goo blog サービス終了のお知らせ 

Le petit cadeau d'une cuisine ~キッチンからのほんの小さな贈り物~

美味しく、楽しく、心も身体も健康になれるように、日々の食卓を綴っています。

フランス旅行 バスク編⑥ ~山バスク エスペレット村~

2012-08-07 23:33:15 | フランス旅行

20120807_1滞在したオーベルジュからすぐ近くのエスペレット村。AOCのPiment d'Espelette(ピマン・デルペレット:バスクの唐辛子)で有名な村です

小さな村ですが、聞いていた通りホテルにもお店にも、家にも壁一番にピマンが吊るされていました

20120807_2ちょっとした博物館のようなピマンのアトリエに入ると、まずマダムについて来てと言われ、アトリエの外へ。そこには、ピマン・デスペレットの畑がありました。

20120807_320120807_4_220120807_5これが真っ赤になるまで、ゆっくりと育てられるんですね。

アトリエに戻ると、今度はピマン・デスペレットの説明やら、それを使ったいろいろな商品の食べ方などを、説明してくださいました。

同じくバスクの名産、生ハムやフロマージュと合わせると美味です

20120807_6日本で見かけることができるものもありますが、地元だけあってとにかく安い(笑) だからというわけではないのですが、いろいろ食べ方も教えてもらったこともあり、いろいろ購入してきました

一番左が粉状のピマン・デスペレット。これは以前より大好きで、バスクに行く前から我が家には常備しています。日本の唐辛子より辛味は少なく、香りもよいので、お肉やお魚、サラダやマリネ、エスカベッシュなど、いろいろなものにかけて楽しんでいます

後は、ピマンのジュレ、コンフィチュール、ペースト。コンフィチュールは甘さの中にピリッとした辛さがあり、チーズと合わせると絶品でした

しばらくは、我が家ではピマン・デスペレットを使ったお料理が大流行の予定です


フランス旅行 バスク編③ ~山バスク ラ・リューヌ山~

2012-08-02 22:57:23 | フランス旅行

20120802_1フランス側のバスクと言えば、海側のバイヨンヌやビアリッツが有名ですが、山側にも素敵な場所がたくさんあって、後半はサール村にあるオーベルジュに滞在し、さらにのんびりとした時間を過ごしました

本当に空気が美味しくて、静かで心が洗われます 後数kmでスペインというだけあって、街中ではスペイン語もよく聞かれました。

そのサール村から、バスクで一番の景勝地として有名なRa Rhune(ラ・リューヌ山)に上る登山列車が出ています。

20120802_220120802_3小さな駅もとっても可愛らしいのですが、小さな機関車が木製の列車を引っ張っていく列車もまた可愛らしい~

20120802_4この日は、お天気がイマイチだったのでお客さんも少なかったのですが、春から秋にかけてだけ運行しているこの登山列車は、トップシーズンの夏は行列ができるそうです。

20120802_5乗る前に、今日は山頂は真っ白で何も見えないよ、と車掌さんに言われたのですが、そのお言葉通り、スペイン領である山頂は、どちらがスペインでどちらがフランスなのか方角も全くわからないほど霧が深く、そして信じられないほどの寒さでしたが、途中までは、海岸線やら自然あふれるピレネーの緑が一望できて、楽しいひと時を過ごすことができました

「フランスの美しい村」にも登録されている村がいくつかある山バスクも、とってもよいところです




フランス旅行 ボルドー編④ ~マルシェ~

2012-07-23 18:01:58 | フランス旅行

20120723_1ガロンヌ川沿いのChartrons(シャルトロン)辺りで毎週日曜日に開かているマルシェ(市場)。

思っていたより長くて、八百屋さん、お肉屋さん、お魚屋さん、パン屋さん、チーズ屋さん、スパイス屋さんなどなどいろんな食材のお店が並んでいて、これがどれも本当に美味しそう

食材のお店の他にも、牡蠣を(もちろんワインと一緒に)食べさせてくれる屋台や、ピザの屋台(車に釜がついていてびっくりしました)、お惣菜屋さん、パティスリーなどなど、本当にいろんなお店があり、毎週こんなマルシェでお買いものできたら、食卓が豊かになるだろうなぁ~と羨ましい限り

あいにく小雨がふっていたので、写真はほとんど撮れなかったのですが、上の写真はフロマージェリー。本でしか見たことのないいろいろなチーズや、本でも見たことのないチーズもたくさんあり、珍しくて写真を撮らせてもらいました。香りがなかったら、おまんじゅうのようにも見えますね

20120723_2今回は、ボルドーでは晩御飯を全て予約していたので、部屋のキッチンで調理することもなく、生モノはあきらめて歩いていたところに見つけたのが、これ

Sel de vin(ワインの塩)スパイス屋さんなら、何かお土産になる珍しいものはないかと思って、みつけたものです。

最近は日本でもよく見かけるようになったフルール・ド・セルに4種類のスパイスとボルドーの赤ワインで風味をつけたものだと説明してくれました。

おススメの使い方を聞いたら、グリルしたお肉に仕上げにふりかけて戴くと、それはもうすごく美味しいんだ!と、力を込めて説明してくださいましたもちろん、ボルドーワインと合わせてね!とも

お味見させてもらったら、スパイスが利いていてとっても良い香り。お味はフルールドセルと、ワインの味がほのかにするので、いろいろお料理に使えておもしろそう 

街並みもキレイで、ゆったりと時間が流れていて、美味しいものがたくさんのボルドー。近郊の街にも行ってみたいので、また必ず訪れたいと思います。

次回からは、後半のバスク地方について報告していきますね


フランス旅行 ボルドー編①

2012-07-18 00:15:05 | フランス旅行

20120717_1今回は、パリ・シャルルドゴール空港に朝に到着し、そのまま空路でボルドーへ

写真は、空港ではなくTGVからローカル列車まで発着するボルドー・サン・ジャン駅

趣があって、とっても良い雰囲気の駅でした

20120717_2ボルドーは、ワインがあまりにも有名ですが、世界遺産の街で見所がたくさん。車を借りてワイナリーや近郊の街へ足を延ばすことも考えたのですが、今回はゆっくりと街中の散策に時間を使いました

20120717_4こちらが夜のブルス広場。この手前にガロンヌ川が流れています。およそ2cmに薄く張った”鏡の水”と呼ばれる泉にライトアップされた建物が鏡のように映ってとっても綺麗なのですが、この日は風が強くなかなかガイドブックのようにに写真を撮ることはできませんでした(笑)

でも、とっても綺麗でした

20120717_5こちらは、大劇場。世界で最も美しい劇場の一つとされていて、お昼も夜も壮観 しばらくうっとり眺めていたくて、前のカフェで休憩がてら景色を楽しんだ私です

シーズン外だったので、パリのオペラ座ガルニエのモデルにもなった内部の見学に是非行きたかったのですが、この日はやっていなくてとっても残念

次回、行った時(?)は、見学もしくは、オペラやコンサートなど、是非観賞してきたいと思います

写真にはありませんが、とっても興味深く楽しかったのがアキテーヌ博物館。ボルドーを含むフランス南西部をアキテーヌ地方と言うのですが、教科書でしか見たことがなかったラスコーの壁画の一部があったり、ローマ時代から繁栄していた歴史や、ワイン貿易で栄えた時代の資料やものをたくさんみることができて、とっても興味深かったです。

世界史をきちんと勉強したくなりました

個人旅行は、ぷらぷらのんびり歩けて、こういう時ちょっと贅沢です

次回は、ボルドーお食事編の予定です


ハーブティー ~フランスで買ったもの⑦~

2011-02-06 18:54:13 | フランス旅行

20110206_1最近、とってもお気に入りのお茶です Tilleul(ティヨル:菩提樹)とVerveine(ヴェルヴェーヌ:クマツヅラ)の2種類。英名だとリンデンとヴァーベナになります。

いずれもフランスではとってもメジャーなハーブティーで、ハーブティーの美味しさがイマイチわかっていなかった私ですが、この2種類はおススメとフランスに行く前に聞いて、買ってきました

あまり期待しないで飲んでみたのですが、これが期待を裏切る(?!)美味しさ 最近はコーヒーを飲む頻度よりこちらの方が多いくらいです。

フランスではメジャーでも、日本では探すのは大変なのでしょうか・・・? 詳しい方がいらっしゃいましたら、是非教えてくださいませ


あけましておめでとうございます!

2011-01-01 20:05:44 | フランス旅行

20101226_1_3みなさま、明けましておめでとうございます

12月がほとんど更新できず、中途半端に2010年のブログを終わらせてしまい、申し訳ありませんでした

腰痛はほぼ治ったものの、12月はコルドンの最終試験のルセットの1度目の提出があったり、少し新しいことを始めたりしてバタバタ続きでした。そして後半の10日間はフランスへ行っておりました

出発前から、ヨーロッパには大寒波が訪れていて、何かと不安でしたが、大きな予定変更なく無事に帰ってくることができました 写真は、Noëlの日のシャンゼリゼ通りのデコラシオンです。今回の旅行の目的の一つだったので、とっても満足 写真ではイマイチ伝わらないかもしれませんが、とってもキレイでした~

 あんなに寒くなければ、もっとゆっくり見れたのに、とも思ったのですが、あの寒さの中で見るからこそよかったのかもしれませんね

20101226_2こちらが、間近からの凱旋門。圧倒的な存在感で、何度見ても、パリに来たなぁと思わせてくれます

フランス旅行報告も、折々書いていきますね 今年もまた一年、少しでも腕が上がるように、そして喜んでもらえるようなお料理やお菓子が作れるように頑張っていきたいと思いますので、お時間ある時にお付き合い頂けると嬉しいです