浅井裕介さんの公開制作「尻尾(しっぽ)の森」のご紹介です。
灰色の工場跡(180平方メートル!)の建物内にマスキングテープを使い、一面に描いています。
期間中に制作が進行していく、お客様参加型の展示です。
「しっぽの森」をテーマに床には大きなきつね?
しっぽが天井や壁に伸びていっています。
浅井さんは、「剥がせば作品が消えてしまう」というはかなさに惹かれ
マスキングテープを表現の素材として選び
10年も前から使ってきたのだそうです。
大原美術館にも作品が収蔵されていて、テープでの制作活動を知ったカモ井さんが、見学に合わせて依頼をされたそうです。
昔、子供のころ読んだちょっぴり怖さも感じる童話の世界の雰囲気。
しっぽの森の植物たち。
個人的には、光に透けるマスキングテープの妙に惹かれます。
参加したのが15日でしたから、まだまだ制作がはじまったばかりでしたが、
お客様より、下記の写真をいただきましたので、制作の過程を比較してみてください。
21日。
24日。
また、公開制作の様子がUSTREAMでも公開されます。
http://www.ustream.tv/channel/mt-factory-tour/