スポーツ&映画等 (辛口評論) ブログ

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全日本女子 五輪代表決定!

2007年04月10日 | バレーボール評論
今年の夏以降に全日本の試合があるが、今回選ばれたメンバーがそのまま北京オリンピックに出場すのであろう。

出場できるのは12人。
北京に行く12人を独断で発表する。

<完璧に決まりの4人>
竹下佳恵
菅山かおる
高橋みゆき
杉山祥子

<柳本監督の3点セット>
宝来眞紀子
栗原恵
大山加奈

<柳本監督の御神体>
木村沙織

<新人メンバーとして選ばれる2人>
有田沙織
佐野優子

<昨年の結果から入る事が濃厚な2人>
小山修加
荒木絵里香




★竹下佳恵
キャプテンであり、竹下体制を敷いている全日本の要であるから、これは当然決まりである。

★菅山かおる
アジアの各国でも人気があり、北京ではアタッカーとして存在感を示す事になる。

★高橋みゆき
ご存知、日本のエース。この人無しにはオリンピックの出場権獲得事態が危ない。

★杉山祥子
今だにどの国もこの人のブロード攻撃に対応できない。日本の重要な得点源。

★宝来眞紀子
前回のオリンピックで落選した人、今回落とす程、柳本監督が「鬼」になれるとは思わない。ダメでも連れて行くのは濃厚。

★栗原恵
サーブに魅力はあるが、肝心のアタッカーとしての活躍に期待はもてない。
しかし、柳本監督は「メグ・カナ」コンビはセットで連れて行くだろう。

★大山加奈
大味なジャンプ、大きな腕の振り、「大きさ」が遅いプレーになってしまい、アタックの決定力は期待できないが、やはり「メグ・カナ」コンビはセットとして連れて行くだろう。

★木村沙織
柳本監督は、すでに、木村沙織の「信者」と言ってもいい程である。
まさに、この人こそが、柳本バレーの「秘ぞっ子」と言っていい。
この人が落とされる事はありえないと思う。

★有田沙織
新人メンバーとして使う事は明白。
苦労人なだけに、チャンスをもられば何が何でも喰らい付くだろうから、五輪メンバーに残る可能性が大。

★佐野優子
かおる姫をアタッカーとして登録するだろうから、リベロはこの人になる。
この人も前回の五輪で落とされているメンバーである。今回選ばれれば意地でも喰らい付いて最終メンバーに残るのは確実。

★荒木絵里香
昨年の活躍で、柳本監督の構想にハマッタ人。

★小山修加
荒削りながら、チームを盛り上げられる唯一の人。
特に、中国でのオリンピックには人一倍燃えているだろうし、北京に入った瞬間、「来たぁ~!」って感じで、水を得た魚の様に、張り切る姿が想像できる。
中国語が使えるので、なにかと、通訳としても重宝する。

中国のメディアにも「中国からの帰化人」である事が報道され、中国のマスコミの取材も受け、中国人も日本チームを見る目が多少変わるだろうし、小山がいると言う事で、日本を応援する中国人もいるかもしれない。



・・・・以上が、12人の北京オリンピックメンバーである。


美人バレーボール選手権
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イチローは究極のエゴイスト?

2007年04月10日 | メジャーリーグ(米国)評論
新聞のスポーツ記事に、「神わざ的バッティング」などの見出しでイチローがヒットを打った事を言っているのを目にしたが、つまりは、完全なボール球に無理やり手を出し、ヒットを打っていると言う事なのである。

見送れば完全なボール球、つまりヒットを無理して打たなくてもフォアボールで出塁は出来たはず。なのに、なぜ?あえて難しいボール球をイチローは打とうとするのか?

前にも述べたが、イチローは200安打を打つのが目標。
チームの勝利はその次。だからである。

ボール球を打って見せて、「どうだ、俺はこんな悪玉でもヒットにできるんだ、凄いだろう」自慢したいのである。

また、相手ピッチャーにショックを与える為にも、あえて難しいコースの球をヒットにするようにしているのである。

失投とか、甘い球を打つよりも、あえて難しいコースの球を打つ事こそが自分の存在感をアピール出来ると信じているのである。

つまり、イチローのプレースタイルは、究極のエゴイストに他ならないのである。

メジャーの地元ファンも、選手も、始めはそんな事に気付かず、イチローの登場に歓喜していたが、だんだんイチローと言う人物像が見えてくるに至り、嫌われ者になりつつあるのがイチローを取り巻く現状であろう。

確かに、記録は残すし、天才的バッターだと言う事は認める、しかしどうも「いて好かないやつ!」と言うのが地元ファンやメジャー関係者の本音だろう。

今年のイチローを見ていても、出塁率にこだわる気配は感じられない。
あくまでも、エゴを貫き、200本安打を打つ事と、自分のバッティング技術の凄さを周囲に見せ付ける事に、終始する一年に、今年もなりそうである。あぁ~ん!


蒼き狼 地果て海尽きるまで

2007年04月10日 | 映画評論
モンゴルのチンギスハーンを題材にした映画である。

チンギスハーンの本場である「モンゴル」でも試写会が行われ、なかなか好評だったと言う話を聞き、興味を持った。

見た感想としては「まあまあ」のやや上! と言った感じで、良かった。
飽きる事なく、ラストまで見る事が出来たので、娯楽映画としては良いと思う。

<良い点>
映画には必ずある、登場人物の相関関係などを説明するシーン。
ともすると、人間関係を説明するのに長々と時間を費やし、飽きる事もあるのだが、この映画はそれが無かった。
ストーリー展開の中で、スムーズに登場人物どうしの関係が自然に説明されて行くので、見ていて飽き飽きする様な感覚は無い。

キャスティングが良かった。
俳優達の顔ぶれが、いかにも「遊牧騎馬民族」風の風貌で、モンゴルの大地を駆け巡る戦士っぽい雰囲気のある人が演じているのが良かった。
日本人俳優達の顔ぶれが、騎馬民族にぴったり有っていた。

何と言っても、お楽しみは「戦闘シーン」戦闘シーンはラストの方のクライマックスで行われるのか?と思っていたが、結構、何度も戦闘シーンが有るのだ。
部族が多数存在し、それらの部族同士が互いに領土を拡大しようとしている為、チンギスハーンも、大王になるまでは色々な部族と何度も戦闘をする事になる為、戦闘シーンは結構多い。

戦闘シーンなどの「動」の部分と、人間関係の葛藤、家族愛、友情、などを描く「静」の部分がバランス良く展開して行くので、飽きる事無く見れる。

ロケ地がモンゴルと言う事で、広大な草原風景をもてあますのでは?と、思っていたが、モンゴル人のエキストラを大量に使って、草原全体を埋め尽くす様に撮影していたので、大規模な軍勢をうまく映像化出来ていた。

戦国時代劇、娯楽映画としては、まずまず合格と言える。
劇場公開中なので、興味ある方は見に行ったらいいと思う。


蒼き狼 地果て海尽きるまで