同じ年頃の相棒と、猫との暮しです。 今のところ自立して生きて80代に入りました。

好きなこと。花や野菜を育てる、時々ウォーキングとスケッチ。
読書は好き。もっぱら寝る前と、夜中に目が覚めたときです。

伝説の洋画家たち,二科100年展を観た

2015年09月18日 | 展覧会

こちらは市大病院の定期健診の帰りに何気なく入った展覧会。

好きな画家たちの好きな作品に出合ってとても満足でした。

小出楢重、佐伯祐三、長谷川利行、有島生馬、熊谷守一、

鈴木信太郎、藤田嗣治、安井曾太郎、硲伊之助、松本俊介、

画集で出会い、展覧会で出会い好きになった画家たち。

132点の作品が展示してあります。中でも私の

一番好きな作品を強いて挙げれば、松本俊介の「画家の像」

もう1点は安井曾太郎の「玉蟲先生の像」

しばらく絵の前から動けなくなるほど感動でした。

こんな素晴らしい絵を観てまことに恐縮ですが、入場料金が

高すぎます。1300円也を払って観ることに抵抗を感じます。

爺様も観に行きましたので2600円は痛いです。

そんなら見なきゃいいだろうと言いますか?

橋下市長になる前は大阪市民は70歳以上市立は無料でした。

ヨーロッパの美術館も沢山廻りましたが

とても安価なシルバー割引がありました。

文化を軽んじる風潮がじわじわと年金生活者を取り囲んで

いるような不気味さを感じてしまいます。

いい文化は貧富の差なく享受できる世の中でありたいものです。

 

 


イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

2015年09月18日 | 展覧会

「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を見てきた。

西宮市大谷記念美術館。

毎年、ボローニャで「絵本原画コンクール」が開かれていて、その入選作品

を選んで展示していて見応えがありました。しかし、目の調子が良くない私は

小さい画面に繊細に描かれた力作を十分咀嚼できない。もどかしい。

これが年を取ると言う事なんでしょうね。

でもとても好きな絵を描く作家が何人かいて惹きつけられました。

観覧者の中には、10代20代の若い女性たちが目立ちました。

10時の開館前に着いてしまったので庭園を散歩しました。

いつの季節に行ってもこの美術館の庭園は美しい。

帰りは土砂降りの雨になっていて香枦園の駅まで歩く間にすっかり

濡れてしまいました。

 

 


気を悪くしないでオクラ、ツルムラサキ、金時草さん

2015年09月12日 | 緑、花

ゴーヤとヘチマのことを書いたら酷暑をけなげに耐えて食卓を彩って

くれたほかの野菜たちのことも描いておかなければ失礼ですね(笑)

まずオクラ。あれよあれよという間に3本のオクラは2Mを超しました。

毎朝のように鋏で一体何本切ったでしょうか。今もです。

そしてツルムラサキ。大和郡山へスケッチに行った帰り

下の金時草と合わせて100円で売っていたんです。

3本で100円なんて買わないでいられますか?

狐につままれた気持ちで小さな3本の苗を持ち帰りました。

旺盛な成長を遂げ休みなしに食卓にカロティンを供給してくれました。

 

そしてこの金時草です。切っても切っても四方八方に柔らかい

枝を伸ばし茹でると香草のような独特の香りがします。

酢味噌や胡麻和えにして野菜の高い時期にも感謝していただきました。

思えばこの夏のベランダは花より野菜ではちきれんばかり。

オクラやツルムラサキ、金時草を忘れないように

ひと夏の感謝をこめて書いておきました。

 


ゴーヤ、ヘチマ、ヌカズケ私の夏

2015年09月12日 | もやもやする思い

ケン玉を買いに行った。久しぶりの晴れた朝、ちょっと遠出をしたくなった。

東急ハンズまで行ったついでに衣類を買いたくなって大きなショッピング

モールへ行ったが私の目があちこち向いてくれない。孫の衣類を買った。

これは今朝のゴウヤの収穫。今頃になって7月末に植えたゴーヤが

穫れだして茂った葉裏に隠れていたりする。椅子に上ってはさみを

使うのが怖い。これまでは高いところを爺さまに頼んでいたが私以上

に心もとなく、エイツ、自分でしよう、と言う事が増えてきた。

もうそろそろ糠味噌もおしまいにしようかな。

今日はマンションのお茶会なので、ちょとだけキュウリのヌカズケを

切っていこうか。

これもベランダのへちまです。

このようなものは使い道がないのでとても困ります。物の乏しい

昔には寒風摩擦でごしごし体をこすったような記憶があるが??

かにかくにして2015年の夏は何とか無事に私の上は過ぎ去り

つつあります。

しかし日本列島は騒然です。水害、豪雨、地震、神の怒りに触れた

かの様に矢継ぎ早に襲い掛かる災害。また災害。

なによりも恐ろしいのは戦争法案が圧倒的な民意に反して直ぐに

でも通ってしまいそうなこの数日です。

 


眼科医院の待合室で

2015年09月08日 | 健康

「目が疲れるのですが」

「いつごろからですか」

「いつごろと言っても、いつもずっと・」

近所の眼科受付での私の会話です。

左の眼が視たものが右の目より斜め下に写る症状が白内障手術の後から

ずっと続いています。

あれは2008年8月だったからもう7年前。複視というそうで物が2重に見える。

<プリズム>といって左右を調整する機能を遠近両用メガネに入れました。

読書用のメガネにはこのプリズムが入っていませんが。

1目ずつ測る左右の視力は全く問題が無いのでドクターは乾燥眼の目薬をくれるだけ。

左右の見方を調整する眼科を紹介されてしばらく行きましたがその眼鏡もいまいちです。

手術という方法もあるようですが、手術の後遺症からこんな見方になってしまったので

死ぬまで我慢かなと思ったりします。そんな目を酷使してこのところ毎日のように読書でした。

外へ出て左右に眼を動かすとひどく疲れるのでまっすぐ前だけをひたすら見ると言う習慣をつけています。

ほかに内科医院などには忘れるほど行っていません。

最近風邪もひかなくなったのでもう1年も行ってないかもしれません。

久しぶりに行った医院の待合室です。

小さな町の眼科医院ですが、混み合っているのにただ驚きました。高齢者が80%くらい。

介護士さんに押されて車いすで来た人も4,5人。補助輪付きの手押し車を引っ張って一人

で来る90度腰の曲がったおばあさんも複数。

譲り合えば15人ほどはは入れる小さな待合室で入れ替わり立ち代わり訪れる患者さん。

1時間ほどの待ち時間です。弱者がこんなにいるんだと思いました。

ごく近い未来、私も仲間に入るでしょう。

健康寿命と呼ばれている自立できている日を伸ばしたいと

あらためて痛切に思った日でした。