない味だったので購入しました

ダイエット食品なのに、このビスケットは本当に美味しい 私の場合、ダイエットというより、小腹がすいた時のおやつとして食べています

20120918_2日本では見ない味が、他にもたくさんあったので、日本にも入ってくれば良いなぁと願っております


フランス旅行 ~ミシュランガイド~

2012-08-24 21:12:45 | フランス旅行

20120824_1今回の旅行で、一番のお役立ちアイテムが、写真のミシュランガイド

レストランの評価を星の数で表す赤い本(レッド・ミシュラン)が日本では良く知られていますが、こちらは緑を基調としていることからグリーン・ミシュランと呼ばれる旅行ガイドブックです。

ミシュランはタイヤメーカーなので、当初は自動車運転者向けに出版されたのが始まりなのは有名ですね~

買ったのは、ボルドーやバスク地方を含むアキテーヌ。ボルドーに到着した初日に本屋さんで買いました 私のフランス語レベルでも読めるところもたくさんあり、日本ではガイドブックすらないような地域や小さな街まで、駐車場の場所や、見どころ、レストランなど載っていてとても役に立ちました

後で見つけたのですが、最初の方にはアキテーヌ地方の歴史やグルメ、そして建造物の見方など、読み物としても大変興味深く、少しづつ読んでみたりしています。

次回行く時も、街に着いたら、まず本屋さんに直行です


フランス旅行 パリ編 ~MAILLE(マイユ)~

2012-08-23 22:49:28 | フランス旅行

20120823_1今回のフランス旅行は、最終日に半日だけパリに滞在しました。目的は、ずばり買い物!友人達へのお土産や、自宅用など、いろいろな食材と調理器具を買ってまいりました

こちらは、日本でもよくみかけるMAILLE(マイユ)のマスタード。パリとディジョンに本店があり、いつも必ず立ち寄っています。

日本では粒入りのアンシエンヌか、ディジョン・マスタードと呼ばれるクリーム状のものしか見かけませんが、本店には何十種類ものテイストのマスタードがあり、選ぶのが楽しいような、困るような・・・。パティスリーのように”季節の新作”的なものもあって、初めて訪れた時には、とっても驚きました

写真は定番商品の同じくディジョンの名産品カシスが入ったものと、セップ茸とフレッシュのフロマージュが入ったもので、毎回買っている2品です。ワインが入っているのか、日本のものより、アルコールが利いているものもあったりして、まさに大人味のマスタード。我が家ではシンプルに豚肉のソテーやじゃがいもにつけて戴くことが多いです。

次回(かどうかは?ですが)は、ディジョンがあるブルゴーニュ地方へも是非行ってみたいと、ひそかにまた考えております


フランス旅行 バスク編⑧ ~Cerises noires(スーリーズ・ノワール)~

2012-08-10 15:51:49 | フランス旅行

20120810_1バスク地方の特産品についていろいろ書いてきましたが、Cerises noires(スーリーズ・ノワール)も有名な特産品の一つです

ダークチェリーの1種で、本来のガトーバスクに入っているのがこれです

ガトーバスクに使うつもりですが、同じくこの地方の特産の羊のフロマージュ、オッソー・イラティ・ブルビ・ピレネー(Ossau-Iraty Brebis Pyrenees)と合わせるのも絶品だそう。いろいろ試してみるのが楽しみです


フランス旅行 バスク編⑦ ~山バスク アルデュード村~

2012-08-08 15:35:20 | フランス旅行

20120808_1写真の奥に見えるのは、キントア豚。エスペレット村からさらに足を延ばして、スペイン国境がすぐそこのアルデュード村へも行ってきました。

ここの目的は、ピエール・オテイザさんの生ハム工房兼ショップです。日本ではフランスの生ハムがほとんど出回っていないので、あまり知られていませんが、ここの生ハムは本当に絶品

ピレネー山脈の山あいで木の実を食べて育ったキントア豚は、スペインのイベリコ豚とほぼ同じ品種です。

20120808_2日本から来たことを伝えると、アトリエのマダムも、そこにいたお客さん達も本当に喜んでくれて、拍手で迎えてくれました

生ハムは持ち帰ることができないので、そこでイートインです お昼間でしたが、ワインと一緒に、生ハム、サラミ、パテ、アンドゥイエット、ブーダンなどいろいろお腹いっぱいになるまで食べつくしてきました 一度に、これだけ多くの種類のシャルキュトリー(豚肉加工品)を食べたのは初めてです(笑)

お食事の後は、せっかくだからアトリエの外のバスクの山を、キントア豚を見ながらお散歩してくるといいとすすめられ、ぷらぷらとお散歩してきました。雨で気温も低く、長時間歩くことはできなかったのですが、本当に空気がきれいで、美味しくて、健康的に育つのも納得です。

20120808_3_2お土産には、パテ2種類と、一緒に戴くと美味しい、バスクのピーマン(エスペレット村のピーマンとはまた種類の違うピーマンです。)と黒さくらんぼの酢漬けを買ってきました

これにピマン・デスペレットを少しかけ、チーズと生ハム、ワインがあれば美味しい前菜の完成ですね