耳栓と精神安定剤と少しの音楽

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「夜は短し歩けよ乙女」 森見 登美彦 を読んで

2012-12-11 22:54:47 | 

私がこの本の存在を知ったのは5年程前だ

確か雑誌?に広告が載っていて、その表紙のイラストを見て

これ、アジカンのCDのジャケット描いている人でない?

と思い、急いでアジカンの歌詞カードを見て確認して、やっぱりそうだ!!と思ったのだ

当時はもちろんアジカンは好きで聴いていたし、そのCDのジャケットも好きで

よく眺めては、どうにかしてこのCD(ジャケット)を部屋に飾る方法はないものかと

そんなCDラックを探していた程気に入っていたのに

肝心の描いている人にはまるで興味がおよばず

初めてそこで「中村佑介」という名前を知ったのである

その年の本屋さん大賞2位を受賞したこの「夜は短し歩けよ乙女」は

本屋で平積みされていて、すぐに見つけることができた

買ってからは、表紙を眺めては「やっぱり可愛い、綺麗、美しい」と思ってはいたものの

肝心の中身はというと…

当時全然本を読むということをしていなかった私は数ページで読むのを断念

やっぱり、私には本は読めない…寝てしまう

と本棚に仕舞ったままになっていたのである


そして、今年、耳がこんな状態になり音楽が聴けなくなった代わりに始めたのが

読書である

それも、中村佑介さんのイラストが表紙の文庫を集めることである

その一環で、単行本を持っているにも関わらず、イラストが違うをいう理由で文庫も買ったのだ


で、ようやく5年ぶり読んでみたのだけど、これが面白い

そこで、もう一つ説明しておきたいのが、この「森見 登美彦」さんの作品の

「四畳半神話大系」である

この「四畳半神話大系」は2年半ほど前に中村佑介さんのイラストでアニメ化されたのである

しかも、オープニングテーマ曲はアジカンである

これは見るしかないでしょう!!と見はじめたのはいいものの

最初は凄く面白かったのに、途中から厳しいことに…

それでも、アジカンがオープニングで中村佑介さんのイラストということもあって

最後まで見たところ、これが最終回が凄く良かった

ホント最後まで頑張って見てて良かったと思う作品だったのです

そんなことで「森見 登美彦」さんに免疫のついた私は

今回はすんなり「夜は短し歩けよ乙女」を読むことが出来たのです

まさにこれが「森見ワールド」なのかな?

かなり似た世界観だと思います

ハチャメチャな世界ではありますが、私はこういうのは結構好きです

極端な例を言うならばアニメ版の「うる星やつら」的な

内容についてはいつもの様にふれませんが、

ハッピーエンドで良かった良かったという感じ

後味良いのって大事だよね


評価は文句なしで

★★★★★です!







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