スポーツ&映画等 (辛口評論) ブログ

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ヤッターマン

2010年01月09日 | 映画評論
DVDで登場したのでレンタルしてきて見たけど。あんまり良くなかった。一番良くなかったのは、深田恭子演じるドロンジョ様である。彼女が演じきるには荷が重過ぎる感じがいなめない。もっと強烈なイメージ、個性、キャラクター感が、出ていないとダメである。

深田恭子の「声量」も少なく、声の調子も一本調子で、アニメの声優などが演じる声とは違い、メリハリが無いのである。 声だけでも、アニメの声優の声に吹き替えたらよかったと思う。

なんか、パットしないイメージのドロンジョ様だった。

もっと、カリスマ性があって、ダイナミック&セクシーで、しかも美人で可愛いという人を選ばないとこのドロンジョ様役はこなせないと思った。
美人という点だけは、深田恭子でも合格だとは思うが、それ以外の面は深田では役たらずと言った所。

そして、この映画は、アニメを忠実に再現しようとしているので、アニメ同様のトンチや笑いを実写映像で見せようとしているのだが、なんか、間がもたないと言うか、映画全体の流れが悪く、たとえるなら、「ドロドロ血が流れる血管」と言うイメージで、「サラサラ血液」と言う感じではないのである。

なんか、ストーリー展開がスムーズでなく、見ていて飽きる事もっ。
この映画のラストで、次回予告編的な映像があるが、もしかして、この映画は続くのであろうか? 今回見た人はまた見に行くのであろうか?
次回上映は失敗に終わる???? はて~?


良かった点は、なんとなんと! 岡本杏理が出ていた事。
まさか、彼女が出演しているとは思っていなかったので、これはラッキーだった。やっぱり、岡本杏理は可愛い。

この映画のCG映像はかなり良くできていたので、次回上映の時は、3D映画として上映すれば、見る価値ありとなると思う。

この内容で普通の映画だと、物たりないが、3Dなら、CG映像の素晴らしさとかも、生きてきて、見ても面白いと思う。


アバター AVATAR

2009年12月27日 | 映画評論
うわさの3D立体映画、アバターを見てきました。

いや~~~凄かったよ!
腰抜かしたよ~!

「観るのではない、そこにいるのだ。」と、アバターの映画ポスターに書いてあるが、まさにその通り。従来の映画の感覚とはまったく違う。

客席にいてスクリーンを見ているのではなく、映画内に自分がいて、登場人物達と一緒の空間にいながら様子を見ている感じなのだ。

音響も凄くて、おなかにドスンドスンと波動が伝わってくる。
見るのではなく、実体験映画と言った方が正しい。

戦闘シーンも多数あるが、もし戦場に行ったら、「こんな感じなんだ」と言う実体験ができるのが凄い。
爆弾が自分の100mくらい先で破裂したらどんな感じがするか?
体験した人はほとんどいないでしょう!? でも、この映画を体感すれば、どんあ感覚なのか分かります。

<予備知識>
1.アバターとは、インターネット用語である。
ネット上の仮想空間内に自分の分身のキャラクターを置いてPCから遠隔操作するのだが、分身となるキャラクターの事をアバターと言う。
他のアバターと会話したり、仮想空間内のお店で買い物をしたりも出来る。


<ストーリー内容・おおまか>
内容をおおまかに言うと、ディズニーアニメの「ポカホンタス」と同じと言ってよい。つまり、先住民族の地に、強力な武器を持った文明人がやって来て征服しようとする。しかし、文明人の中にいる一人の青年が先住民の娘と恋に落ちてしまい、先住民と共に、文明人達と戦う! みたいな感じ。

<ストーリー内容・もっと詳しく>
人間達は、金になる鉱物資源を得る為にパンドラと言う星に降り立つ。
しかし、その星には、先住民であるナヴィ族が住んでいる。
ナヴィ族の弱点を探る為に、または、ナヴィ族と交渉する為に、ナヴィ族と人間のDNAを結合させた生き物を作り、遠隔操作してナヴィ族達の中に送り出すのである。
なので、アバターと言う映画のタイトルなのである。

<注意点 -1->
アバターと言う映画は、三種類ある。

・アバター 通常上映(字幕スーパー版)
・アバター 3D(字幕スーパー版)
・アバター 3D(日本語吹替版)

アバター 通常上映(字幕スーパー版)は、3Dではないので、見てもしょうがない。3D体感はできない。

アバター 3D(字幕スーパー版)は英語音声なので、字幕を読まなくてはならない、つまり、せっかくの3D映像に集中できないのである。字幕が映像をさえぎるので邪魔にもなる。なので、これを見る事はお勧めできない。

アバター 3D(日本語吹替版)これがベスト!
日本語吹き替えなので、字幕を読まなくてよい。映画に集中できる。3D映像から一時も目を離す事なく、思う存分3D体験が楽しめる。

<注意点 -2->
眼鏡使用でも3Dメガネは着用できるようになっている。
自分の場合もメガネの上から3Dメガネを装着したが、問題なく見れた。
重いとか疲れるとか言う人がいるが、まったく気にならなかった。心配ない。

あと、3Dメガネで見ても、端の方が二重になって見えたりして、3D映画はそれほど良くないとか言う人もいるが、自分は実際に見て確認したが、完璧に見えたし、なんの問題も感じなかった。 ちなみに、自分の場合は眼鏡使用なので、眼鏡の上から3Dメガネを掛けて見たのだが、問題なく綺麗にきちんと見えた。

<注意点 -3->
結構乾燥しているので、売店でコカコーラゼロのMサイズ(300円)なんかを買ってチビチビとノドをうるおしながら見るとよい。

約3時間の映画なので、事前にトイレに行っておくとよい。
3時間の映画だが、体感する出来事に圧倒され、時間は短く感じる。1時間半くらいにしか感じられないので時間の長さは問題ない。

<注意点 -4->
これより3D映像です。メガネをおかけ下さいとかお知らせは無いので、そろそろ上映かなと思ったら3Dメガネをかけておくとよい。本編前の予告編なども3D映像だったりするので早めに3Dメガネをスタンバイしておく。

<注意点 -5->
3Dメガネを掛けると、暗くなる。よって、スクリーンの画面も暗くなるが、始めから最後まで掛けて見ているぶんには、気にならない。「こんなものかっ!」と思って見てしまう。 見ている最中に、3Dメガネを外して見ると、こんなにスクリーンの映像が明るいのか!と、驚くが、3Dメガネを掛けっぱなしで見る分には、やや暗くても、こういう雰囲気なんだと、思って見れる。

3Dメガネを掛けても明るく見るには、IMAXシアターで見るのがいいのかもしれないが、一般の3D映画館でも問題は無い。

<注意点 -6->
中央より前の方の席で見ないと、スクリーンの両端が見えてしまい、それが気になって映画にのめり込めないかもしれない。前の方の席で見るのが3D映画には良いと思う。
とにかく、観るのではなく、体験、体感して来てください。

これ観ないで交通事故にでもあって死んだら損だよ。

<その他、備考>
アバターの3D映画には、「IMAXシアター」による上映をしている映画館もあるが、この場合は、さらに迫力のある映像になるらしい。IMAXシアターでのアバターも見たいと思っている。一般の3D映画館とどの様に違うのか?見比べてみたいと思っている。後日、報告予定。

センター・オブ・ジ・アース

2009年08月03日 | 映画評論
東京ディズニーランドのアトラクションにも有る、「センター・オブ・ジ・アース」である。
この映画は、映画館で3D立体映画として上映された事は知っていたが、DVDは家のTVで見る訳だから、当然、3D映像では無い。

この映画の見所は3D映像で見れる事であり、DVDで見るのはどうなんだろう?と、疑問視していた。

この映画から3Dの要素を抜いてしまったら、何が残るのだろう?
B級映画っぽい、安っぽい映像や、安っぽいCGの連続で、がっかりすのだろうか?

と、思いながら、見てみた。

そしたら、、、、なんと! 結構いいじゃん!

CGなどの作りや映像も良くできているし、ストーリーの展開もほとんど無駄が無く、分かりやすく、最後まで興味を持って、飽きる事無く見れた。

この映画は、B級映画で、3D映像だけが見せ場。 と、思っていたのだが、意外だった。

まさか、こんないちゃんと作られている映画だとは知らなかった。
この映像で、3Dだったら、かなりの満足度だったと思う。

あ~ 映画館で見たかったな~! 残念!


ただ、君を愛してる

2008年11月19日 | 映画評論
先日「ただ、君を愛してる」のDVDをレンタルしたんだけど。
それほど泣ける映画ではなかった。 なんとなく、マッタリした感じの映画。

主演の二人のうち、宮崎あおいは、適役で、そのまんまで演じるれる役。
しかし、玉木演じる青年役には、無理があった。

ちょっと弱気で、周囲の目を気にして、オタクっぽくて、なんとなくオドオドしているという、「のび太君」的な青年の役を演じるのだが、どう見ても無理がありすぎる。

玉木本人も、なんとか「のび太君」を演じようと、必至で努力しているのはわかる。 体や足の動かし方まで、ぎこちなく演じ、のび太君になりきろうとしているのだが、どうしてもぎこちない。
努力すればするほど、むなしく、痛々しくさえ思えてくる。

玉木を起用したのはミスキャストだったのか?
やはり、彼には、「のび太君」は似合わない様だ。

それで、ラストになって、宮崎あおいの方が死んじゃって、「え?」主役が死んじゃって、この先、ラストはどう盛り上がるの? って、思っていたら。
なんと! 写真と言う形で対面すると言う設定になっていた。

そう来たか~~~! と、思った。

ま~~~ それほど泣ける映画ではなかった。 
・・・・・・本編を見ている最中は。
あえて言うなら、ラストのエンディングロールが始まり、主題歌の「恋愛写真」を聞きながら、宮崎は、玉木に死んだ事を伝えずに「さよなら」と手紙で別れを告げるつもりでいたんだな~ とか、ドラマを思い出しながら、彼女の思いを振り返ると、なんとなくホロリとしてくる感じ。

この映画での収穫は、大塚愛の「恋愛写真」と言う曲を知った事。
なんとなくメロディーは聞いた事があったが、曲名は初めて知った。

あと、黒木メイサはやっぱり、美人。
あれで、純粋な日本人だったら、本当に日本人として自慢できるんだけど、ハーフ(クォーター?)だからな~。 それがチョット残念。

あと、玉木と宮崎の、二人の隠れ家的場所として、素晴らしく綺麗な森があったが、「立ち入り禁止」の札の先にこんな、第一級品的な観光地と言ってもいい様な森がある訳ないだろう! って、思った。

しかも、湖付きの森。
ブナ?の原生林っぽい、綺麗な森で、しかも静かな湖もあり、まさに、観光地として、有名な感じの所で、ハイキングや行楽客で賑わいそうな場所。

こんな所が、誰にも知られずに、しかも、立ち入り禁止になっているなんて、ありえないって思った。

10点満点で、7点と言った所。 レンタルして見て、損はないので、レンタルしたらいい。 



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クローバーフィールド

2008年09月14日 | 映画評論
レンタル店でDVDを探している時、このDVDを発見。
たしか、そう言えばこの映画、テレビのCMとかで数回見た事があったな~と、思い出し、面白そうと思い、レンタルしてみた。

テレビのCMで見た、ビルが破壊されるようなシーンから想像していたのは、天変地異のような現象によって、地球が破壊されてゆくのかと思っていたら、なんと! 怪獣物だった。

この映画の最大の特徴は、始めから終りまで、主演男性の手持ちビデオカメラで撮影したアングルの映像になっていると言う事。

従来の映画と言う撮影映像ではなく、主人公の目で見た様子そのものを映像化していると言う設定なのが斬新なところである。

この映画は衝撃的な状況の中に入ってしまったら、人は、どんな感覚になるのだろうか?と言う事を生々しく見せるのが目的であり、衝撃的な場面とは、戦場であっても、竜巻に襲われるシーンであっても、怪獣であっても、なんでも良かったのである。

怪獣にした方が、興行収益が得られそうだと言う事で、怪獣映画にしただけの話しであり、怪獣をメインにした映画では無いと言う事。

つまり、「ゴジラ」などの映画のように、メインが怪獣であり、その怪獣を中心にすべてのストーリーが展開して行くと言う映画ではないと言う事。

なので、怪獣も、どこからやってきたどんな怪獣なのか? 宇宙から来たのか? 地球上の生物が変化した物なのか? など、その辺の説明設定はなにも語られていないのである。 そもそも、怪獣でなくてもパニック現象であれば、なんでも良かった訳だから、怪獣にかんして、そこまでストーリー性を持たせる必要も無かった訳である。

と言う点で、この映画は怪獣映画と言えるものでもなく、なんの映画? 何を見せたかったのか? と言う疑問が残る映画である。

結論として、パニック現場に遭遇した人の目で見たままのリアルな世界を、映画化し、映像として見せようとした映画といえる。

この映画も、見る前の期待から比べると、たいした事無かったな~と言う感じ。

紀元前1万年 10,000BC

2008年09月12日 | 映画評論
正直言って、期待はずれと言う感じ。

この映画、見たかったので、9月9日にレンタルスタートと同時に、さっそく借りて見ました。

ストーリーは違うものの、雰囲気的には「アポカリプト」的な感じの映画。
でも、アポカリプトに比べると、面白さはイマイチである。

ストーリーそのものがあまり面白くなく、奇妙なストーリー展開で、なんか納得ゆかない。

原始人の世界と思っていたが、見てみると、そうでもなく、ピラミッドを作っている民族がいたり、その人達は天文学をしていて、望遠鏡で観測していたりとか、ピラミッドの内部はローマの神殿を思わせる様な綺麗な作りになっていたりとか。

あと、登場人物達のセリフ、表情、態度、雰囲気などが、原始人と言うより現代人風なのである。 なんか違和感のある映画である。

この映画の見所と言ったら、マンモスのリアルな映像が見れる所とか、サーベルタイガーなど、絶滅した生き物が映像で見れる点である。

期待はずれで面白味の無い映画だった。

安藤希(あんどう のぞみ)と言う人

2008年09月05日 | 映画評論
「猿飛佐助 闇の軍団」 と言うのをレンタルしてみた。
なんとなく面白そうだったので。

その後、「さくや 妖怪伝」と言うのも借りてみた。

これらの映画で、知ったのは、安藤希と言う女優である。

美人で可愛くて、かなり魅力的な人なのである。

なんとなくボーイッシュ風に見えたりもする。
また、女子アナの平井理央のイメージとだぶったりもする。

始めに見た、「猿飛佐助 闇の軍団」で、この人の事を知り、その後、「さくや妖怪伝」のDVDのパッケージの絵に、この人が出ていたので、こちらもレンタルしてみた。

やっぱり、この人、魅力的だ! どうやら、結婚したらしく、新婚らしい。
これほどの美人女優! もっとTVとかに露出してもいいのでは? と思う。
世間的にはあまり知られていない感じがするが、仲間由紀恵くらいの知名度になってもいいと思える存在である。

美人で可愛くて、かなり魅力的なタレントだと思う。
こう言う存在は、日本の宝である。

敦煌 (とんこう)

2008年09月05日 | 映画評論
古代中国における戦国時代の物語である。

雄大な映像! 豪華で大規模な戦闘シーン! などなど、中国の大地の広さを感じさせる、雄大な戦国時代劇を想像していたのだが、
なんか、チンケな映像で、雄大なイメージはなかった。

むしろ、「蒼き狼~地果て海尽きるまで~」の方が雄大で、娯楽映画としては面白かった。
敦煌は、もっと重厚で雄大で、大規模なイメージかな?と思って、レンタルしてみたのだが、なんか期待ハズレだった。

特にレンタルしたい映画も無く、なんとなく、面白そうな豪華な時代劇でも見てみようかなと思ってレンタルしたのだが~

唯一、印象に残ったのが、ウイグル族の姫を演じた女優が魅力的だった事。
かなりの美人で、しかも、「あれ? もしかして、ハーフ?」って感じの超魅力的な美人。

興味を持ち、調べてみると、中川安奈と言う女優で、今もタレントとして活動しており、やっぱりドイツ人の血が入っていた。

祖母がドイツ人とのハーフと言う事なので、本人は、クォーターと言う事らしい。
あの、目を引く美人顔は、やはりクォーターだったからなのである。

1965年生まれと言う事なので、今はもう、43歳になっておられると言う事で、敦煌の映画の中で見た、あのピチピチとした
美人の面影は、現在の写真(所属事務所プロフィール写真)からは無くなっているのが残念である。

この人は、敦煌と言う映画がタレント初仕事だったらしい。 
この映画のオーディションで選ばれ、それが芸能界入りのきっかけだったようだ。


<結論>
1.見ていて、さほど面白くは無い。 戦闘シーンとか、その他、雄大さとか、あまり期待できない。
レンタルするほどではない。

2.この映画は、中川安奈と言う女優を確認する為に、見て欲しいと思う映画である。
中川安奈と言う人を知らないなら、是非、見て欲しいと思う。 かなりの美人である。

茶々 天涯の貴妃 CHACHA

2008年09月05日 | 映画評論
2年位前から始まった「大奥」ブーム! 今、放送しているNHKの大河ドラマ「篤姫」も、大奥物である。
なにかと最近話題で人気のある「大奥」なので、この映画をレンタルしてみた。

茶々姫の生涯に隠されたもう一つの物語と言うか、映画ならではの斬新なストーリー展開とか、謎やスリル、サスペンス、
ミステリーなど、あるのかなぁ~? と、期待して見たのだが、普通~~~! の話しだった。

つまり教科書通りと言うか、史実として一般に広く知られているストーリーになっているのだ。
そう言う点では、見ていて興味があまり沸かない感じであった。

浅井三姉妹が豊臣家と徳川家と言う、対立するそれぞれの家に嫁ぎ、姉妹の運命がほんろうされて行くさまをえがいているのだが、
教科書通りの展開なので、次にどんなシーンが来るのかが、分かってしまっているだけに、見ていて、
「どうなるんだろう? この先の展開は?」と言うトキメキが無いのである。

娯楽映画ならではの、違った展開や解釈があれば面白かったのだろうが、ありきたりの展開なので、ストーリーとしては見ていて
面白味に欠けていた。


もう一つの注文は、浅井三姉妹をもっと美人で、可愛くて、魅力的な女優で演じて欲しかったと言う事。
ストーリー自体はありきたりな話しだけに、せめて、物語の主軸である三姉妹は魅力的な三姉妹と言う感じにして欲しかったと思う。

一番上の姉である茶々姫を演じた女優、この人は確か、宝塚出身の人だと思う、なので、しゃべり方もなんとなく演劇的な感じで、
しかも、男役っぽい口調なのである。 映画の中で、茶々姫が、鎧を着て馬に乗るシーンなどもあり、性格が強くて男まさりな
感じには、ハマリ役と言う事で、あえて、宝塚男役出身の女優を抜擢したのだろう。

これは、これで良いと思った。 茶々姫を演じた女優は三姉妹の中では一番まともと言う感じ。
見ようによっては美人にも見えるが、見る角度とか、光の状態では、やや不細工っぽく見える時もある。
目も離れすぎているしぃ~!

目が離れているからって、その事自体は不細工とは関係ないのだが、目の間と言うか、顔の中央付近がややへこみ気味なので、
見る角度とかによって、不細工っぽく見える時もあるのだ。

まぁ~それでも、茶々姫役の女優は、いいとしよう。
でも、許せないのが、一番下の妹である小督(おごう)役をやった女優である。
なんなんだ! あの不細工さ加減は! あまりに不細工なので、見ているうちに、だんだん、腹が立ってきた。

せめて、浅井三姉妹は、魅力的な女優を起用して欲しかったと思っているのに、逆行するかの様な、女優の選択。
監督は、いったい、なにを考えているのだろう?

この映画の中で、一番魅力的で、可愛いんじゃない!? って~感じだったのは、千姫役をやった女優である。
この人は、けっこう可愛いし、魅力的だと思う。

ちなみに、三姉妹の子供の頃を演じた3人の子役は、どの子も美人で可愛かった。


<結論>
1.ストーリー展開に目新しい、娯楽映画的な要素が無かった。 新説と言うか、異説と言うか、時代劇娯楽大作と言える様な、
目新しい展開があれば面白かったと思う。

2.浅井三姉妹は、もっと魅力的で美人で可愛い女優にして欲しかった。(注:茶々姫役はいいとする)

3.千姫役の女優は魅力的だった。(注:調べてみたら、谷村美月と言うタレント)

4.映画らしい、衣装の豪華さとか、城などの様子はそれなりに良く出来ていた。

5.期待に胸おどらせてレンタルすると幻滅するので、大奥ブームだからと言って、あまり、過大な期待感をもたずに見た方が良い。

ベオウルフ ~呪われし勇者~

2008年08月29日 | 映画評論
な~んか、意味不明な映画。
ストーリーとしては、怪物に襲われている王国を、ベオウルフと名乗る勇者が救うと言う事なのだが、なんか良くわかんない映画だった。

怪物が不思議な怪物で、怪物と王国との関係が不明。
この怪物と王国との間には過去にどんな因果関係があったのだろうか? その辺の説明が無いので、なんか不可解な怪物であった。

ベオウルフと言う人物があまりにも突然現れ、突然、王国を救うと言い出すが、なんかその辺もしっくりとこない。

王国と言っても、せいぜい100人程度(?)しかい住んでないような、ちっぽけな村と言うような感じなのに、こんな小さな王国を命がけで救う事に、どれだけの名誉があると言うのだろうか?
なんか、不可解である。

あと、怪物には剣は通用しないからって、剣を持たず、服も脱ぎ捨て、素っ裸になるが、なにも、スッポンポンの「フルチン」状態になってまで、戦う必要は無いだろうと思うのだが、その辺も謎である。 女性ファン獲得の為?の演出なのか?
なんか、不可解である。

CG映像とか作りは結構良くできていると思うし、ストーリー展開もスピーディーで見ていて飽きないようには出来ているのだが、「いったい、なんなの?この映画?」と言う感覚は終始抜けない。

でも、まぁ~ 飽きないようにできているし、CG映像も良く出来ているので、何をレンタルしようか迷っているなら、借りてもいいと思う。