さて旅行1日目の続きです。
トンデン山を下りて、次に向かったのは二ツ亀。移動効率を考えると最悪の順番なのですが、昨日書いた通り、天気のいい時に景色のいいところに行きたいので、移動による時間ロスを覚悟してのスケジュールとしました。元の両津港の近くまで戻って、島の東海岸を北上します。
途中、「虫崎」というところが景色が良く、車も停められたので一枚。小さい岩は「松島」と呼ばれているようです・
同じく途中の「見立」というところ。「千鳥が岩」と呼ばれている岩です。
そして二ツ亀に到着しました。
もう少し横から見た方が、亀が二匹いる感じがわかりますかね。
ここは山野草の宝庫でもありました。
ハナウドです。少し離れた場所では、もっと群生していました。
そして、目玉はトビシマカンゾウです。これは、山形の飛島という島とここの2か所でしか見られない花です。
余談・・・ノカンゾウというのがありますが、こちらは全国に分布していて世田谷にも咲いています。昔撮ったノカンゾウです。
あまり似ていませんね。どちらかというとトビシマカンゾウはニッコウキスゲに似ていると思います。
さて、この隣にある「大野亀」というところには、このトビシマカンゾウが群生しています。それは後ほど。
その他には、オドリコソウ。今までピンクのオドリコソウは見たことがありましたが、白いオドリコソウは初めて見ました。
それからジャケツイバラ。これも私は初対面です。
さて向こうに見えているのが大野亀です。
行ってみましょう。
トビシマカンゾウがい一面に咲いていますが、小さくてわからないですね。
近づきます。
時間も午後3時を過ぎ、雲も出てきました。海の青さも精彩を欠いてきましたが、明日の午後から明後日の午前は荒天です。少しでもたくさん佐渡の海を見ておきたいので、行けるところまで西海岸を南下しようと思います。
きれいだなと思うところは多々ありますが、撮影できるのは、車を停められるところだけです。
北鵜島というところの岩場です。あの岩の向こう側に海が入り込んでいる狭隘な場所があって、「舟隠し岩」と呼ばれています。
逆方向にも岩がゴロゴロ。
同じく北鵜島の猪ノ花神社がある辺りの棚田です。
岩谷口の入り江。
最後は五段の滝です。
「大ザレの滝」というのが有名らしくて、それかと思って撮影したのですが、後で調べてみると違ったようでした。「大ザレの滝」はもう少し手前にあったようです。見落としたというより、道路からは見えないのではないかと思います。
ここで引き返しました。紙の地図では島を横断す道があるようなのですがナビはそれを案内してくれません。横断ということは山中を通り道なので、とんでもない山道だったり、通行止めになっている可能性もあるので、無理をせず、来た道を戻って島の周りをぐるっと北回りで帰りました。
2日目については、また明日。