ママチャリで野川の源流を目指す小旅行の続きです。
昨日も書きましたが、2015年の写真ですので、現在は景色が変わっている可能性があります。
狛江から先は、京王線エリアとなり、私にとってはあまり縁のない地域に入ります。
川は、国領駅と柴崎駅の中間辺りで京王線と交わります。
縁がないと書きましたが、実は学生時代京王線の下高井戸に住んでいたことがあります。なので全くの無縁というわけではありませんが、下高井戸より西にはあまり行ったことがありませんでした。
京王線を超えて少し行くと、かなり草が生い茂っていました。
草で覆われて分りにくいですが、左右にはかなり急こう配のコンクリートの堤防があるのがわかります。
でも、ここは簡単に川辺に下りられます。
なので、子供も魚獲りをすることができます。
やがて野川は中央高速道路と交差します。↓
この辺りの川原は草がしっかり刈られていますので、家族連れがシートを敷いてお弁当を食べたりしている姿も見られます。
ここを過ぎると、また自然のままの川の姿となり、コサギとも会うことができました。
大沢の水車です。↓
江戸時代に造られたもので、そのまま保存されています。(もちろん修繕は何度もされているでしょうが)。
「新車(しんぐるま)」と呼ばれ、日本有数の水車だそうで、規模は最大級だそうです。のどかな風景ですね。
この近くには調布飛行場がありますので、ちょっと寄り道してみました。
この数か月後、ここから飛び立ったセスナ機が墜落し、民家を直撃するという事故が起きました。初めてここを訪れた直後だったので、このニュースに強い印象を持ったのを覚えています。
野川に戻り、さらに上流へと進むと、やがて野川公園に入ります。
公園を貫く野川は、子供達の格好の水遊びの場となっています。
公園内、野川のすぐ近くに「自然観察園」という山野草園があります。
せっかくですので、園内一周してみました。
自然観察園のチョウジソウ
この辺は公園密集地帯で、野川公園の先には武蔵野公園があります。
武蔵野公園内を流れる野川↓
ここまで来ると、野川は一級河川というより「小川」と呼ぶのにふさわしい風情となります。
野川源流は、まだまだ先ですが、この時点ですでに午後3時半。
体力の問題もあるし、暗くならないうちに帰らないと不安なので、ここで引き返すことにしました。
とは言え、野川の源流を辿る旅が終わるわけではありません。
続きはまた明日。