逗子・久木にある坂東三十三観音霊場第二番札所「岩殿寺」さんから、白木蓮のお便りをいただいたので、出かけてきました。本堂前にある白木蓮は、今を盛りと咲きほこっていました。そのアップの写真は、若い和尚さんよりすでにいただいている(本ブログ3月28日号)ので、今日は、これも見事に咲いているユキヤナギを手前に、バックに本堂を入れて全体風景として撮ってみました。
夕刻、10日ほど前にぼちぼち花をつけ始めたハナニラがどうなったかと、近くの空き地まで行ったみました。そのハナニラの茎にしがみつくようにキチョウがとまっていました。今年初めて見るキチョウです。秋型キチョウの越冬したものがこの陽気にさそわれて出てきたものと思われます。気温が下がってきたらからでしょうか、カメラをかなり近づけてもぴくりともしません。今夜はこのままここで過ごして、明日の朝飛び立つつもりなのでしょう。
スズランに似た花を長い花茎の先につけます。花びらの先には黄緑色の斑点があります。木陰にひっそりと咲いていて、その控えめな佇まいが好きという人もけっこういます。鈴蘭水仙、大松雪草とも呼ばれます。彼岸花の仲間です。
*スノーフレーク:snowflake ひとひらの雪、雪片の意。
*スノーフレーク:snowflake ひとひらの雪、雪片の意。
逗子・久木にある坂東三十三観音霊場第二番札所「岩殿寺(がんでんじ)」さんの若い和尚さんから、境内に花開いた白木蓮(ハクモクレン)の写真が届きました。
「木蓮」とは、花の感じが「蓮の花」に似ているところからつけられた名前です。とすれば、お寺さんの境内にふさわしい花とも言えましょうか。また、蘭に似ているとして「木蘭」とも呼ばれます。花が皆同じ方向を向いて咲く習性があります。
「木蓮」とは、花の感じが「蓮の花」に似ているところからつけられた名前です。とすれば、お寺さんの境内にふさわしい花とも言えましょうか。また、蘭に似ているとして「木蘭」とも呼ばれます。花が皆同じ方向を向いて咲く習性があります。
都内に住んでいる友人のS君から、最近、菜の花畠を見かけなくなってさみしい思いをしていたら、このブログで大船フラワーセンターの菜の花を見てなつかしかった。ついては勝手ながら「本物の菜の花畠」を見せてくれないか、といった主旨の電話をもらいました。
コメントに書かないで電話してくるなぞ、アナログ人間のS君らしく、思わず笑ってしまいました。
そこで、葉山の子安の里まで「本物の菜の花畠」をたずねて出かけてきました。未だ里山の面影を残す子安の里では、今年も畠一面に菜の花が咲いていました。
菜の花を籠に摘んでいた農家のおばさんの話を聞きながら畠の写真を撮らせてもらいました。昔は、食用油(菜種油)用として栽培していたが、最近は、観賞用・食用として栽培する方が多いとのことでした。
子安の里には、ところどころに有人・無人のスタンドがあって、新鮮な野菜類を販売しています。車でわざわざ求めに来る人もけっこういます。
コメントに書かないで電話してくるなぞ、アナログ人間のS君らしく、思わず笑ってしまいました。
そこで、葉山の子安の里まで「本物の菜の花畠」をたずねて出かけてきました。未だ里山の面影を残す子安の里では、今年も畠一面に菜の花が咲いていました。
菜の花を籠に摘んでいた農家のおばさんの話を聞きながら畠の写真を撮らせてもらいました。昔は、食用油(菜種油)用として栽培していたが、最近は、観賞用・食用として栽培する方が多いとのことでした。
子安の里には、ところどころに有人・無人のスタンドがあって、新鮮な野菜類を販売しています。車でわざわざ求めに来る人もけっこういます。
桜の開花も近づいた頃、口笛の様な鳴き声を交わしながら、膨らんだ蕾を啄ばんでいる数羽の群れを見ることがあります。 この様なことから、昔の人はこの鳥を「春を呼ぶ鳥」と信じ、多くの詩歌に季語として登場したり、木彫りの玩具として天神さんの行事(鷽替え ウソカエ)に参加したりして親しまれてきました。
写真は雄(円内は雌)です。
漢字では、うそ→鷽 うぐいす→鶯 と書きます。字がよく似ているのでご参考までに…
写真は雄(円内は雌)です。
漢字では、うそ→鷽 うぐいす→鶯 と書きます。字がよく似ているのでご参考までに…
鎌倉・小町通りの路地からふたたび本通りにもどってしばらく行きましたら、しゃれた洋館の前でミモザが花盛り、人の往く道にも花がありました。ミモザと洋館はよく合いますね。空もミモザも、あまりに色が鮮やかだったので、レンズに息を吹きかけて曇らせソフトな感じで表現してみました。
鎌倉の小町通りから住宅街に入った路地を歩いていましたら、あるお宅の庭で白木蓮(ハクモクレン)の大樹が見事な花をつけていました。「人の往く裏に道あり花の山」、相場師の格言を思い出しながらカメラにおさめました。
丘の
むこうへ
いってみたいと
いつも思う
丘を
のぼってゆくと
畠や 学校
工場 住宅 病院
墓地
いわばありきたりのものしか
ないのだけれど
丘の
むこうに
いってみたいと
いつも思う
ー高橋嬉文さんの随想集『武蔵野の日々』(昭和42年現文社刊)からー
(写真は逗子・小坪の丘、詩に合わせてモノクロームで表現してみました)
むこうへ
いってみたいと
いつも思う
丘を
のぼってゆくと
畠や 学校
工場 住宅 病院
墓地
いわばありきたりのものしか
ないのだけれど
丘の
むこうに
いってみたいと
いつも思う
ー高橋嬉文さんの随想集『武蔵野の日々』(昭和42年現文社刊)からー
(写真は逗子・小坪の丘、詩に合わせてモノクロームで表現してみました)
大船フラワーセンターで木蓮の花を撮っていたら、向かいの池越しに、黄色く輝く菜の花が目に飛び込んできました。あでやかな黄色の絨毯が折からの春の陽を受けて輝いていましたので、さっそくパチリ。ベンチで一休みして目の保養をしてきました。
菜の花がしあわせさうに黄色して 綾子
菜の花がしあわせさうに黄色して 綾子
大船フラワーセンターの近くに住む知人から、センター内の木蓮(モクレン)が花をつけ始めたとのeメールをいただいたので出かけて来ました。入り口を入ってすぐ右手に大きな樹が1本あり、暗紅紫色の花をたくさんつけていました。花びらは6枚、10センチを超える大形の花です。今日は、目の前のほころび始めた花を思い切りアップで写してみました。
をりをりに風吹きとほる真日なかの枝に重たき木蓮の花 竹尾 忠吉
をりをりに風吹きとほる真日なかの枝に重たき木蓮の花 竹尾 忠吉
この間は、一般の計算に使っている電卓についてご紹介しました。他に、実験データや市場調査データの簡単な解析に使っているのは、これも昔々購入したシャープ製の「ピタゴラス」という関数電卓です。ディスプレーの液晶部分に黒いしみが出てきたりして時代を感じさせます。ただ、計算そのものには影響はないので使い続けています。
この電卓の一番の特徴は、一般の関数計算のほかに、平均・標準偏差といった1変数統計計算や相関係数・直線回帰計算・指数回帰計算といった2変数統計計算が簡単な操作で出来ること、さらに、代数式を記憶させておけば、変数を適宜入力することで結果をすぐに求めることができる点です。
Mac用統計解析定番のソフトとして「StatView」というソフトがあります。もちろん、このソフトを使えば、上記電卓のお世話になることはないのですが、出先などで手軽に結果を知りたい時には大変便利をしています。
因みに、「StatView」で出来る解析は、記述統計・度数分布・相関/共分散・回帰分析(線形・非線形)・分散分析・ノンパラメトリック分析・重回帰分析・因子分析ほか多変量解析などなどです。
論語に「牛刀をもって鶏(にわとり)を割(さ)く」という言葉があります。小さな物事を処理するのに必要以上の大がかりな手段を用いることの無益さは、いろんな場面で言えることのようですね。さしずめ最近のコンシューマー向けデジタルカメラなどいかがなものでしょう。
この電卓の一番の特徴は、一般の関数計算のほかに、平均・標準偏差といった1変数統計計算や相関係数・直線回帰計算・指数回帰計算といった2変数統計計算が簡単な操作で出来ること、さらに、代数式を記憶させておけば、変数を適宜入力することで結果をすぐに求めることができる点です。
Mac用統計解析定番のソフトとして「StatView」というソフトがあります。もちろん、このソフトを使えば、上記電卓のお世話になることはないのですが、出先などで手軽に結果を知りたい時には大変便利をしています。
因みに、「StatView」で出来る解析は、記述統計・度数分布・相関/共分散・回帰分析(線形・非線形)・分散分析・ノンパラメトリック分析・重回帰分析・因子分析ほか多変量解析などなどです。
論語に「牛刀をもって鶏(にわとり)を割(さ)く」という言葉があります。小さな物事を処理するのに必要以上の大がかりな手段を用いることの無益さは、いろんな場面で言えることのようですね。さしずめ最近のコンシューマー向けデジタルカメラなどいかがなものでしょう。