承太郎と花京院は週末にスキーを楽しむことにした。二人でいく始めてのスキー旅行を前から楽しみにしていた。
放課後に東京を出て、長野にあるスキー場に着いたのはお昼過ぎごろ。ロッジにチェックインを済ませ、一休みした後、早速ゲレンゲに繰り出した。今年は雪質もよく、パウダースノーの上にシュプールを描くのは楽しい。周りには同じようなスキーヤーやスノーボーダーが銀世界を楽しんでいた。
暗くなるまでスキーを楽しみ、ロッジに戻った二人は夕食、お風呂を済ませた後、ベッドの上でコーヒーを飲んで寛ぎながらライトアップされたゲレンゲを眺めていた。ライトが降りしきる雪をダイヤモンドのように輝かせる。
「承太郎に渡したいものがあるんだ。受け取ってくれるか。」花京院はきれいにラッピングされた箱を手渡した。箱からスノーボールを思わせるホワイトチョコのトリュフが出てきた。「そうだ、今日はヴァレンタインデイだな。毎年、典明が作るチョコを楽しみにしている。」「今年はスノーボールをイメージして作ったんだ。僕が食べさせてあげるね。」花京院はチョコを一粒手に取ると、承太郎の口に運んだ。まろやかな甘味が口いっぱいに広がる。
「口の中でとろけるようだ。」「口にあったみたいだね、よかった。」「俺も典明のためにチョコを作ってきた。受け取ってくれるか。」承太郎はきれいにラッピングされた箱を手渡した。箱からアラザンで彩られたハート形のホワイトチョコが出てきた。「アラザンがまるで雪のようだ。」「降る雪をイメージして作った。スキー旅行の支度する前に作った。俺が食べさせてやる。」承太郎はチョコを一粒手に取ると花京院の口に運んだ。優しい甘味が口腔に淡雪のようにとろける。
「甘すぎずに上品に仕上がっているよ。」「今年は同じホワイトチョコになったな。」「それだけ心が通じ合った証拠だよ。」二人は肩を寄せ合い窓から雪を眺めた。甘い時間が流れる。
「僕のためにおいしいチョコを作ってくれたんだ。ホワイトデイには早いけどお返しをしたいんだ。受け取ってほしい。」花京院は承太郎のほほを手に取ると唇を重ねた。「ん…ウぅ…」下が口腔内で絡まりあうたびに、キスの味とチョコの甘味が混ざり合い、二人をチョコが説けるように甘美な官能の世界にいざなう。キスを交わしながらお互いの浴衣を脱がせあう。
「チョコの後は承太郎を食べたい…」「俺も、典明に食べられたい…」花京院は承太郎の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、ピンクのストロベリーチョコを思わせる乳首を口に含み吸った。「ァ…んァ、はゥっ…ん、ァあ…典…あき」「もう硬くなってるよ、感じてる承太郎、かわいい…」舌でつつき、歯を軽く立てるたび、承太郎は快感に身を捩じらせる。
花京院は承太郎の乳首をしばらく吸った後、わきの下、わき腹、へその回り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。ベルベットのように柔らかな下と指が織り成す愛撫は、雪の結晶のように繊細で、承太郎の体と心をチョコのように甘くとろけさせる。部屋の中は暖房が入って暖かいが、暖房の人工的な暖かさよりも、お互いの肌のぬくもりを求めていた。
「ここだって、もうこんなだよ…」花京院は承太郎の足を開かせると、蜜に濡れ、部屋の明かりでてらてらと輝く果実を口に含みフェラチオした。
「承太郎の、大きい…」「ん、ゥう…ァ、はゥっ…のり…明…ァ、あ…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに承太郎の体は雪を積もらせた松ノ木のようにしなる。
「典明、俺も…」承太郎はフェラチオしてもらいながら花京院の足の間に顔を埋め、甘く売れた果実を口に含んだ。二人は口の周りを蜜で汚しながら、お互いに果実を貪りあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「…ァ、典…あき、もう、だ、だめだっ…で、出るっ…」「承…たろう、ぼくも、で、出そうっ…」二人はほぼ同時にお互いの口腔に溶かしたホワイトチョコのように甘い果汁を流し込んだ。「承太郎の、おいしい…」「典明のも、濃くておいしい…」二人は加重と蜜に濡れた唇を重ねあった。雪はまだ降り続いている。
花京院は承太郎を正面からひざに乗せるように抱き上げると、お尻の割れ目を開き、咲きかけの蕾に指を入れ蜜壷をかき回した。指が中でうごめくたびにあふれ出る蜜が指を濡らす。
「お願いだ、典明のがほしい…指だけじゃ我慢できない…」「そろそろひとつになろう…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「くゥうっ、ゥ…んゥ、いいっ…ァ、はァ…典…あき、もっと、奥まで…」「じょう…太郎、そんなに、し、締め付けたら、千切れそう…ァ…」二人は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。腰を動かすたびに二人の乳首がこすれあい、更なる会館を与える。花京院は承太郎を貫きながら顔中にキスの吹雪を降らせた。
「…ゥ、うう、もう、だめだ…ィ、イキそうだ…ゥ、ォォォォ…」「僕も…イキそう、二人で、イこう…ァ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。承太郎の果実から迸り出た白い果汁は、二人の間でこねられ、より二人を密着させる。雪が風にあおられる。
オルガズムの後、二人はベッドの中に抱き合って横たわり、余韻を味わっていた。花京院は承太郎に腕枕をして頭をなでていた。
「僕たち、毎年ヴァレンタインデイにはチョコを贈りあっているけど、同じようなチョコになるね。」「それだけ俺たちが深い絆で結ばれている証拠だ。来年のヴァレンタインデイもチョコを送りあおう。」「その前に明日は絶好のスキー日和になるね。」「明日は思う存分滑って楽しもう。」
二人は来年のヴァレンタインデイも一緒にすごすことを約束するようにキスを交わすと、抱き合って眠りについた。
雪は何事もなかったように静かに降り続いていた。
2006・2・4
コメント:毎年恒例のヴァレンタインデイネタです。今年はちょっぴり趣向を変えてスキー場で過ごさせてみました。ちなみに私は高校生のころ、スキー合宿に参加して以来、ずいぶん滑っていません。
放課後に東京を出て、長野にあるスキー場に着いたのはお昼過ぎごろ。ロッジにチェックインを済ませ、一休みした後、早速ゲレンゲに繰り出した。今年は雪質もよく、パウダースノーの上にシュプールを描くのは楽しい。周りには同じようなスキーヤーやスノーボーダーが銀世界を楽しんでいた。
暗くなるまでスキーを楽しみ、ロッジに戻った二人は夕食、お風呂を済ませた後、ベッドの上でコーヒーを飲んで寛ぎながらライトアップされたゲレンゲを眺めていた。ライトが降りしきる雪をダイヤモンドのように輝かせる。
「承太郎に渡したいものがあるんだ。受け取ってくれるか。」花京院はきれいにラッピングされた箱を手渡した。箱からスノーボールを思わせるホワイトチョコのトリュフが出てきた。「そうだ、今日はヴァレンタインデイだな。毎年、典明が作るチョコを楽しみにしている。」「今年はスノーボールをイメージして作ったんだ。僕が食べさせてあげるね。」花京院はチョコを一粒手に取ると、承太郎の口に運んだ。まろやかな甘味が口いっぱいに広がる。
「口の中でとろけるようだ。」「口にあったみたいだね、よかった。」「俺も典明のためにチョコを作ってきた。受け取ってくれるか。」承太郎はきれいにラッピングされた箱を手渡した。箱からアラザンで彩られたハート形のホワイトチョコが出てきた。「アラザンがまるで雪のようだ。」「降る雪をイメージして作った。スキー旅行の支度する前に作った。俺が食べさせてやる。」承太郎はチョコを一粒手に取ると花京院の口に運んだ。優しい甘味が口腔に淡雪のようにとろける。
「甘すぎずに上品に仕上がっているよ。」「今年は同じホワイトチョコになったな。」「それだけ心が通じ合った証拠だよ。」二人は肩を寄せ合い窓から雪を眺めた。甘い時間が流れる。
「僕のためにおいしいチョコを作ってくれたんだ。ホワイトデイには早いけどお返しをしたいんだ。受け取ってほしい。」花京院は承太郎のほほを手に取ると唇を重ねた。「ん…ウぅ…」下が口腔内で絡まりあうたびに、キスの味とチョコの甘味が混ざり合い、二人をチョコが説けるように甘美な官能の世界にいざなう。キスを交わしながらお互いの浴衣を脱がせあう。
「チョコの後は承太郎を食べたい…」「俺も、典明に食べられたい…」花京院は承太郎の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、ピンクのストロベリーチョコを思わせる乳首を口に含み吸った。「ァ…んァ、はゥっ…ん、ァあ…典…あき」「もう硬くなってるよ、感じてる承太郎、かわいい…」舌でつつき、歯を軽く立てるたび、承太郎は快感に身を捩じらせる。
花京院は承太郎の乳首をしばらく吸った後、わきの下、わき腹、へその回り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。ベルベットのように柔らかな下と指が織り成す愛撫は、雪の結晶のように繊細で、承太郎の体と心をチョコのように甘くとろけさせる。部屋の中は暖房が入って暖かいが、暖房の人工的な暖かさよりも、お互いの肌のぬくもりを求めていた。
「ここだって、もうこんなだよ…」花京院は承太郎の足を開かせると、蜜に濡れ、部屋の明かりでてらてらと輝く果実を口に含みフェラチオした。
「承太郎の、大きい…」「ん、ゥう…ァ、はゥっ…のり…明…ァ、あ…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに承太郎の体は雪を積もらせた松ノ木のようにしなる。
「典明、俺も…」承太郎はフェラチオしてもらいながら花京院の足の間に顔を埋め、甘く売れた果実を口に含んだ。二人は口の周りを蜜で汚しながら、お互いに果実を貪りあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「…ァ、典…あき、もう、だ、だめだっ…で、出るっ…」「承…たろう、ぼくも、で、出そうっ…」二人はほぼ同時にお互いの口腔に溶かしたホワイトチョコのように甘い果汁を流し込んだ。「承太郎の、おいしい…」「典明のも、濃くておいしい…」二人は加重と蜜に濡れた唇を重ねあった。雪はまだ降り続いている。
花京院は承太郎を正面からひざに乗せるように抱き上げると、お尻の割れ目を開き、咲きかけの蕾に指を入れ蜜壷をかき回した。指が中でうごめくたびにあふれ出る蜜が指を濡らす。
「お願いだ、典明のがほしい…指だけじゃ我慢できない…」「そろそろひとつになろう…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「くゥうっ、ゥ…んゥ、いいっ…ァ、はァ…典…あき、もっと、奥まで…」「じょう…太郎、そんなに、し、締め付けたら、千切れそう…ァ…」二人は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。腰を動かすたびに二人の乳首がこすれあい、更なる会館を与える。花京院は承太郎を貫きながら顔中にキスの吹雪を降らせた。
「…ゥ、うう、もう、だめだ…ィ、イキそうだ…ゥ、ォォォォ…」「僕も…イキそう、二人で、イこう…ァ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。承太郎の果実から迸り出た白い果汁は、二人の間でこねられ、より二人を密着させる。雪が風にあおられる。
オルガズムの後、二人はベッドの中に抱き合って横たわり、余韻を味わっていた。花京院は承太郎に腕枕をして頭をなでていた。
「僕たち、毎年ヴァレンタインデイにはチョコを贈りあっているけど、同じようなチョコになるね。」「それだけ俺たちが深い絆で結ばれている証拠だ。来年のヴァレンタインデイもチョコを送りあおう。」「その前に明日は絶好のスキー日和になるね。」「明日は思う存分滑って楽しもう。」
二人は来年のヴァレンタインデイも一緒にすごすことを約束するようにキスを交わすと、抱き合って眠りについた。
雪は何事もなかったように静かに降り続いていた。
2006・2・4
コメント:毎年恒例のヴァレンタインデイネタです。今年はちょっぴり趣向を変えてスキー場で過ごさせてみました。ちなみに私は高校生のころ、スキー合宿に参加して以来、ずいぶん滑っていません。