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耳栓と精神安定剤と少しの音楽

アニメ、スイーツ、本、音楽、
聴覚過敏、母子CM関節症、腰椎脊柱管狭窄症
について書いています

さんちゃん三七日(みなのか)

2012-12-03 22:00:00 | さんちゃん&ななちゃん
いつものように、お線香をあげ、水をあげることぐらいしか私はしていません

両親もお経を流し、お線香をあげてくれたそうです

花を長持ちさせるために、延命剤を使ってみたのですがこれが逆効果

水を取り替えずにいたら、腐ってドロドロになっていました

花は何故か枯れずに色もあせずにドライフラワーの様な状態に

希釈間違えたのかなぁ



「第二法廷を抜けた後、7日間休まず歩を進めると、宋帝王の第三法廷にたどり着きます。ここでは邪淫(じゃいん)の罪が裁かれます。邪淫とは淫らな性的行為のことです。宋帝王は猫と蛇を操り執拗に生前の行いを暴きます。この間に守護してくれるのが文殊菩薩(もんじゅぼさつ)様です。文殊菩薩様はお釈迦様の説かれた真理を理解する「智慧(ちえ)」を授けてくれます。」
                     社団法人 市民法事センターホームページより抜粋

さんちゃん二七日(ふたなのか)

2012-11-26 22:00:00 | さんちゃん&ななちゃん
私は特にいつもの通り、お線香をあげ、水をあげ、花の水を取り替える

くらいのことしかしていないのだけど

父は熱心に私が会社に行っている間、何回もお経を流してくれて

両親ともにお線香をあげてくれたそうです



「第一法廷をを抜けると、そこにはかの有名な「三途の河」があります。三途の河の名前は渡る方法が三種類あるという意味です。善人・普通・悪人がそれぞれ浅い・普通・深い場所を渡らねばいけません。
「三途の河」の河原を「賽の河原(さいのかわら)」といって、親より先に亡くなった子ども達が親を悲しませた罪を償うために一生懸命に石ころを積み上げて塔を作っています。「ひとつ積んでは父のため、ふたつ積んでは母のため・・・」五つ積むとその罪を許され三途の河を渡れるのですが、鬼がやってきてはことごとく壊されるのです。その鬼から子供たちを救ってくれるのがお地蔵様です。水子供養する際にお地蔵さんを本尊にするのはこのためです。

三途の河を渡るとそこには二人の爺婆がいて、爺に着ている衣服を剥ぎ取られ、婆にその衣服を「衣領樹(えりょうじゅ) 」という樹木の枝に掛けられてそのたわみ具合で魂の罪の重さが測られます。

次に第二の法廷、初江王のもとにたどり着きます。ここでは殺生(生き物を殺すこと)の罪を裁かれます。この間に魂を守護してくれるのは釈迦如来(しゃかにょらい)様です。釈迦如来様はこの世の無常をとき、安らぎを与えてくれます。」
                     社団法人 市民法事センターホームページより抜粋

さんちゃん初七日

2012-11-19 23:00:00 | さんちゃん&ななちゃん
とりあいず、今日は仕事と病院なので

私は朝は水を取り替えて、お線香を上げただけだ

私がいない間、両親がお経をかけて(ネットでダウンロードしたやつ)あげたらしい

私が帰ると、父が「三途の川もう渡って行っちゃったぞ」って言われた

そんなぁ

せめて私が帰るまではこの家に居て欲しかったなぁ

まだ居るかもしれないので、いつもの水入れの水を取り替えて置いておいた

明日からは仏壇のお水だけになるのか

湯たんぽはななちゃんのためにも2個そのままこたつに入れてあげることにした


ちなみにお線香なのだけど、私はセリアで買った白樺の香りが気に入っていたのだけど

父に「服に匂いが付く!」と言われたので、

今はダイソーで買った緑茶の香りしかも短めをあげている

私はこれはあまり好きではない、なんかいかにも煙!って匂いだから

だから、こっそりたまに白樺を私はあげているけれど

匂うからすぐバレちゃうんだけよね

さんちゃんだって良い香りが良いよね

って、どっちも嫌いそうだけど…





「初七日とは、亡くなられてから七日目(特殊な数え方をしますので正確には六日目)に行う法要です。

人間は死を迎えることで魂が肉体を抜けだし、生前犯した罪を償うために魂の浄化の修行の旅に出ます。先ずはじめに全長が800里もある「死出の山」をかすかな光を頼りにひたすら7日間歩き続けます。始めにたどり着くのが第一の法廷、秦広王のもとです。ここでは、この地に何が故来ることに至ったかを問われます。この7日の間、不動明王(不動明王)様が魂を守護してくれます。不動明王様は一切の悪障を焼き尽し、現世への未練をその剣で断ち切り、綱で導いてくれる仏様です。」
                     社団法人 民事法事センターホームぺージより抜粋

…。

2012-11-16 23:07:41 | さんちゃん&ななちゃん
悲しみは日が経つに連れて大きくなっていくものなのかな

亡くなった日とその次の日(お別れの儀)は非日常の中にいたせいか

たくさん泣きはしたけど、まだ実感が無かった

昨日からは普通に会社にも出勤している

日常に戻ると、その空白は露わになる

朝起きると、まだ暗い玄関で待っていた

ご飯をせがむ声

もう、その声を聞くことはできない


仕事から帰ると、手洗いうがいをして真っ先にさんちゃんの元に行った

帰ってさんちゃんに会うのが楽しみだった

特に体調は悪くなってからは

少しでもそばに居てあげたかった


仕事中もたくさんの後悔が頭をめぐる

考えても仕方のないこと

前日に夜間病院に行っていれば

特に前日はご飯をいつも以上に欲しがっていた

こんなことになるなら、好きなだけ食べさせてあげれば良かった

そもそも、食事の量をきちんと管理していたら糖尿病になんてならなかったんじゃないか

でも、それは無理か

一日中お皿にご飯は入っていたけど

袋に書いてある半分くらいの量しかそもそも食べてはいなかった

安いご飯にしたのがやっぱり良くなかったのか

最初は張り切ってサイエンスダイエットをあげていたけど

途中から金欠でカルカンになってしまった

そもそも、糖尿の体質だったのかもしれないし、ウチの家系みたいに

こうなる運命だったのかな

それとも、私の厄年にさんちゃんを巻き込んでしまったのか…


家族みんながさんちゃんの死を悲しんでいる

父はさんちゃんのためにお経を覚えて読むという

まぁ、私は耳がこんなんなので、私の居ない時にそれはしてもらうとして

線香には食事と会話の意味があるらしい

嫌いだった線香の匂いも今では良い匂いに感じる

不思議なものだ

でも、その匂いを嗅ぐと、尚更に死んでしまった事を実感する

それでも、何かせずにはいられない

7日間、この世にまだ居るさんちゃんのために

そして、その後も




さんちゃん、今までありがとう

2012-11-14 23:15:49 | さんちゃん&ななちゃん
今朝起きる時、私はさんちゃんの夢を見た

なかなか起きて来ない私を起こすために、お母さんがななちゃんを連れて私の部屋にやってきた

ななちゃんを私のベッドに乗せて、お母さんは雨戸を開けている

すると、足下には痩せ細ったさんちゃんが居て、私の顔の方へ歩いて来た

「お母さん!さんちゃんが生きているよ!!」

おしりのに詰められた綿を取ってあげて、私は急いでさんちゃんを抱いて台所へ行った

あのヤブ医者め!さんちゃんはちゃんと生きているじないか!と思いながら

そして、たくさんのご飯をあげた

今まで食べさせてあげれなかった分、たくさんあげた

そこで目が覚めた…


涙が溢れた

さんちゃんは冷たいまま動かなかった

時間はそんなに遅くはなかった

お母さんはもう起きていて朝食を作っていた

逆に「早い」と言われてしまった


朝一番にスーパーに花を買いに行った

そして、さんちゃんには紙で作った箱にたくさんのご飯を入れてあげた

お別れの議は午後からだった

場所はお寺だったけど、その敷地に一角に動物霊園がある

想像とは違い、プレハブ小屋だった

お経を読んでくれたのもお坊さんではなく、普通のおじさんだった

さんちゃんが焼かれている間、霊園の案内と法事の話をされた

ゆくゆくはこういう所に納めた方が良いのかもとも思った

一番は私達家族と同じお墓に入れてあげるのが理想だけど

普通のお寺はそれを嫌う

残されたこの子達のお骨はきっと私達家族が死んだ後はゴミとして処分されてしまうだろう

まぁ、誰が一番最後まで残るかはわからないけど

順番的には私だけど、たぶん違うから

できる事なら、私の骨はいくらでも砕いて粉々にして良いから

この子達のお骨も一緒に骨壺に入れてもらいたい

それが、一番の理想かな

そんな事を考えながら霊園内を歩いた

私は基本無宗教だ

「死んでしまえば魂などない」

でも、法事の話を聞いて少しはそれを信じる気になった

それは、さんちゃんが私にとって一番大切な存在だったのだからだ

最初の7日はまだこの世に居るという

なので、その間は今までと同じようにご飯(ななちゃんが食べてしまうので袋のまま)と

水と寝る時は湯たんぽを用意してあげることにした

七日ごとに如来様に会う時は私達も応援してあげることにした

そして四十九日には薬師如来様に会って身体の悪いところを全部治してもらえるという

それまではあの身体で辛い旅だなと思った

それで晴れて天国に行けるという

さんちゃんの四十九日は大晦日だ

来年からは天国での生活になる

私達はさんちゃんを想って悲しむのも百箇日までだという

それ以降悲しんでいると、さんちゃんは私達を心配して新しく生まれ変わることが出来ないらしい

「私たちを待っていてはくれないんだなぁ」と少し寂しくなった


ななちゃんは独りになってしまい寂しそうだ

食欲もあまり無い

しかも、ななちゃんはお母さんにしか懐いていないのだ

基本、私と父のはいつも逃げられてばかり

それも、寂しいけど仕方無い

嫌いな物を好きになれというのは難しいことだ

時間をかけて少しでも気持ちを許してくれればといつも思っている