こちらは市大病院の定期健診の帰りに何気なく入った展覧会。
好きな画家たちの好きな作品に出合ってとても満足でした。
小出楢重、佐伯祐三、長谷川利行、有島生馬、熊谷守一、
鈴木信太郎、藤田嗣治、安井曾太郎、硲伊之助、松本俊介、
画集で出会い、展覧会で出会い好きになった画家たち。
132点の作品が展示してあります。中でも私の
一番好きな作品を強いて挙げれば、松本俊介の「画家の像」
もう1点は安井曾太郎の「玉蟲先生の像」
しばらく絵の前から動けなくなるほど感動でした。
こんな素晴らしい絵を観てまことに恐縮ですが、入場料金が
高すぎます。1300円也を払って観ることに抵抗を感じます。
爺様も観に行きましたので2600円は痛いです。
そんなら見なきゃいいだろうと言いますか?
橋下市長になる前は大阪市民は70歳以上市立は無料でした。
ヨーロッパの美術館も沢山廻りましたが
とても安価なシルバー割引がありました。
文化を軽んじる風潮がじわじわと年金生活者を取り囲んで
いるような不気味さを感じてしまいます。
いい文化は貧富の差なく享受できる世の中でありたいものです。