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湘南気まぐれ写日記

「湘南に咲く花」や「風物」、そして「身近な小物たち」の写真を中心に気ままにつづった身辺雑記です。

今日は五色のドクダミです

2005年06月21日 | 花尽し
そろそろドクダミも終わりに近づいたので、つづけてお届けいたします。

今日は、五色のドクダミです。別名カメレオンと呼ばれる園芸品種です。ドクダミそのものが何となくドクドクしいイメージなのに、五色なんて…という方もおられるでしょう。ごもっともです。でも、葉に入った斑を眺めていますと、その色の取り合わせがまちまちなところがかえって面白く、園芸品種とはいえ造化の妙を改めて感じたりしています。

最近は、あちこちで目にしますが、これだけカラフルな五色ドクダミは比較的めずらしいのではと思い載せてみました。

ドクダミを真横から見る

2005年06月20日 | 花尽し
梅雨の初めの頃はあれほど勢いのよかったドクダミも、半ばを過ぎると、少しおとなしくなった感じです。

ドクダミの十字の花が木の下陰に点々と咲くたたずまいはたいへん好きなのですが、人によっては、あの独特の臭いが嫌いという人、地下茎であっという間に庭中に広がってしまい手を焼いている人など、人によっては好き嫌いがあって興味深いですね。さて皆さんはいかがでしょう。

ふつうドクダミは白い十字の花(総苞片)の佇まいを生かして斜め上から撮るのが一般ですが、真横からとったらどう見えるか、その真横から見たドクダミのお届けです。

山百合が咲き始めました(つづき)

2005年06月18日 | 花尽し
前号の「たくさん」からのコメントにお応えする意味で、ちょっとひいて撮った山百合の姿です。花をどうとらえるかは、花のたたずまいを素直に表現する、自分の思いを入れながら表現するなどなど、撮る側の気持ちがそのまま映像に表現されます。また、それをご覧になる方の想いも加わって、いろいろな見方が出てきます。

そんな見方で、人様の撮った写真を眺めるのもまた楽しいものですね。

山百合が咲き始めました

2005年06月18日 | 花尽し
山百合(ヤマユリ)の季節がやってきました。山百合は神奈川の花、この逗子のあたりでも昔は丘の斜面のそこここで目にしたようですが、今はかなり数が減って咲いているところも限られています。

今日は、思いっきりアップで撮ってみました。遠くから見るのとはまた違った表情をお楽しみください。

梅雨の季節 山法師でお目休めを

2005年06月15日 | 花尽し
いよいよ本格的な梅雨、今日は朝から激しい雨が断続的に降っています。

そんな梅雨のうっとうしさをいくらかでもやわらげていただく意味で、五月晴れの空に映える山法師(ヤマボウシ)をお届けしましょう。花を裏側から半逆光でとらえ透明感を強調してみました。

ハンゲショウが花をつけ始めました

2005年06月14日 | 花尽し
暦の上での半夏生(はんげしょう)にはまだ間がありますが、地上では、そろそろハンゲショウが花をつけ始めました。まだ葉の上に筆の先のような花穂を出したばかりです。やがてこれは立ち上がり、小さな白い花をたくさんつけます。

茎の上部につく葉の一部が、ちょうど白粉(おしろい)を塗ったように白くなるところから半化粧とも呼ばれていますが、名前の由来は定かではありません。この花の名前の由来を追求し出すと堂々巡りが起こったりしてやっかいなので深入りしないこととしています。

上部の葉が白くなるのは、地味な花に虫を呼び寄せるための仕掛けとの説があります。花が終わると白粉の部分は次第に薄緑へと変化していってしまうところから、この説もうなづけなくもありませんね。

鎌倉では、大船フラワーセンターのほか、長谷・光則寺さんの本堂前、二階堂・瑞泉寺さんの参道脇の沢筋に群落があります。

梅雨を彩る隅田の花火

2005年06月13日 | 花尽し
柏葉紫陽花と並んで今人気の紫陽花「隅田の花火(スミダノハナビ)」が、大船フラワーセンター入り口右手の植え込みで賑やかに花をつけています。長い花柄のついた星形の飾り花が周囲に飛び出している姿を、川開きの花火になぞらえての名づけでしょう。

最近は個人の家の庭でも、鉢植えなどでよく目にするようになりました。でも、これほどまとまって咲いているのはめずらしいでしょう。

露出倍数をマイナス2くらいにして、周囲を暗く落として花を浮き出させ、右下から左上へと次々に打ち上げられた花火の感じを出してみましたがいかがでしょう。

ふだんは、すべてカメラまかせで撮っていますが、たまにはこういった遊びも楽しいですね。

因みに、今年の隅田川花火大会は7月30日(土)、打ち上げ玉数20000発とのことです。

大船フラワーセンターで睡蓮が盛りです

2005年06月12日 | 花尽し
知人のAさんの所属する「自然写真の会」の写真展が大船フラワーセンターで開かれているというので出かけてきました。Aさんの作品は、中心部が黄色で周囲が深紅の薔薇を斜めに配した構図で、それが背景の雰囲気と調和してとてもいい感じの写真でした。

会場の前は広い池で、その真ん中あたりで、睡蓮(スイレン)がたくさん花をつけていました。それらから少し離れたところに咲いている臙脂(えんじ)色の一輪と池に映っている黒い木陰との対照がとてもいい感じでした。

左下の水面からちょこっと顔を出して、あたりをうかがっている様子のつぼみもご愛敬です。

花を全体像としてとらえる時は、背景とのコントラストが花の印象を左右することが多く、花とあわせて背景をどうとらえ表現するかもまた撮影の楽しみ一つと言えましょう。

梅雨の水母はいかが

2005年06月11日 | 花尽し
今回は、ちょっと趣を変えて海の中の花「水母(クラゲ)」などいかがでしょう。

新江ノ島水族館は水母の水族館としても有名で、水母コーナーではいろいろな水母を楽しむことができます。梅雨時のひとときを水の中をゆっくりゆったり回遊する水母を眺めながら過ごすのもまた一興でしょう。

水母の動きは一見ゆっくりそうに見えますが、決められた照明の中で細かい部分までしっかりとらえようとするとけっこうむずかしく、苦労させられます。

大山蓮華が鎌倉で見られる

2005年06月09日 | 花尽し
深山に咲いていて平地ではなかなか見られない大山蓮華(オオヤマレンゲ)が、今、鎌倉・長谷の花の寺「収玄寺」さんの境内で花をつけています。おそらく鎌倉で自然の状態で咲いているのは、このお寺さんだけでしょう。もし、他にもございましたらコメントにてお教えいただけると嬉しいです。

この花は、なかなか気むずかしい花で、咲くタイミングが合わないと、まだ蕾のうちか、あるいは咲き終えて少ししぼんだ状態でしか見られません。夕暮れ時がいいようですが、翌日はもうしぼんでいます。小生も3年目に、ようよう花の姿をとらえることができまた。

蓮華と言っても蓮とは関係なくモクレンの仲間です。径7~8センチの純白の花を横向きか下向きにつけます。また天女蓮華と書いてオオヤマレンゲと読ませています。天女蓮華とは…なるほど。別名深山蓮華(ミヤマレンゲ)とも呼ばれています。

ブルーベリーが実をつけました

2005年06月08日 | 花尽し
鎌倉・長谷の花の寺「収玄寺」さんの本堂前の植え込みでブルーベリーがたわわに実をつけました。

訪れた参拝客も、黒く熟した実は食材屋さんで見かけるけれど、若い実を見るのは初めて、ということで盛んにカメラのシャッターを押していました。

そう言えば、ジャムやブルーベリー酒でよく知っていても、木になっているところはあまり目にしませんものね。