ブログを始めたいという人から、あなたはどんな目的でブログを始めたのか、どんなブログにしたらいいかと時折質問されます。
HPについては数年の経験がありますがブログを始めたのは今年の1月から、人様に偉そうに言えるだけの経験も実績もありません。
ただ、自分自身のことに限って言えば、やはりネット上に写真入りで個人の日記を書くということが一番の動機でした。
ブログに書くということは公表することが前提となりますから、記事の表現は「第三者に向かって話すような形式」をとっていますが、その第三者とは実はまぎれもない自分自身なのです。
ただ、あまりに個人的な内容は、とかく、自己顕示や自慢話にはしるきらいいがあるので避けるようにし、ご覧いただく方が何かしらほっとするよなブログにできたらいいなというのがささやかな願いです。
ブログのもう一つの「効用」として、ブログを通していろいろな人との出会いがあり、そこから新たな情報をいただいたり、提供したり、また一つの目的に向かっての活動が開始されたりと、人とのつながりが広がったり、グループとしてのより幅広い活動が展開されるといった点が上げられています。
4が月近くブログをやり、また、多くの方のブログを拝見してみて今思うことは、やはり当初の第一の目的にしぼり、まずは自分宛の日記として位置づけていくことが、(今の私にとっては)良さそうだということです。
そんな折も折、4月16日付けの東京新聞夕刊のコラムに、女子バスケット・アトランタ五輪代表の萩原美樹子さんの文が載っていました。一部省略はお許しいただくとして、その抜粋を紹介してみますと、
「異動があり、進学をし、周囲の環境ががらり変わることの多い春である。それに伴い、新しい分野のたくさんの人たちに出会いつつある。でも実は私はこの新しい出会いというものが滅法ニガテだ。「広く浅く」が性に合わないのだと思う。」
「あ、この人は面白いな、何だか波長が合うな、と思う人とは時間をかけて少しずつ、ゆっくり知っていきたい。」
「自分にとって大事は人は、そんなに多くなくていい。それって人間的に成長しないんじゃない、との忠告も受けるが、大事な人たちとの付き合いを深めていくことは人間的成長を促さないの?と心の中で反論する。」
あまり人との交流が器用ではない私としては、ブログにかまけるあまり、これまで長い間培ってきた大事な大事な人との付き合いがおろそかになるような愚をさけたいもの、むしろそちらをこそ深めなくては、と、彼女のコラムを読みながらふと思ったのでした。
以上は、あくまでも私個人の考え方にすぎません。人様に押しつける気は毛頭ありませんので、念のため申し添えます。