同じ年頃の相棒と、猫との暮しです。 今のところ自立して生きて80代に入りました。

好きなこと。花や野菜を育てる、時々ウォーキングとスケッチ。
読書は好き。もっぱら寝る前と、夜中に目が覚めたときです。

何を描いたらいいやら

2014年06月21日 | 孫のこと

「ああ、なかなか絵が描かれへんな」ため息をつくばあちゃん。

「ばあちゃん、絵を教えてあげるからこのキャンバスにブルーを塗っておいて・・」とあかり。

今日は週に一度プールに連れて行く日だから学校からまっすぐにばあちゃんの家に帰ってくる日。

白い30号のキャンバスに青色の絵具を塗ってベランダで乾かして4時に帰ってくるあかりを待つ。

それなのにこの日に限って明日の学校行事のために帰りは30分遅れて4時半。

5時20分にはプールに出かけなければならない。

「今日は無理だね。時間が無いでしょう。また今度教えてね」

「いや、今日しかヒマがない。これから描くよ」汗びっしょりで帰ってきたあかりはやる気満々で白絵具と

太い丸筆を要求するので出してあげたら一気に描き上げた。これはなんじゃ???

あっけにとられて見ているばあちゃん。「クラゲだよ。次は細筆と黄色を出して」「はい、はい」「次は黒色と緑」

いったいどこからこうゆう発想が出てくるのか。

正味30分もかからないで描き上げた絵ですがまだ何か心残りというかやり残したところがあるらしいですが。

水着に着替えて何とかプールの時間までに間に合いました。


大阪には絵画発表の場所がない

2014年06月20日 | 絵画展

                

長いことブログをご無沙汰してしまった。そろそろ絵を描かなくては8月の平和美術展と9月の日曜画家展に

間に合わないと焦りだしてくる季節なのに観るほうが忙しくて進まない。

関西水彩画の選抜展が尼崎の尼信会館で7月まで開かれていて見ごたえのある大作ばかりだった。さすが

重鎮のみなさんの年季の入った筆さばきに見とれる。

梅田の茶屋町と言えば賑やかな若い町で気取ったところのないしゃれた町だが平美でいつもお世話になっ

ている伊藤さんの個展があった。自然や動植物にたいする愛情に満ちた絵でほのぼのとして好感を持てた。

 

関西水彩画の会員展は江之子島の文化芸術創造センターで開かれていてとてもいい絵が並んでいた。

しかしこの場所が大阪府の文化芸術創造センターなどという大層な名称をかかげていることにまったく

納得できない。

現大阪市長の時代にここに追いやられたという感じで大阪の文化芸術に対する投げやりな態度がはっき

り見える。大阪人は金さえ儲かったらそれでいい、文化や芸術なんてくそくらえだと思っているのでは。

重たい絵を持って搬入に来る人たちに最寄駅にはエレベーターやエスカレーターも無い。人通りのまばらな

駅の長い階段を上っていると「痴漢に注意」の看板。まったく、看板が無くとも昼間でも背筋がぞわぞわとす

るような道。

若いころ梅田の中心街、朝日新聞社のすぐそばに発表の場があった。

バブルがはじけたころ府庁舎の一角がこま切れに絵画展などの会場に使われだした。

橋下市長が府知事のころのころ、現在のこの文化果つる地を展示場として使われだした。狭い、狭い。

1機しかないエレベーターで4階まで上がると狭い展示スペースにごった返す絵画と鑑賞者たち。

中心部にある府や市の施設からもここ数年来、歴史のある庶民の展覧会が姿を消している。

満足に絵を展示鑑賞する場所がない大阪府、市はいま莫大な予算をつぎ込んでギャンブルの町を作ろうとし

いる。

 

 


梅雨の日の午前中の私

2014年06月12日 | 手作り

8時半から整骨院で左肩コリのもみほぐしと左ヒザのアイシングをしてもらう。大分よくなってきたので今日で

止めにしようと思いながら。

その足であかりの学童保育の荷物を持って保育園に直行。今日はお習字の日なのでずっしりと重い荷物。

帰り道、幼稚園に孫の男の子二人を送っていく塩田さんにお会いする。

「お父さん、スポーツジムに行く前に精米機の初操作に立ち会ってよ」と少し緊張して連れ合いにも立ち会っ

てもらい初めて精米機を操作する。白米よりも7分搗き米にしてみようと意見が一致。挑戦するが何のこと

もなくきれいな7分搗きのお米と糠が出てくる。

パソコンやテレビの録画操作など他の電化製品に比べて簡単だとおもった。

ちょうど糠床のヌカが少しゆるくなっていたので出てきた3合分のヌカを全部足して茄子、人参キュウリを

漬け込む。茄子はちょうどいい漬け加減の時に取り出すのが難しい。

何故だかあかりがばあちゃんの漬けたヌカズケがが大好きなのでもう7,8年前から続いている。

ついでに100グラムのチリメンジャコと大匙1杯の山椒の佃煮を合わせみりん、醤油、酒で煮詰めて「箸休め」

を作る。その間にパイナップルの皮をむき容器に1っ個分を保存しておく。りんごと違いパイナップルは皮を

剥いて食べるまでが億劫なので。昨日マンションの歌体操の日で合田さんからアジサイを沢山いただいた。

変わった種類なので赤玉土と挿し木用土に何種類か葉を挿したので楽しみだ。

夕食の買い物は昨日のうちにできているので、ゆっくりと新聞2種と読書ができる時間があってうれしい。

上の写真は「なんじゃもんじゃ」という花です。学名は違いますが5月の終わりに奈良の馬見丘陵で撮った

ものです。

 


土と太陽の恵み

2014年06月10日 | 季節の味

そうそう、この豆の命も後わずかと思いブログに残してあげることにしました。 4月22日にあかりが、

小さなポットのなかに蒔いた「マンズナル」というおかしな名前の インゲン豆です。

6月の初めから何度収穫したことでしょうか。 あかりの家に持ち帰った苗は葉っぱが枯れたようになっ

てほとんど豆にならなかったようですが。

ベランダの隅っこに植えて洗濯竿より高くは伸びられなくても何度も何度も食卓に上りました。

 

 昨日の収穫は上のようにもう僅かでしたが、真っ青に茹であがったのを白みそとりんご酢と

少量の辛子を入れて 酢味噌あえにしていただきました。収穫はあと一回くらいでしょうか。

土と太陽だけでこんなにおいしい収穫がもたらされる地球に感謝します。


里山の恵み

2014年06月09日 | 手作り


連れ合いが里山クラブに入っていて時々下草の伐採をしたりしに出かけています。
昨日はお土産に梅をいただいてきました。といっても自分たちで梅の木に登ったり
して採ったものです。「葉っぱの陰に隠れていて見えないから見つけるのが大変だった。
去年は小粒だけれど沢山生っていたが今年はきれいな大粒の実だが収穫量は少ない」とのこと。

梅の付録の様にみごとなレモンと山椒の実が出てきました。梅の下ごしらえは連れ合いに任せて
私は山椒の実を分担しました。これがなかなか大変なんです。何年か前作ったきりで忘れています。



小さな実を小枝から外す作業ですが指先に神経を集中させて・・・
量も少なかったから何とかやり遂げました。そして今日、たっぷりの水でゆでて水を何度か替えつつ
半日ほど。



2,3時間、陰干しにして水分をとってからお酒をひたひたまで入れて弱火で煮ていきます。
煮立ってから醤油を少しずつ入れて適当な味になったら水分がなくなるまで煮詰めて佃煮の完成です。

みりんや砂糖を使わないせいかたっぷりの水でゆでたとき入れた塩の関係か、かなりしょっぱい佃煮
になりました。

保存して何かの料理のサビとして使いたいと思います。
チリメンジャコなどは甘辛くしたら何とかなるでしょう。

昨日、普段着のワンピースを作ろうと思って断ち物やミシンをしたせいか左肩の凝りがますます
ひどくなって朝から整骨院でマッサージを受けてきました。大原に行く前からの凝りですから長持ち
しています。
2,3軒隣の同じ年頃の奥さんに会ったら「私は若いころから肩こり、腰痛がどんなものか一切知らない」と
仰っていました。とても姿勢のいい人で何と羨ましいことと思いました。

75歳までは身長に変化なく来たのですが、それから3年、ズボンは2センチくらい詰めないといけなく
なっています。