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湘南気まぐれ写日記

「湘南に咲く花」や「風物」、そして「身近な小物たち」の写真を中心に気ままにつづった身辺雑記です。

定家葛が一面に花をつけました

2005年05月15日 | 花尽し
定家葛(テイカカズラ)は森の中で木や岩の表面を覆うように生えている常緑つる性の植物です。塀などに這わしている家も多いので、この時季その一面に花をつけている姿を散歩の道すがらよく目にします。花の径は5~6センチ、はじめ白い色をしていますが、次第に淡黄色へと変化します。キョウチクトウの仲間です。今日はアップでのお届けです。

大言海によりますと「謡曲ノ定家ヨリ名トストゾ。或ハ云ウ、庭下カト」とあります。

葉が生け垣などによく植えられている柾(マサキ)に似ているところから、昔は柾の葛(マサキノカズラ)と呼ばれました。


謡曲・定家←ご興味がおありの方はこちらのHPを

唐招霊が花をつけています

2005年05月13日 | 花尽し
日本に自生する招霊の木(オガタマノキ)は神木として神社の境内等に植えられています。昔から榊(サカキ)などと同じく神前に供える樹で、招霊(おぎたま)が転じてオガタマになったと言われています。径3~4センチの白い花で芳香があります。モクレンの仲間で、招霊木蓮(オガタマモクレン)とも呼ばれます。写真は招霊の仲間で、家の庭などでもよく見かける中国産のトウオガタマ(唐招霊)です。花は淡橙色で花びらの縁が紅紫色をしています。

万年草がたくましく咲いています

2005年05月12日 | 花尽し
道路の脇や石垣などで、今、黄色い小さな花を一面につけているのは万年草(マンネングサ)。葉の肉が厚く、ここに水や養分が十分蓄えられているので、引き抜いて捨てておかれてもなかなか枯れないたくましい草です。名前の由来もこんなところにあります。ベンケイソウの仲間です。

ご存じ紫詰草のお目見えです

2005年05月11日 | 花尽し
先日ご紹介した白詰草に続いて、近くの空き地で紫詰草(ムラサキツメクサ)が花をつけ始めました。よくご存じのレッドクローバー。別名赤詰草とも。

日本へは牧草として明治初期に持ち込まれました。それらが野生化、現在は道端や空き地のそこここで見られます。

ただ、近くで、あまりしげしげご覧になったことはないと思いますので、今日は、ぐっと近寄っての撮影です。マメ科特有の蝶形花が毬のようにかたまって咲く姿をとくとご覧ください。

不思議花 海芋

2005年05月10日 | 花尽し
今年も水辺で和蘭陀海芋(オランダカイウ)の咲く時季となりました。白い花弁のように見えるのは苞(仏焔苞 )で、その中に黄色の小花の集まりの花柱が立っています。最近は鉢植えとしても栽培されています。園芸界ではカラーと呼んでおり、園芸種は花の色も黄・ピンクなど豊富です。

南アフリカ原産というこの姿、何とも不思議で、一度見たら絶対忘れないというのはこの花のことでしょう。サトイモの仲間です。

ほっとしないブログ

2005年05月08日 | 花尽し
これまで何回も述べてきましたように、当ブログはあくまで自分宛のメッセージとして記入をしております。ただ公開を前提としているかぎりは、当然、ご訪問いただく方もいらっしゃるわけで、そういった方が来てみて何かほっとするようなブログにできたらいいなというのがささやかな願いです。

大型連休のつれづれに、それでは「ほっとしないブログってどんなブログなんだろう」といったことについて、友人・知己数人に聞いてみました。

●自己顕示・自己宣伝が強すぎる
●知識のひけらかし
●自慢話(家のこと、家族のこと、ペットのこと、仕事のこと、楽しかった旅の話など)
●盛りだくさんな内容
●絵文字や色つき文字など、装飾のやたらと多い記事
●カテゴリーが多過ぎる(せめて7つ以内)
●だらだらした長い文章
●押しつけ的なBGM
●うますぎる写真・きれいすぎる写真(どうだうまいだろうと言った意識が見え見えの写真や持っている撮影機材の自慢)
●写真の数の多すぎるもの(同じような写真の連続にはうんざり)
●仲間うち言葉を使った仲良しクラブ的文章

と言った返答をいただきました。ただ、個人のブログは、あくまで自分自身のために記した日記風なものとすれば、その内容がどうであれ、それは個人の自由であって、他人からとやかく言われる筋合いはないとの考え方もできます。

ほっとしないブログというのは、それだけ「個性的なブログ」であるとも言えるわけで、それが嫌なら訪問しなければいいだけのことでしょう。

そういう観点にたてば、当ブログなど没個性的で自己主張もない平板なブログと言われても仕方ありませんね。

最近のブログ・ブームで、星の数ほどのブログが制作され公表されています。電話で意見を聞いた人たちも「これだけ情報が溢れている世の中、はじめは興味本位でブログを見て回ったけれど、個人の自己顕示に付き合っているひまはない」また、「内容も玉石混交で情報としての信頼性に乏しいものも少なくない」「その人にとって思い入れのある風景や事柄であっても、他人にとってはどうでもいいものが多い」「いっ時興味をそそられたが、当面自らブログを持つことは考えていない」「最近は特定のブログ2~3本にしぼって見ている」などの意見が聞かれました。

上の意見を参考にしながら久しぶりにブログ巡りをしてみましたが、反面教師的なブログがけっこうあり、自らのブログ制作にとって大変参考になりました。

また、これだけブログが大衆化してきますと、ブログが一つの大きな波となって世の中を動かしかねない存在となる必然性を強く感じます。個人にとっても組織にとっても効果的な情報媒体となる反面で、一歩まちがうと怖い存在にもになりかねません。ほっとするかしないかをどうこう言うよりも、むしろこのあたりの掘り下げこそ大事ではないかとの認識を新たにしました。このことについては、改めて考えてみたいと思います。

私個人としては、当面「個人の日記でありながら、身近なものの紹介とできるだけ客観性のある内容を旨としたブログを作る(だれでもが目にしているものを、だれでもが見ている目線で、淡々と紹介していく)」「ブログを通しての新たな人との輪作りは意識の外におく」のこれまでの考え方をベースに気ままにブログの記事を書いていこうと考えています。「お気の向いた方のみ」どうぞお出かけください。

お休みのところ、貴重なご意見を聞かせていただいた方々に感謝です。

(写真は咲きそろったウツギです)

車輪梅がいっぱい花をつけました

2005年05月08日 | 花尽し
暖かい地方の海岸に住んでいる方にはおなじみの車輪梅(シャリンバイ)。今、逗子駅前のロータリーの周りで花盛りです。強い海風に鍛えられているからでしょうか、バスやタクシーなどの排気ガスにもめげず元気に花をつけています。

バラ科。花は白色の五弁花で、径1~1.5センチ。梅の花に似ていて、葉は車輪のように密集してつく(画面右)のでこの名があると言います。丸みのある葉が木斛(モッコク)に似ているので別名「浜木斛」とも。秋に、球形の黒紫色の実をつけます。

樹皮は大島紬の染料となります。

『鳥博士通信』オオヨシキリ(大葦切)

2005年05月07日 | 花尽し
ようやく緑に覆われ始めた水辺の葦原からこの鳥の賑やかな声が聞こえてきます。

この鳥は、水辺の葦が勢いよく伸び始める頃夏鳥として渡ってきます。雌より一足先に到着した雄は、葦原の一定の面積を確保し、日がな一日大声で縄張り宣言を行います。

いかにも葦を鎌で切る様なそのギョシギョシという囀りが自らの名前になり、又昔の俳人から「行行子」という有難い雅号を授かる理由となりました。

この鳥は葦の茎に葦の葉で作った巣を掛けます。この様に繁殖を葦原に依存しておりますので、全国的な葦原の減少がこの鳥に与える影響が懸念されます。

因みに、「オオヨシキリ」に対して「コヨシキリ」という近縁の鳥がおります。この鳥は前者に比してその名のとおり小型で、本州では前者に比し少数派、北海道では逆に多数派です。また、声は前者に比してまろやか且つ繊細な美声です。

春紫苑の素顔

2005年05月07日 | 花尽し
5月1日号で紹介しました春紫苑(ハルジオン)、道端や空き地のあちこちで咲いているので、通りすがりの人はまず目を向けようとはしません。

前回は、その全体の姿を図鑑的にとらえてみましたが、ちょっと趣を変えてその素顔をのぞいてみました。

おやおやけっこういい表情をしていますね。それもそのはず、もとはと言えば観賞用として輸入された花、こんど目にしたらぜひその素顔をのぞいてやってください。

そろそろ薔薇の季節です

2005年05月06日 | 花尽し
湘南地方も、そろそろ薔薇(バラ)の季節となりました。これから5月下旬にかけてが一番の見頃でしょうか。

小雨そぼ降る中、ご近所散策の道すがら、あるお宅の庭から塀越しに深紅の薔薇が顔をのぞかせていました。花びらに水滴がてんてんとついているのに惹かれて、思わずシャッターを切っていました。

高い位置に咲いていたので、カメラを持った両手を万歳をするように上にのばし、ファインダーを見ないでの目の子撮影でしたが、何とか収まってくれました。手慣れたカメラだからこそできる芸当、5年前の古いカメラも捨てたものではありませんね。

皆さんのお家の周りでも、色とりどりの薔薇が花をつけ、楽しませてくれていることでしょう。

八手の葉のみずみずしい時季です

2005年05月05日 | 花尽し
今、八手(ヤツデ)の葉が一番みずみずしい時季です。末広がりで縁起が良いことや冬場でも青々としていることなどから庭木としてもよく植えられています。関東以西では山野に自生、丘のやや日陰の斜面でお目にかかることがけっこうあります。

名前の由来は、大きな掌のような葉をもつこと。子どもの頃にその葉を手に持ち、天狗の団扇(うちわ)だといって飛び回って遊んだものでした。ファミコン・携帯の今の子どもには、もう無縁の遊びとなってしまいましたね。

宝鐸草 今いずこ

2005年05月04日 | 花尽し
前号でご紹介した甘野老(アマドコロ)とよく似ていてまちがいやすいのがこの宝鐸草(ホウチャクソウ)です。ただ、こちらは林の中に多く、また花をよく見ると、茎全体につかずに先の方に1~2輪ぶら下がるようについているのですぐ区別がつきます。

この茎にぶら下がる鐘(かね)状の花を、お寺の軒や五重塔などに下がっている風鈴のような装飾品(宝鐸)に見立てて、名づけられたと言います。

かつては、雑木林の林床のそこここで目にしたのですが、人気の山野草なものですから乱獲され、今は、近郊の雑木林では探すのが大変になってしまいました。

甘野老が花をつけ始めました

2005年05月03日 | 花尽し
雑木林の林縁(りんえん)で、甘野老(アマドコロ)が花をつけ始めました。よく似た仲間に、鳴子百合(ナルコユリ)があります。よく似ているのでちょっと見には区別がつけにくのですが、鳴子百合は林床(りんしょう)に多く、全体に細身で茎が上の方まで丸いのに対して、こちらはやや太め、茎の上の方は角張っています。また、葉も幅広で鳥がはばたいているように見えます。

名前の由来は、ヤマイモ科のトコロに似た地下茎をもち、それが甘い味がするところからつけられたとか。

いずれも山野草としては人気の種類なので乱獲され、都市近郊の雑木林ではお目にかかる機会が年々少なくなってきているのはほんとうに残念なことです。

鬼田平子もお忘れなく

2005年05月02日 | 花尽し
5月1日号でご紹介した春紫苑(ハルジオン)と似たような場所に、競うように咲いている黄色い花をつけた背高のっぽの草は鬼田平子(オニタビラコ)。道端、空き地、土手にめったやたらと咲いているので「何か黄色いちっちゃな花をつけた雑草がいっぱいあるね」程度の関心しかもたれない草でしょう。

根元に広がる根出葉から数本の茎をすっとのばして、その先に径1センチにも満たない黄色い花を多数つけます。

同じキク科で、田圃に生えるコオニタビラコとは名前は似ていますが別の属です。コオニタビラコは春の七草の一つで「仏の座(ホトケノザ)」とも呼ばれています。「仏の座」と呼ばれるピンクの花をつける別な草(シソ科)もあるのでややこしいですね。