MOON STONE

ジョジョ花x承 男塾桃x獅子 赤x桃 伊達x獅子小説専門サイトです。

夕立

2006-06-28 18:34:04 | ジョジョの奇妙な冒険
この時期は夕立が多い。ある日、一日の授業を終えた承太郎と花京院が家路に向かっていると暗くなった空から大粒の雨が降ってきた。あいにく二人とも傘を持っていない。二人はダッシュで駆け出したが雨脚は強くなるばかり、とても家まで持ちそうにないと思った二人は、ちょうど目に付いた空き家で雨宿りすることにした。
その空き家は随分長く住むものもいなかったのだろう、黴臭いにおいで充満していたがそれでも雨はしのげる、贅沢を言ってもいられない。二人は空き家の中で濡れた上着を脱いだ。水分を吸って重くなった上着を脱ぐだけでも楽になれた。
「やれやれ、こんなことならお袋の言うとおり傘を持ってくればよかった。」「そうだ、承太郎覚えている?僕たちが付き合い始めて9ヶ月ぐらいたったころ、放課後に雨に降られて雑木林の中で雨宿りしたね。」「覚えているぜ、あのころは雨はある程度しのげたが、木々の間から水滴が落ちてきたので結局濡れて、後で二人とも風邪を引いたな。ここは屋根があるだけましだな。」「おそらく夕立だし、すぐにやむと思うよ。」二人は身を寄せ合って冷えた体を暖めあった。雨はまだやみそうにない。
「そうだ、承太郎、もっと温まることをしよう…」花京院は承太郎のほほを手に取ると、雨で冷えかけた唇に自分のそれを重ね合わせた。「んっ…うウ…」舌が口腔内で絡まるたびに唇にぬくもりが戻ると同時に、官能を与えた。
「典明、こんなところじゃ…」せめてどちらかの家についてから、といいそうになった承太郎の唇は、花京院のキスで再びふさがれた。「大丈夫だよ、誰もここで僕たちが雨宿りしているとは思っていないし、ゆっくり楽しめるよ…」確かにこのような空き家で雨宿りしているのは二人ぐらいなものだろう、しかし、空き家というのは元の住人の思いが残っていることもある。元の住人に失礼じゃないのか、それでも繰り返される花京院のキスは承太郎の口腔に残るわずかな空気と理性を吸い取ると同時に、夏の果物のように甘い官能を与えた。
花京院は承太郎を壁にもたれさせるように立たせると、耳朶、首筋に下と指を這わせ、シャツを口でめくり上げ、ブルーベリーのみを思わせる乳首を口に含み吸った。「ァ…ああん、やァん…はァ…」「承太郎だってもうこんなに感じているよ…体は正直だね…」舌で転がし、歯でつつくたび承太郎の体は雨で濡れたポプラの枝のようにしなる。花京院は承太郎の乳首を片方筒吸いながら、もう片方の手を脇の下、脇腹、臍の周り、背筋、太ももへと這わせ、下着の中に入り、熟れ始めた果実を揉み解した。白く繊細な指と暖かな舌が肌の上を淫らに踊るたび、雨で冷え切っていた承太郎の体に厚い官能の火が灯り、肌は朝顔色に染まる。空き家で愛を交わすのは決して許される行為ではないが、許されないことをしているという意識が二人を大胆にさせた。雨はますます激しくなり、遠くから遠雷の音が聞こえる。
「のり…あき、もう、で、出そうだ…」承太郎は花京院の手の中で達しそうになったが、花京院は直前でその手を放してしまう。
「だめだよ、自分ばかり気持ちよくなったら…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の足の間に顔を埋め、ズボンのジッパーを口で下ろすと甘く熟れた果実を口に含みすった。「むぐっ…んぐっ…ん…ゥ、典明の、甘い…」「あ…ァ、承…たろう、なんて、う、うまいんだ…」花京院はうっとりと快感に身を任せながら承太郎の頭を愛情を込めて撫でた。「あ…じょう…太郎、僕も、出、でそう…」花京院は承太郎の口腔に甘い果汁を流し込んだ。「典明の、美味しい…」「承太郎、愛しているよ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。僅かな隙間から差し込んだ雷光が、上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
花京院は承太郎に壁に手をつかせる姿勢を取らせると、ズボン、下着を足首まで下ろした。水蜜桃を思わせるお尻がほの暗い空間にさらされる。
「アン、恥ずかしい…」「承太郎のお尻、最高にかわいいよ…」花京院は承太郎のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、咲きかけのつぼみに指を入れて蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびにあふれ出る蜜がお尻を伝い、床にしみこむ。「お願いだ、典明のがほしい…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。同時に雷鳴が聞こえた。「クウっ…ゥ、んゥ…ァ、ああ…はァ…のり、あき…中が…熱い…」「じょう…たろう、よくしまって、すごく…いいよ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。二人のあえぎ声に雨の音、遠雷の音が混ざり合い美しくも淫らなハーモニーを奏でる。花京院は承太郎を貫きながら耳朶に軽く歯を立て更なる快感を与える。「あ…ァ、典…あき、もう、だめで、イキそうだ…」「承…たろう、まだ、イッたら…だめだよ…僕が、先に…ァ…」花京院は承太郎の蕾の中に大量の果汁を流し込んだ。同時にひときわ大きな雷鳴が聞こえた。
承太郎は懸命にイキそうになるのを堪えていた。「ちゃんと我慢できたね。」「まだ何とか持っている、でもそろそろ限界が近い…」「我慢できたんだね、いい子だ…」花京院は承太郎の今にも爆発しそうな果実を口に含んだ。柔らかく温かな口腔の快感に耐え切れず、承太郎は大量の果汁を流し込んだ。
「承太郎の、美味しい…」「おかげで空き家を汚さずにすんだぜ…」「汚したら元の住人に失礼だよ。これはご褒美だよ。」花京院は承太郎の頬に口付けた。
オルガズムのあと、二人は壁にもたれかかったまま抱き合い余韻を味わっていた。雨もそろそろ小止みになりつつあった。「どうせ雨宿りするなら有効に雨宿りしたかったんだ。」「おかげで体も温まったぜ。」「ここは屋根があるし、風邪を引かずにすみそうだね。」「もし風邪を引いてもちゃんと見舞いに来るぜ。」ほの暗い空間の中、二人は余韻を味わうようにキスを交わした。
やがて雨もやんだころ、二人は空き家を跡にした。雲が切れかけた空には二人を見守るように虹がかかっていた。
コメント:この季節ならではの作品を考えていたころ、ちょうど夕立があったので思いつきました。

お台場

2006-06-14 18:31:01 | ジョジョの奇妙な冒険
「おはよう、承太郎。」「おはよう、典明。」翌朝、目を覚ました二人は目覚めのキスをかわした。
身支度、朝食、チェックアウトを済ませると、二人はお台場観光に繰り出した。ちょうど梅雨の晴れ間、観光には十分な気候だった。
二人はまずフジTV社屋に行き、球状展望台からの眺めと、展示されている番組のセットの一部の鑑賞を楽しんだ。その後、ヴィーナスフォートに行き、中世イタリア風に作られた町の散策を楽しんだ。洗練されたディスプレイの店舗は見ているだけでも楽しい。
洒落たイタリアンレストランでの昼食をとり、大観覧車に乗って眺めを楽しんだ後、お台場海浜公園の渚の散策を楽しんだ。人工的に作られた渚には穏やかに波が打ち寄せる。ちょうど天気もいいので同じように散歩を楽しむ人が見受けられた。
「静かな海だな、作られた渚とは思えないぜ。「さすがにここは遊泳は禁止みたいだね。見ていると去年行ってきた湘南の海を思い出すね。」「まあ、海はつながっているし、この海も湘南につながっているんだろう。」二人は手をつないで白い砂浜を散歩した。海からの風が心地よい。
やがて二人は渚の端についた。ここは木が多く生い茂り、散歩する人もいない。
「そうだ、承太郎、折角だから…」花京院は承太郎の頬を手に取ると唇を重ねた。
「んっ…うゥ…」舌が口腔内に進入し、歯の裏までなめ取る。唇を離すと蜜の糸が日の光を受けて銀色に輝く。
「典明、こんなところじゃ…」もしみられたら、と言いそうになった承太郎の唇は花京院の唇で再びふさがれる。「大丈夫だよ、このあたりはあまり人が通らないし、ゆっくり楽しめるよ…」確かにここは渚の端なので、わざわざ来る人もいないだろう。しかし、今日は久しぶりのお天気、お台場にもより多くの人が訪れている。もし見られたら、それでも繰り返される花京院のキスは、承太郎の口腔に残るわずかな空気と理性を吸い取ると同時に、官能を与えた。
花京院は承太郎をそばにあった松の木にもたれさせるように立たせると、耳朶、首筋に舌と指を這わせ、シャツを口でめくり上げ、ゆすら梅の実を思わせる乳首を口に含み吸った。「あ…あン、はァ…ァ、んゥ…」「承太郎だってもう固くなってるよ、こんなに感じるなんて…」舌で転がし歯でつつくたび、正太郎の体は菖蒲の葉のようにしなる。
花京院は承太郎の乳首を片方ずつ吸いながら、空いた手を脇の下、脇腹、臍の周り、背筋へと這わせ、下着の中に入れ、甘く熟れ始めた果実を揉み解した。水滴が弾けるように繊細な花京院の愛撫に加え、海からの風が快感をさらに増幅させる。見られるかもしれないというスリルと、屋外の開放感が二人を大胆にさせた。
「もう、だめだ…で、出そうだ…」承太郎は花京院の手の中で達しそうになったが、花京院は直前で止めてしまう。
「次は承太郎が満足させる番…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の足の間に顔を埋め、ズボンのジッパーを口で下ろすと、下着の中から取り出した果実を口に含みフェラチオした。「むぐっ…んぐっ、んゥ…典明の、甘い…」「承…たろう、なんて、う、うまいんだ…」花京院は承太郎の頭をなでながらうっとりとフェラチオの快感に身を任せていた。「…ァ、承…太郎、僕も…で、出そう…」花京院は承太郎の口腔に、豆乳のように甘い果汁を流し込んだ。
「典明の、美味しい…」「承太郎、愛しているよ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。梅雨の晴れ間の日差しが、上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
花京院は承太郎に再び松の木にもたれさせるような姿勢をとらせると、お尻の割れ目を開き、咲きかけの蕾の中に指を入れ蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびにあふれ出る蜜は太股を伝い砂にしみこむ。「お願いだ、典明のがほしい…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「クウっ…ゥ、んゥ…ん、あ、ァ…のり…明のが、奥に…あたる…」「じょう…太郎、そんなに、しめつけたら…千切れそう…」二人は木を揺らすほど腰を動かし快感を求め合った。二人の腰の動きに合わせるように波が打ち寄せる。二人のあえぎ声、風が木を揺らす音、波の音が混ざり合い美しくも淫らな3重奏を奏でる。
「のり…あき、もう、だめだ…イキそうだ…」「承太郎…まだ、だめだよ、僕が先に…ァ…」花京院は承太郎の蕾に大量の果汁を流し込んだ。同時に波が打ち寄せる。承太郎は懸命にイキそうなのをこらえていた。「まだイってないね…」「まだもってる、でもそろそろ限界が近い…」「ちゃんと我慢できたね、いい子だ…」花京院は承太郎の今にも爆発しそうな果実を口に含んだ。暖かく柔らかな口腔の快感に耐え切れず、承太郎は大量の果汁を流し込んだ。
「承太郎の、美味しい…」「おかげで木を汚さずに済んだぜ…」「ここだって立派な公共の場だよ。汚さないのがマナーだよ。これはご褒美だよ。」花京院は承太郎の頬に口付けた。
オルガズムのあと、二人は木にもたれかかったまま抱き合い余韻を味わっていた。火照った肌に海からの風が心地よい。「あまりにも渚が綺麗だったから、海を見ながら愛し合いたかったんだ。」「俺は典明とならどこででも愛し合えるぜ。」海と周辺の緑と上空を飛ぶかもめに見守られ、二人はもう一度キスを交わした。
そのあと二人はテックスお台場にある、お台場一丁目商店街に行った。昔の商店街にあるようなレトロな看板が二人を出迎えてくれた。昭和30年代風に作られたとおりには駄菓子屋、昔のおもちゃ屋、和雑貨屋、屋台風レストランやカフェ、射撃場などが立ち並び、戦後の闇市のように雑然としていながらも活気を感じられた。どこか懐かしい趣の店舗を一つ一つ見て回るもの楽しい。ここもヴィーナスフォーとに負けないほどの人手にあふれていた。
レトロな雰囲気のカフェでお茶を飲んだ後、二人はデッキに出た。デッキからはお台場の海が見渡せる。「久しぶりのお台場だが、しばらく来ないと変わるものだな。」「お台場は未完成の町ってよく言ったものだね。次に来るとこにはもっと新しくなっていると思うよ。」「そのころにまた行ってみよう。」お台場の海に見守られ、二人はキスを交わした。
夕方ごろ、二人は帰りのゆりかもめに乗った。窓から夕方の日差しに包まれたお台場が見渡せる。「今回の結婚記念日も楽しく過ごせたね。」「来年の結婚記念日も二人で迎えよう。お台場でもいいし横浜で迎えるのもいいだろう。」「来年の今頃も一緒だね。」揺れる車内で二人は今回のお台場の感想を語り合った。
二人を乗せたゆりかもめは新橋に向かっていた。
コメント:今回は新名所であるお台場一丁目商店街を取り入れてみました。レトロな雰囲気が楽しいところですよ。

写真

2006-06-07 18:24:56 | 男塾伊達x獅子
最近伊達は写真を撮ることに凝っている。といっても最新のデジカメではなく、クラシックなカメラを使い目に付いたものを撮り、使われていない押入れを暗室として改造して現像するなどかなり本格的である。
「これが伊達さんが使っているカメラなんだね。こんなに大きいんだ。」
ある日、遊びに来た獅子丸は伊達のカメラを見せてもらっていた。最新のコンパクトなデジカメしか見た事が無い現代っ子の獅子丸には、クラシックなカメラはかえって新鮮に見えた。
「でも、伊達さん、デジカメを使ったほうがもっときれいに写るんじゃないかな?」[確かに古い方だし、画質もデジカメに劣るが、デジカメには無い味があるものだ。獅子丸、お前はまだ若いから古いものの魅力がわからないかもしれないな。」
クラシックなカメラはかえって好奇心旺盛な獅子丸の興味をそそった。
「そうだ、まず言葉で語るよりも実際に撮ったほうがいいだろう。獅子丸、撮ってやるぞ。」「俺、伊達さんのモデルになるのか」獅子丸は早速立ち上がるとポーズを撮ろうとした。
「待て、そうあせるな。ただ撮るだけじゃ物足りない。お前の裸の写真だ。綺麗にとってやるぜ。」ヌード写真を撮るのか。伊達の前で何度も裸を晒しているが、写真撮ると言う事は後々まで残る事だ、俺の裸がいつまでも残るのか。そう思うと獅子丸の身体は早くも熱くなり始めた。
「撮影に入るぞ、まずは上着を脱げ。そう、いいぞ、そうやって一枚一枚脱いでいくんだ。」獅子丸は言われるまま上着、ズボン、褌と脱いでいった。俺は大好きな伊達さんの前でストリップしている・・・。一枚脱ぐたびにシャッター音が響き、その音が獅子丸の興奮をそそる。
「全部脱いだな。そうだな、まずは尻を向けてごらん。そう、そうやって可愛い尻を突き出すんだ。かぶりつきたくなるぜ・・・」獅子丸は言われるまま桃饅頭を思わせるお尻を突き出した。俺の恥ずかしいところを伊達さんに見られている。撮られる快感に獅子丸のお尻は薄紅色に染まり始める。
「それじゃそろそろポーズを変えてみよう。前を向いて、足を開いてみろ。」獅子丸は言われるまま足を開いた。まだ何もしていないのに果実はすでに熟れ、蜜を滴らせていた。「なんだ、もうそんなになっているのか。その大きくなったのを自分でしごいてごらん。」俺に伊達さんの目の前でオナニーするのか。獅子丸は最初はためらったが、観念して果実を握りしごき始めた。
「…ぁ、ああゥ、伊達、さん…」「いいぞ、その表情、もっと足を開いてもっと手を激しく動かしてごらん、その表情、最高にそそるぜ…」獅子丸の荒い息遣いと伊達のポーズを支持する声、向き質なシャッター音が部屋に響く。最愛の伊達さんにオナニーと言う恥ずかしい行為を見られて写真にまで撮られている・・・。恥ずかしいのに恥じらいに反比例するように獅子丸の身体はますます興奮のあまり暑くなり手を動かす速さがますます早くなる。
「ぁ・・・伊達さん、もう、出でそう…ァ・・・」獅子丸はカメラの前で大量の果汁を噴出させた。カメラはその瞬間を克明に捕らえた。
獅子丸は畳に横たわったまままだ荒く息を使っていた。腹、胸の上には噴出したばかりの白い果汁で彩られていた。シャッター音はまだ響いている。
「最高の撮影だったぜ。これは最高のモデルになってくれた御礼だ。」伊達は獅子丸の頬を手に取り唇を重ねた。「ん…ゥう・・・」舌が絡まるたびにキスの味が再び獅子丸を蕩けさせる。
「なんだ、オナニーだけでずいぶん出したな。俺が綺麗にしてやろう。」伊達は獅子丸の肌についた白い果汁を熱い舌で舐めとり、その間に咲きかけの紫陽花を思わせる乳首を口に含みすった。「ァ・・・ああゥ、はァ・・やァ…ん・・・」「また感じ始めてきたのか、どこまで感じやすいんだ・・・」舌で転がし歯でつつくたび獅子丸の身体は柳のようにしなる。伊達は乳首から口を離すと脇の下、脇腹へと指を這わせ、臍の周りにまだ残る果汁を舐めとった。松の枝のように節くれだった指先と厚い下による愛撫に、一度静まっていた獅子丸の身体は再び熱くほてり始める。
「ここだってさっき出したばかりなのに、もうこんなだぞ・・・」伊達は獅子丸の足を開かせると再び熟れ始めた果実を口に含みフェラチオした。
「・・・あァっ・・・はァゥ、うっ・・・だて・・・さん・・・」「さては、撮られている間中俺に口でされたいと思っていたな…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに、獅子丸の身体は鯉のように跳ね上がる。
「…あァっう…はァ・・・だて、さん…もう、出そうだ・・・」獅子丸は伊達の口腔に達しそうになった。しかし、伊達は直前で口を離してしまう。
「だめだぞ、自分ばかり気持ちよくなってたら・・・お前を撮っている間、俺もこうだ。」伊達は着物を捲りあげた。獅子丸の目の前で伊達の果実は猛々しくそそり立っていた。「伊達さんの、凄い・・・」獅子丸は伊達の足の間に顔を埋めると、そそり立つ果実を口に含みフェラチオした。「むぐっ…んぐっ・・・伊達さんの、大きい・・・」「しし・・・丸、う、うまくなったな・・・」伊達はフェラチオする獅子丸の頭を愛情を込めてなでた。「ァ…獅子、まる・・・もう、出そうだ・・・ゥっ・・・」伊達は獅子丸の口腔に大量の果汁をほとばしらせた。「伊達さんの、おいしい・・・」「獅子丸、いい子だ・・・」二人は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。梅雨の晴れ間の日差しが上気した二人の肌を妖しく彩る。
「やっぱりこのポーズが一番そそるな・・・」伊達は獅子丸に獣のポーズを撮らせた。再び色づき始めたお尻があらわになる。「アン、恥ずかしい・・・」「撮影の間、お前の尻が食べたくて仕方が無かった・・・」伊達は獅子丸のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、割きかけのミニバラを思わせる蕾に口付け、花弁の1枚1枚に下を這わせた。あふれ出る蜜を舐めとる。
「お願いだ、伊達さんのが欲しい・・・」「そろそろ、本格的なお礼するぜ・・・」伊達は獅子丸の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「クウっ…ゥ、ああ・・・はァ・・・やァんっ、だて・・・さん・・・もっと、奥まで・・・」「獅子・・・まる、良く締まって、すごく、いいぜ・・・」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。つい先ほど裸の写真を撮られたと言う意識が貫かれる快感にさらに拍車をかける。伊達は獅子丸を貫きながら耳たぶに軽く歯を立てる。
「・・・ァ、あん・・・だて、さん・・・もう、だ、だめだ・・・イキそうだ・・・ゥ、ァァァァ・・・」「獅子、まる・・・俺もだ、二人でイクか・・・」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムのあと、二人は畳の上に横たわり余韻を味わっていた。伊達は獅子丸に腕枕をして頭をなでていた。「どうだ、古いカメラのよさが良く判ったか。」「ハイテクのデジカメもいいけど、古いカメラにもそれなりの味があるんだね、写真が出来たら見せてくれよ。」「これから現像するぜ。」昨晩までの雨にぬれた鮮やかな庭の緑に見守られ、二人はもう一度キスを交わした。

数日後、写真が出来たと聞いたので見せてもらった。写真にはストリップする姿、お尻を突き出す姿、オナニーする姿、自分の恥ずかしい姿を見ているうちに獅子丸は身体が熱くなるのを感じた。
「伊達さん、俺・・・」「わかっている・・・また撮影するか・・・」

コメント:撮影と言う鬼畜ネタを久しぶりに書いて見ました。伊達さんには最新のデジカメよりクラシックなカメラのほうが似合いそうなので使ってみました。

結婚記念日

2006-05-29 16:19:36 | ジョジョの奇妙な冒険
「それじゃ、僕たちの結婚執念に乾杯」「乾杯。」承太郎と花京院は杏酒を注いだグラスを軽く合わせた。チリンと澄んだ音が響く。

町外れの協会で二人だけの結婚式を挙げてから早くも6年になる。二人にとって重要な記念日を今年はお台場で迎えようと前から計画を立てていた。
迎えた土曜日でもある当日の放課後、ゆりかもめでお台場に出た二人はアクアシティにある洒落たカフェでお茶を飲んで一休みした後、予約を入れたホテルにチェックインを済ませた。部屋に荷物を置き一休みした後、ホテル内の飲茶料理のレストランでディナーを楽しんだ。結婚記念日、出会いの記念日などお台場で迎える大切な日のディナーはここと決めている。
「俺たちももう結婚してから6年になるのか、早いものだな。」「そろそろ普通のカップルだとお互いのいいところばかりじゃなくて悪いところも見えてくるね。」「長すぎた春の終わりか、俺たちは高校生の身ゆえに一緒には暮らしていないが、お互いのことをよく知っているし、簡単には壊れない絆で結ばれているはずだ。」「ある意味、一緒に暮らしていないからこそ、一緒にいるときを大切にしようとしているから絆が生まれるんだね。」二人は杏酒を酌み交わしながら、スタッフの丁寧なサービスの下運ばれてくる飲茶料理を味わった。おいしい料理と琥珀色の杏酒の爽やかな酔いが二人の会話を盛り上げる。
ディナーが終わり、満足した二人は部屋に戻った。お風呂に入った後、バスローブを羽織った二人はベッドの上で寄り添うように座り、サービスのミネラルウオーターを飲んだ。窓からは巨大な宝石箱を思わせるフジTVの社屋と、宝石をつないだネックレスを思わせるレインボーブリッジが見渡せる。花京院は承太郎を後ろから抱きしめる。
「結婚6年目になると相手のアラばかり見えて、浮気したり、最悪離婚になるカップルだって少なくないんだよ。」「倦怠期ってやつか。俺たちは男同士だが、下手な普通のカップル以上の絆で結ばれている。この絆をお互い年をとるまで大切にしたい。」「僕たちは6年前に祭壇で永遠の愛を誓ったんだ。きっと神様も祝福してくれたよ。」「せっかく神様が俺たちをめぐり合わせてくれたんだ。大切にしないとバチがあたってしまう。」ミネラルウオーターを一口飲み干した後、二人は唇を重ねた。「…ウ、んゥ…」舌が絡まるたびにキスの味とわずかに残った杏酒の味、水の冷たさが混ざり合い、二人を甘美な官能の世界にいざなう。キスを交わしながらお互いのバスローブを脱がせあう。
「承太郎、愛している、僕だけのものだ…」「俺も、俺は典明なしには生きられない…」花京院は承太郎の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、ピンクの真珠を思わせる乳首を口に含み吸った。「…ア、はァあ…う、んゥ…」「なんて可愛く感じるんだ…可愛い声をもっと聞かせてくれるか…」舌で転がし歯でつつくたび、承太郎の体はビクンと柳の枝のようにしなる。
花京院は承太郎の乳首を吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。薔薇の花弁のように繊細な舌と指が肌の上を優しくも淫らに踊るたび、承太郎の体は快感に雨粒のようにはじけ、肌は紫陽花のように染まる。身を捩じらせて快感を表す承太郎がたまらなくいとしい。
「ここだってもうこんなだよ…」花京院は承太郎の足を開かせると、甘く熟れて蜜を滴らせた果実を口に含みフェラチオした。「承太郎の、大きい…」「ァ、ああゥ…ん、ゥう…典、あき…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り時に軽く吸い、指先が種子を転がすたびに承太郎の体は蔓薔薇のようにしなる。
「…あ、ゥう…典明、俺も…」承太郎はフェラチオしてもらいながら花京院の足の間に顔を埋め、甘く熟れた果実を口に含んだ。二人は口の周りを蜜で汚しながらお互いに果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「…ァ、典…あき、もう、出…でそうだ…ゥ、うう…」「承…たろう、僕も…で、出るっ…」二人はほぼ同時にお互いの口腔に杏酒のように甘美な果汁を流し込んだ。「承太郎の、美味しい…」「典明のも、濃くて美味しい…」二人は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。ベッド脇のルームランプが上気した二人の肌を真珠のように妖しく彩る。
花京院は承太郎の足を持ち上げた。咲きかけの紫陽花を思わせる蕾があらわになる。「アん、恥ずかしい…」「恥らう承太郎、最高に可愛いよ…」花京院は承太郎のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、蕾に口付け花弁の一枚一枚に舌を這わせた。舌であふれ出る蜜をなめ取る。
「お願いだ、典明のがほしい…」「そろそろひとつになろう…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「クうっ…ゥ、んゥ…ァ、ああゥ…はァ…のり…明、もっと、奥に…きて、くれ…」「承…たろう、ああ、よく、締まるよ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。快感が突き上げるたび6年前に二人で愛を誓った瞬間がよみがえる。そのころと変わらない快感の表情、吐息ひとつとってもいとしい。花京院は承太郎の顔中にキスの雨を降らせる。
「ゥ…典、あき…もう、イ、イキそうだ…我慢、できない…ゥ、ォォォォ…」「承たろう…僕も、イキそう…二人で、イこう…ァ…」二人は同時に快感の頂点に達した。瞬間キスを交わした。
オルガズムのあと、二人はベッドの中で抱き合い余韻を味わっていた。花京院は承太郎に腕枕をして頭をなでていた。「来年の今頃は7周年目だな。」「来年迎える7周年目の結婚記念日も二人で過ごそうね。」「約束だ。」二人は来年の結婚記念日も二人で迎えることを約束するようにキスを交わすと、抱き合って眠りについた。
神の元で永遠の愛を誓った俺たち、いつまでも絆は壊れないだろう。
つないだ手に二つの結婚指輪が輝いた。

コメント:6周年目を迎えた結婚記念日です。毎年恒例だからこそ力を入れて書きました。

野点

2006-05-10 18:01:23 | ジョジョの奇妙な冒険
花京院の白く繊細な手が茶筅を丁寧に操る。シャカシャカと小気味よい音が聞こえる。
空条邸の庭が鮮やかな新緑で彩られたある日曜日、お天気がよいからと承太郎と花京院は野点のお茶会を楽しんだ。二人はホリイから茶道を習っているので日曜日には二人だけのお茶会を楽しんでいる。庭に緋色の毛氈を敷き5月の風を感じながらお茶をたてる。
「どうぞ一服。」承太郎は花京院が丁寧に入れてくれたお抹茶を味わった。程よい苦味が口腔に広がる。
「お手前がうまくなったな。」「それでも子供のころからやっている承太郎にはかなわないよ。」「お袋が筋がよいといっていたぜ。」「僕もお茶を始めてから両輪から姿勢がよくなったといわれたよ。」「茶室でのお茶会も楽しいが、この季節は一番の伊達に向いているぜ。」「これから蒸し暑くなる前の楽しみだね。」二人は丁寧に入れられたお抹茶を味わった。5月の風が新緑の木々を揺らす。
お茶菓子をいただいた後、「承太郎、僕のもうひとつのお手前を味わってほしい…」花京院は承太郎の唇に自分のそれを重ねた。「んっ…うゥ…」舌が口腔内で絡まるたびにお抹茶の苦味とお茶菓子の甘味、キスの甘味が混ざり合い、承太郎を練りきりのように甘い官能の世界にいざなう。キスを交わしながら着物の袂に手が伸びる。
「典明、ここじゃ…」せめて部屋でといいそうになった承太郎の唇は花京院のキスで再びふさがれた。「大丈夫だよ、ここは承太郎の家なんだから…」確かに庭は広いので周りから見られることはないし、ホリイも外出している。しかしもし突然ホリイが帰ってきたら…それでも繰り返されるキスは承太郎から確実に理性を奪うと同時に官能を与えた。
「お茶菓子の跡は承太郎を味わいたい…」「お茶菓子代わりに俺を味わってくれ…」花京院は承太郎の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると着物の袂を空け、ピンクの砂糖菓子を思わせる乳首を口に含み吸った。「ア…あ、ん…はァ…あ…うゥン…」「もう硬くなってるよ、いやらしくてかわいい僕の承太郎…」舌で転がし歯でつつくたび、承太郎の体は藤の房のようにしなる。
花京院は承太郎の乳首を片方づつ吸いながら、空いた手を着物の中に入れ、脇の下、脇腹、臍の周り、背筋、裾の奥の太ももへと這わせた。茶筅のように繊細な指先と袱紗のように柔らかな下が織り成す愛撫の快感に承太郎の体は波打ち、肌は鴇色に染まる。はだけた着物と緋色の毛氈が快感に身をよじらせる承太郎をよりあでやかに彩る。見られるかもしれないというスリルと庭での開放感が二人を大胆にさせた。
「ここだってもうこんなだよ…」花京院は承太郎の着物の裾を割ると、甘く熟れて蜜を滴らせる果実を口に含み吸った。「承太郎の、大きい…」「はァ…う、んゥ…典、あき…」柔らかな舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が趣旨を転がすたび、承太郎の体は快感に波打つ。
「のり…明、もう、だ、だめだ…で、出るっ…」承太郎は花京院の口腔に薄茶のように甘美な果汁を流し込んだ。「承太郎の、美味しい…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の着物の裾をめくり上げ、甘く熟れた果汁を流し込んだ。
「むぐっ、んうぐっ…うゥ…典明の、甘い…」「承…たろう、う、うますぎる…そんなに動かしたら…」花京院は承太郎の頭を愛情を込めて撫でながらうっとりとフェラチオの快感に身を任せていた。「じょう…太郎、僕も、で、出そう…ァ…」花京院は承太郎の口腔に大量の果汁を迸らせた。「典明の、美味しい…」「承太郎、愛しているよ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。初夏の太陽が上気した二人の肌を美しくも官能的に彩る。
花京院は承太郎に獣のポーズを取らせると着物の裾をめくりあげた。練り切りのように白いお尻があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「お茶菓子も美味しかったけど、承太郎のお尻も美味しそう…食べちゃいたい…」花京院は承太郎のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を味わった後、割れ目を開き、咲きかけの蕾に指を入れて蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびに溢れ出る蜜がお尻を伝い毛氈にしみこむ。「お願いだ、典明のがほしい…」「そろそろかき回してあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「ヒイっ…イ、いい、ァ…はァ…典、あき…もっと…奥まで…ほしい…」「じょう…たろう、よくしまって…すごく、いいよ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。先ほど味わったお抹茶が媚薬の役割をもたらし、快感をさらに増幅させる。着乱れて肌に絡みつく着物が二人をより淫らに、かつ美しく彩る。花京院は承太郎を貫きながら耳たぶに軽く歯を立てる。
「ゥ…う、典…あき、もう、い、イキそうだ…我慢できない…んう、ォォォォォ…」「承…たろう、僕も…二人で、イこう…ァ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。獅子脅しの音が響く。
オルガズムのあと、二人は着物を着乱れたまま毛氈の上で抱き合い余韻を味わっていた。火照った肌にそよ風が心地よい。「出歩くデートも楽しいけど、二人でこうしてお茶を味わうデートも楽しいね。」「デートには形式はない、二人で楽しい思いができるかだ。」「また二人で野点のお茶会したいね。」「今は初夏だが、秋になってからのお茶会も風情がありそうだ。」五月晴れの空と庭の緑に見守られ、二人はもう一度キスを交わした。
上空を一羽のツバメが横切った。
コメント:以前うちのHPでお茶会の話を書きましたが、今回は少しアレンジして野点にしてみました。高校生でお茶をやるなんてずいぶんセレブな二人です。

出雲

2006-05-06 10:00:48 | 男塾赤x桃
風薫る5月、桃と赤石はゴールデンウイークを利用して松江と出雲に旅行に出かけた。二人で行く久しぶりの旅行を前から楽しみにしていた。
岡山から乗り継ぎ、松枝についたのはお昼ごろ。出雲そばの昼食を食べた後、八重垣神社を参拝した。受付で紙をもらい、境内にある池に浮かべ、お賽銭を乗せる。紙が沈んだ瞬間手を合わせ、二人がいつまでも一緒にいらることを祈った。
3時ごろに玉造温泉に着いた二人は、予約を入れた旅館にチェックインを済ませ、部屋でお茶を飲んで一休みした後、早速露天風呂に浸かった。やや熱めのお湯が日ごろの修行の疲れを癒してくれる。
「いい温泉だな、気に入ったぜ。明るいうちから温泉とは最高の贅沢だ。」「気に入ってもらってうれしいっす。競争率の激しい中予約した甲斐がありました。二人で旅行に行くときは、いつも先輩が予約してくれるから、そのお礼っす。」「その気遣いが嬉しいぜ。」二人は身を寄せ合ってお湯に浸かった。二人でいるときは1号生筆頭の責任から開放され年相応の顔になる、そんな桃がたまらなくいとしい。5月の日差しが二人を包む。
洗い場で体を洗い、ジャグジーで体をほぐした後、満足した二人はお風呂の後、浴衣姿で新緑に彩られた温泉街の散策を楽しんだ。周辺には同じような旅館が立ち並び、温泉街らしい風情をかもし出していた。真ん中を流れる川のせせらぎの音に癒される。可愛らしいつくりのカフェでお茶を飲んで一休みし、瑪瑙の専門店でおそろいの携帯ストラップを買い、川で足湯して夕方ごろに旅館に戻った。
部屋に戻ると仲居が夕食の用意をしてくれた。丁度お腹のすいた二人は海の幸、湖の幸、山の幸を贅沢に使った料理を楽しんだ。夕食の後、腹ごなしに物販コーナーで土地の地酒や出雲蕎麦、シジミの佃煮、あごの焼きなどをお土産に買った。
部屋に戻るとすでに布団が敷いてあった。二人は買ってきた地酒を酌み交わしながらながら夜の温泉街の眺めを楽しんだ。やがて程よく酔いが回ってきたころ、
「桃、修行の傍ら予約してくれて感謝している、お礼をさせてくれ…」赤石は桃の頬を手に取ると唇を重ねた。「んっ…うゥ…」舌が絡みつくたびにキスの味と地酒の味が混ざり合い、甘美な官能の世界にいざなう。赤石は桃を布団に運ぶと、ついばむようなキスと絡みつくようなキスを繰り返しながら浴衣の帯を解いた。
「つまみの代わりにお前を頂くぜ…」「地酒の跡は俺を味わってほしい…」赤石は桃の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、蓮華の花を思わせる乳首を口に含み吸った。「…ぁ、あん…やァん…せん、ぱい…全部は、脱がせないん…すか…」「もう感じてるのか、硬くなってるぞ…浴衣をはだけたお前、最高にそそるぜ…全部脱がせたらもったいない…」舌で転がし歯でくすぐるたびに桃の体は藤の房のようにしなる。
赤石は桃の乳首を暫くすった後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。松の枝のように節くれだった指先と厚い舌が織り成す愛撫は意外なほど丁寧で繊細で、桃の体に確実に優しくも淫らな官能を与える。温泉という日常から離れた雰囲気が二人の官能を書き立てる。
「ここだって、もうこんなだ…」赤石は桃の足を開かせると、熟れて天を突く果実を口に含みフェラチオした。「…ゥ、んゥっ…ァ、ああゥ、せん…ぱい…やァ…ァ…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がたび、浴衣をはだけて快感に身を捩じらせる桃の姿は、舞う古代の女神を思わせた。
「せんぱい…俺も…」桃はフェラチオしてもらいながら赤石の足の間に顔を埋め、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。二人は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「せん、ぱい…お、おれ、で、出そうっす…」「桃、俺もだ…」二人はほぼ同時にお互いの口腔に大山の牛乳のように濃い果汁を流し込んだ。
「先輩の、おいしいっす…」「桃、お前のもな…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。枕元の行灯が上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
赤石は桃を仰向けに横たわらせると足を持ち上げた。赤瑪瑙色の蕾があらわになる。「アン、恥ずかしいっす…」「恥らう表情、最高に可愛いぜ…」赤石は桃のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、蕾の中に指を入れて蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびにあふれ出る蜜がお尻を伝いシーツにしみこむ。「お願いっす、先輩のがほしい…指だけじゃ我慢できない…」「そろそろ入るぞ…」赤石は桃の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「クウっ…ゥ、あァう、せん…ぱいの…熱い、もっと、奥まで…」「も…も、お前の中、よく締まるぜ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。赤石は桃を貫きながら顔中にキスの雨を降らせる。わずかに残った酔いが二人の腰の動きをさらに激しくさせる。
「…ァ、せん…ぱい、もう、だ、だめだ…イ、イクっす…ゥ、ォォォォォ…」「桃、俺もだ…二人で、イクか…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムのあと、二人は布団の中で横たわり余韻を味わっていた。赤石は桃に腕枕をして頭をなでていた。「桃、少し汗をかいたな、もう一度風呂に入るか。」「そうですね、大浴場はまだあいていますね。」二人は浴衣を着なおすと部屋を出た。
露天風呂には月の明かりが差し込んでいた。二人は抱き合ってお湯に浸かった。やや熱めのお湯が火照った肌に心地よい。「明日は出雲を観光するか。」「明日、晴れるといいっすね。」夜の帳に包まれた露天風呂で、二人は明日の観光が楽しいものになると約束するキスを交わした。
部屋に戻ると、ひとつの布団に抱き合って眠った。

「おはよう、桃。」「おはようございます、先輩。」翌朝、差し込む朝日で目を覚ました二人は目覚めのキスを交わした。二人は眠気覚ましに露天風呂に浸かった。お湯に浸かるうちに自然の目が覚めてくる。
身支度、朝食、チェックアウトを済ませた後、出雲大社行きのバスに乗った。
出雲大社についた二人は壮大な社に作法道理に手を合わせ、縁結びの神である大国主命に二人が縁あって出会ったことに感謝し、いつまでも一緒にいられることを祈った。お天気もよいため境内は観光客で賑わっていた。絵馬を奉納し、宝物殿を見学し、神楽を楽しんだ後、出雲大社を後にした。
総合案内所でレンタサイクルを借りると島根ワイナリーに行った。新緑に彩られた道を風を感じながら走るのは楽しい。ついたのは丁度お昼ごろ、ワイナリー内にあるバーベキューレストランで島根牛のバーベキューを食べ、ワインつくりの過程を見学したあと、物販コーナーで島根ワインをお土産に買った。
再び自転車に乗ると、日本の渚100選に選ばれた伊佐の浜を散策した。浜辺からは日本海が見渡せる。白い砂浜を歩くと、海からの風が心地よい。観光客や地元の人が同じように散策を楽しんでいた。「綺麗な海ですね。」「桃、お前のほうが綺麗だ。」波も穏やかな日本海とウミネコに見守られ、二人はキスを交わした。
3時ごろ、案内所に自転車を返して、一畑電鉄で出雲市駅に向かった。車窓からはのどかな田園風景が広がる。「先輩、松枝と出雲気に入ったっすか?」「気に入ったぜ、温泉にも入れたし、前から行きたかった出雲大社にも行けた。実りの多い旅行だったぜ。これも桃のおかげだ。」「でももうすぐこの神代の国ともお別れだと思うと寂しいっす。」「またいけばいい。次にここにくるときは、俺が手配しておくぜ。」「期待していますよ。」二人は次に来ることを約束するように手を握り合った。
出雲市駅から在来線に乗り岡山まで出た二人は、岡山から帰りの新幹線に乗った。列車が動き出すと楽しかった思い出とともに一抹の寂しさを感じる。
「今回の旅行も楽しかったぜ、また二人で旅行しよう。」「国内、海外問わず旅行して思い出をまた作っていきたいっす。」
車内で今回の旅行の思い出を語り合った。
二人を乗せた新幹線は東京へと向かっていった。

コメント:今年のGWに行ってきた松江と出雲旅行レポート小説です。松江と出雲は2回目ですが何度行ってもすばらしいところです。

温泉

2006-04-24 18:05:35 | ジョジョの奇妙な冒険
風薫る5月、承太郎と花京院はゴールデンウイークを利用して伊豆に温泉旅行に出かけた。毎年恒例になった二人だけの温泉旅行を楽しみにしている。
毎年泊まっている伊豆の老舗旅館にチェックインを済ませたのは夕方ごろ、部屋でお茶を飲んで一休みした後、早速露天風呂に浸かった。温泉の成分が日ごろの疲れも旅の疲れも癒してくれる。遥かかなたまで見渡せる海と五月晴れの空、芽吹いたばかりの新緑を望みながら浸かる露天風呂はまた格別だった。
「僕たちの温泉旅行もこれで6度目だね。」「毎年予約してくれてありがたいぜ。」「僕はこの旅館には子供のころから止まっているんだよ。お上さんや中井さんとも顔なじみなんだ。」「俺もさすがに6度目となると顔を覚えられてきたぜ。」「そういえば、ここについたとき仲居さんから、二人とも仲がよくていいですね。といわれたね。」「もしかしたら俺たちが恋人同士ということは、旅館では周知のことかもしれないぜ。」二人の顔が赤らんだのは、温泉の熱ばかりではなかった。沈みかけの太陽が空と海を金色に彩り始める。
洗い場で体を洗ったあと、二人はもう一度お湯に浸かった。
「そうだ、折角貸切なんだから…」花京院は承太郎のほほを手に取ると唇を重ねた。「ん…うウ…」舌が唇をこじ開け、口腔内に進入し歯の裏まで舐めとる。唇を離すと蜜の糸が落日の日差しを受けて輝く。
「ああ…典明、こんなところじゃ…」「大丈夫だよ、承太郎だって僕たち以外には泊り客はいないって知っているよね…」露天風呂の中での愛の行為は毎年恒例になっている。しかし、屋外での睦み逢いは何度繰り返してもスリルを伴う。そのスリルが二人を熱く甘い官能に駆り立てる。
花京院は半身お湯に浸かりながら承太郎を膝に乗せるように抱き上げると、耳朶、首筋に舌と指を這わせ、八重桜の蕾を思わせる乳首を指先でつまんで転がした。
「…ァ、はァァァ…んゥ、典明…」「もう固くなっているよ、淫らでかわいい僕の承太郎…」指先で軽くつねり、爪を立てるたび承太郎の体は新緑の枝のようにしなる。花京院は片手で承太郎の乳首を愛撫しながら、もう片方の手を脇の下、脇腹、臍の周り、背筋、太ももへと這わせ、熟れ始めた果実を握ってしごいた。白魚のようにしなやかな指先が性感帯を的確に探り当てるたび、承太郎は甘い快感に身を捩じらせ、肌をハナミズキ色の上気させる。露天風呂の開放感とお湯のぬくもり、泊り客は二人しかいないという安心感が二人を大胆にさせた。甘い快楽の声が波の音と混ざり合う。
「のり…あき、もう、で、出そうだ…」承太郎は快感のあまり達しそうになるが花京院は直前で愛撫の手を止めてしまう。
「だめだよ、自分ばかり気持ちよくなってたら…」承太郎は花京院の足の間に顔を埋めると、甘く熟れた果実を口に含みフェラチオした。
「むぐっ…んぐっ、んゥ…典明の、甘い…」「じょう…太郎、ゥ、なんて、うまいんだ…そんなに舌を動かしたら…」花京院は承太郎の頭を愛情を込めて撫でながらうっとりとフェラチオの快感に身を任せていた。
「…ァ、承…たろう、ぼくも、で、出そう…ァ…」花京院は承太郎の口腔に甘露のように甘い果汁を流し込んだ。
「典明の、美味しい…」「承太郎、愛しているよ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。水平線に近づく太陽が、茜色の日差しで上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
花京院は再び承太郎を膝に乗せると、お尻の割れ目を指先で開き、咲きかけの蕾に指を入れて蜜壷をかき回した。指が中で蠢く度に溢れ出る蜜がお湯に溶ける。
「お願いだ、典明のがほしい…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。同時に太陽が水平線に触れた。
「くうっ…ゥ、んァ…はァ…はァっ…典…あき、もっと、奥に…」「承…たろう、そんなに、締め付けたら…千切れそう…」二人はお湯を波打たせながら腰を動かし快感を求め合った。腰の動きにあわせるように太陽が沈み、わずかに残った光で空と海を金色に染め上げる。花京院は承太郎を貫きながら耳朶に軽く歯を立てる。
「…ァ、もう、い、イキそうだ…我慢、できない…」「まだ、イッたらだめだよ…僕が、先に・・・ァ…」花京院は承太郎の蕾の中に大量の果汁を流し込んだ。同時に太陽が完全に水平線に姿を消した。
承太郎は懸命にイキそうになるのを堪えていた。「まだイってないね…」「まだ何とか持っている…でも限界が近い…」「ちゃんと我慢できたね、いい子だ…」花京院は承太郎の今にも爆発寸前の果実を口に含んだ。やわらかく温かな口腔の快感に耐えられず、承太郎は大量の果汁を流し込んだ。
「承太郎の、美味しい…」「おかげでお湯を汚さずにすんだぜ…」「せめて公共の場のマナーは守ろうね。これはご褒美だよ。」花京院は承太郎のほほに軽く口付けた。
オルガズムのあと、二人はお湯に使ったまま抱き合い余韻を味わっていた。火照った肌にやや熱めのお湯が心地よい。まだ西の空は太陽の余韻を残し、薄紅色に彩られていた。
「毎年恒例になった温泉旅行だけど、今年も楽しいものにしようね。」「6回目の温泉旅行だが、いつも始めて旅行した気持ちを忘れていないぜ。」すみれ色の空と海に見守られ、二人は今回の温泉旅行も楽しいものにすることを約束するキスを交わした。
東の空に1番星が煌いた。

温泉2

2006-04-24 18:05:15 | ジョジョの奇妙な冒険
部屋に戻るとすでに夕食の用意ができていた。ちょうどおなかのすいた二人は新鮮な海の幸をふんだんに使った豪華な海鮮料理の夕食を楽しんだ。おなかがいっぱいになった二人は食後の運動に卓球を楽しんだ。ただ対戦するだけじゃ面白くないと、買ったほうがその後の主導権を握れるというルールを設けた。そのため対戦は白熱し、幾度かのマッチポイントを経て承太郎の勝利に終わった。
「これでやっと2年連続の雪辱を晴らしたな。」「来年こそは負けないよ。」
途中で庭を散策し、部屋に戻るとすでに食器は下げられ、布団が敷いてあった。
明かりを消し、枕もとの行灯をともすと布団の上で二人はキスを交わした。
「ん…うゥ…」承太郎の舌が花京院の口腔に進入し、歯の裏まで舐め取る。
「…あ、ぁ、承太郎…」「ルールのとおり、今夜は俺が典明を気持ちよくするぜ…」啄ばむようなキスと深いキスを繰り返しながらお互いの浴衣の帯を解きあう。
「典明、離さないぜ…」「僕は、承太郎だけのものだよ…」承太郎は花京院の耳朶、首筋に舌と指を這わせるとピンクの金平糖を思わせる乳首を口に含み吸った。
「あ、んゥ…はぁん…」「典明でも乳首が感じるのか…男の体は男が一番わかるとはよく言ったものだな…」いつも自分がされているように舌で転がし歯でつつく。
承太郎は花京院の乳首を暫く吸った後、脇の下、脇腹、臍の周り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。松の枝のように節くれ立った指が性感帯を探り当てるたび、花京院は浴衣をはだけて身を捩じらせ快感を現す。その姿は空を舞う天女を思わせた。愛撫をする側とされる側が入れ替わるだけで快感がさらに増幅する。
「ここも、もうこんなだぞ…」承太郎は花京院の足を開かせると、蜜に潤い行灯の明かりでてらてらと輝く果実を口に含みフェラチオした。
「…あ、んゥ…やぁ…承…たろう、はぁ…」「よがっている典明、可愛いぜ…」厚い舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび、花京院の体は藤の房のようにしなる。「…あ、じょう…たろう、もう、で、出そう…ぁ…」花京院は承太郎の口腔に甘い果汁を流し込んだ。
「典明の、おいしい…」「今度は僕の番だよ…」花京院は承太郎の胸に顔を埋めると、立ち上がった乳首を口に含み吸った。「…ぁ、んゥ、はぁうっ…やぁ…」「承太郎だってもう固くなってるよ…僕を愛撫している間中感じていたんだね…」京の花京院の舌の動きはいつも以上に濃厚だった。
花京院は承太郎の乳首を暫く吸った後、同じように体を愛撫し、甘く熟れた果実にたどり着き口に含みフェラチオした。「承太郎の、大きい…」「はっ…ああん、やぁん…」承太郎はうっとりとフェラチオの快感に身を任せながら、花京院の頭をなでていた。「典…あき、もう、で、出そうだ…ゥ…」承太郎は花京院の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「承太郎の、おいしい…」「典明、愛しているぜ…」二人は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。行灯の明かりが上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
「さっきはたっぷり気持ちよくさせてもらったんだ、これはお礼だよ…」花京院は承太郎を仰向けに横たえると足を持ち上げた。咲きかけの躑躅を思わせる蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「行灯の下で見ると綺麗だよ、承太郎のここ…」花京院は承太郎の蕾に口付け、花弁の1枚1枚に下を這わせた。あふれ出る蜜を舐め取る。「お願いだ、典明のがほしい…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「クウっ…ゥ、んぁ…あ、はぁ…典明のが…奥に、当たる…」「じょう…たろう、よくしまって、すごく、いいよ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。二人のあえぎ声と遠くから聞こえる波の音が混ざり合い、絶妙のハーモニーを奏でる。花京院は承太郎を貫きながら顔中にキスの五月雨を降らせる。
「…ゥ、典明…もう、い、イキそうだ…う、ォォォォ…」「じょう…太郎、僕も…二人で、イこう…ぁ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。同時にキスを交わした。
オルガズムのあと、二人は布団の中で抱き合い余韻を味わっていた。花京院は承太郎に腕枕をして頭をなでていた。「たまには愛撫されるのいいが、俺には入れられるほうが性に合ってる…」「僕も入れるほうが合うけど、たまに立場を逆転させるのもいいね・・・」「少し汗をかいたな、もう一度露天風呂に行くか。」「この露天風呂は一晩中開いているよ。」二人は浴衣を着なおすと部屋を出た。
夜の満月の舌の露天風呂は黄昏時とはまた違う表情を見せる。二人は抱き合ってお湯に浸かった。やや熱めのお湯が火照りの残る肌に心地よい。
「明日は麻風呂に入ろうね。」「贅沢な旅行だな。」夜の海と真珠のような満月に見守られ、二人はキスを交わした。
部屋に戻るとひとつの布団で抱き合って眠った。

「おはよう、承太郎。」「おはよう、典明。」翌朝、差し込む朝日で目を覚ました二人は目覚めのキスを交わした。二人は早速眠気覚ましに朝風呂に浸かった。
昇ったばかりの朝日に照らされた露天風呂は爽やかな精気に満ちていた。浸かるうちに眠気も覚めてくる。
「おかげで今回の温泉旅行も楽しいものになりそうだ。」「来年もまた温泉旅行に以降ね。もちろん旅館も手配しておくよ。」「楽しみにしているぜ。」朝の海と空に見守られ、二人は来年も温泉旅行に行くことを約束するキスを交わした。
二人の頭上を燕が横切った。

コメント:毎年恒例の温泉旅行ネタです。今回は変化をつけるため少しリバース要素を加えてみました。

寄り道

2006-04-12 18:13:23 | ジョジョの奇妙な冒険
ある日の放課後、承太郎と花京院は寄り道して川沿いの土手の遊歩道を散歩した。お天気もよく、散歩にはもってこいの日だった。暫く歩いた後、二人は土手の芝生に座って一休みした。仄かな若草の匂い、春風に揺れるタンポポとシロツメクサが心を和ませる。「「俺たち、付き合ってから随分たつが、恋人同士になったのもあのエジプトへの危険なたびがきっかけだった。」「あの旅は死と隣りあわせだったけど、だからこそ絆を深めるきっかけになったのかな。」「別に俺だってもう一度あの旅をしたいとは思っていない。ただ、俺と典明がこうして平穏な日常を送れるようになったのもあの旅があってこそだ。」「そう思うと、危険な旅も過ぎてしまえばいい思い出だね。」二人は手を繋ぎあった。モンシロチョウが舞う。
「そうだ、承太郎、折角誰もいないから…」花京院は承太郎のほほを手に取ると唇を重ねた。「んうっ…うゥ…」舌が唇をこじ開け、口腔内に侵入する。唇を離すと蜜が甘く糸を引く。
「典明、こんなところじゃ…」もし誰かに見られたら、と言いそうになった承太郎の唇は花京院のキスで再び塞がれた。「大丈夫だよ、周りには誰もいないしゆっくり楽しめるよ…」確かにいつもなら土手の下の空き地では遊ぶ子供や犬の散歩をする人の姿が見られるが、今日に限って誰もいない。しかし、これだけ天気のいい日である。もし誰かに見られたら、それでも繰り返される花京院のキスは、承太郎の口腔に残るわずかな空気と理性を吸い取ると同時に、官能を与えた。
「承太郎、僕の蝶…捕まえていないとどこかに飛んでいってしまう…」「俺を捕まえていてくれ…」花京院は承太郎の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、シャツを口でめくり上げ、八重桜の蕾を思わせる乳首を口に含み吸った。
「…ァ、ああゥ、はァっ…やァ…」「もう硬くなってるよ、感じてる承太郎、いつ見ても可愛い…」舌で転がし歯で転がすたびに承太郎の体はシロツメクサのようにしなる。
花京院は承太郎の乳首を吸いながら、空いた手を脇の下、脇腹、臍の周り、背筋、太ももへと這わせ、ズボン、下着の中に入れ熟れ始めた果実を揉み解した。マグノリアの花弁のように柔らかな舌と指が性感帯をまさぐるたびに、承太郎は会館に身をよじらせ、肌は朱鷺色に染まる。若草が肌を刺すチクチクした刺激が快感にさらに拍車をかける。見られるかもしれないというスリルと屋外の開放感が二人を大胆にさせた。
「ここだってもうこんなだよ…窮屈そうだから出してあげるね…」花京院は承太郎の下着の中から熟れ始めた果実を取り出すと、口に含んでフェラチオした。
「承太郎の大きい…」「ァ…ああん、はァん…ァ、う、のり…明…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が趣旨を転がすたびに承太郎の体がビクンと波打つ。その姿は甘い蜜を求めて舞う蝶を思わせた。
「あ…典明、もう、だ、だめだ…で、出るっ…」承太郎は花京院の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「承太郎の、大きい…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の足の間に顔を埋め、下着の中から取り出した果実を口に含みフェラチオした。
「むぐっ、んぐっ…う…典明の、甘い…」「承…たろう、そんなに、舌を…動かしたら出ちゃいそう…」花京院はうっとりとフェラチオの快感に身を任せながら、承太郎の頭を愛情を込めて撫でた。「…ァ、じょう…太郎、僕も…で、出そう…ァ…」花京院は承太朗の口腔に大量の果汁を迸らせた。
「典明の、おいしい…」「承太朗、愛しているよ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。柔らかな春の日差しが上気した二人の肌を怪しく照らす。
花京院は承太朗のズボンと下着を足首まで下ろすと、足を持ち上げた。咲きかけの八重桜を思わせる蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「綺麗だよ、承太朗のここ…」花京院は承太朗のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き蕾の中に指を入れて蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびにあふれ出る蜜が若草に染み込む。「お願いだ、典明のがほしい…」「そろそろひとつになろう…」花京院は承太朗の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「くうっ…ゥ、うう、ァ…はァ…典、あきのが…奥に、当たって・・・」「承…たろう、すごく、いいよ…」二人は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。腰が動くとタンポポの枝が揺れ、綿が飛び二人をより美しくも怪しく彩る。花京院は承太朗を貫きながら顔中にキスの春雨を降らせた。
「う…典明、もう、い、イキそうだ、我慢できない…ゥ、ォォォォ…」
「承…太朗、僕も…二人で、イこう…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。シロツメクサが春風に揺れる。
オルガズムのあと、二人は草の褥に抱き合い余韻を味わっていた。火照った肌に春の空気が心地よい。「もし、あの旅でどちらかが死んでいたら、今頃どうなっていただろうか…」「考えたくないけど、いい思い出にならずにつらい思い出だけになっていたかもしれないね。」「でも、大切なのは今だ。日常生活の中でも絆は深めていけるだろう。」「だってそのために僕は帰ってきたんだから。」
春の日差しに見守られ、二人はもう一度余韻を味わうようにキスを交わした。
上空を雲が穏やかに流れていた。

コメント:今回は行事から離れて、二人のほのぼのとした日常を書いてみました。日常を書くのは久しぶりなような気がします。

枝垂桜

2006-04-06 17:58:06 | 男塾桃x獅子
「うわあっ、すごいや。」獅子丸の目の前には天にも届くような枝垂桜が満開の花を咲かせていた。

ある日曜日、桃は獅子丸を連れてドライブに繰り出した。都心を抜け奥多摩に出ると、渓流を見下ろす駐車場に車を止めた。ハイキングコースをしばらく歩き、小高い山頂に出ると、朱鷺色の雲を思わせる枝垂桜が出迎えてくれた。
「親父が俺に見せたかったのって、この枝垂桜だったんだね。」「そうだ、俺が現役時代に見たとき、いずれ俺に子供が生まれたら見せようと心に誓ったものだ。」「親子2代で見る桜か。」咲き誇る枝垂桜を目の前に獅子丸は子供のようにはしゃぎ、桃はそんな息子をいとしげに眺めていた。その顔は一国の首相からつかの間解放された父親のものだった。遠くから野鳥の鳴き声が聞こえる。
ふと春風が吹き、舞う桜吹雪が獅子丸を華麗に、あでやかに彩る。
「獅子丸、なんて美しいんだ…俺だけのものだ…」愛しさが募り、桃は獅子丸を後ろから抱きしめる。
「どうしたんだ、親父…」「お前もいずれ独立するだろう…男として成長するのはうれしいが、同時に俺の元から離れてしまうのも寂しい…」「何言ってるんだよ、親父、俺はいつまでも親父の息子だ。」「せめて俺と二人だけのときはかわいい息子でいてくれ…」「二人だけのときは、親父にうんと甘えてもいいか…」「好きなだけ甘えてくれ…愛しい息子…」桃は獅子丸の頬を手に取ると唇を重ねた。
「…んっ、ウぅ…」舌を絡ませ吸いあい情感を高める。唇を離すと蜜が甘く糸を引いた。人里離れた山の中とはいえ、ここはハイキングコース、見られる危険も含んでいる。ましてや一国の首相とその息子、もし見つかったら、そのスリルさえ親子には媚薬になった。
「獅子丸、俺だけの桜の精…」「俺はいつだって親父のそばにいるよ…」桃は獅子丸を桜の木にもたれさせるように立たせると、耳朶、首筋に舌と指を這わせ、制服のボタンをはずし、桜の蕾を思わせる乳首を口に含み吸った。
「…ア、ああぅ…やァん、はァ…」「もうこんなに感じてるぞ…いつからこんなにいやらしい子になったんだ…父さん悲しいぞ…」舌で転がし歯で転がすたび獅子丸の体はビクンと波打つ。
桃は獅子丸の乳首を片方ずつ吸いながら、空いた手を脇の下、脇腹、臍の周り、背筋、太ももへと這わせ、ズボンの中に入れ下着越しに熟れた果実を揉み解した。無骨な指と厚い下が織り成す愛撫は意外なほど繊細で、獅子丸の体と心を蜂蜜のように甘くとろけさせる。見られるかもしれないというスリルと屋外の開放感が親子を大胆にさせた。上気して桜色に染まった肌を、舞う花弁がより艶やかに彩る。
「ここはもう一人前だな…」桃は獅子丸のズボン、下着を足首まで下ろすと、蜜を滴らせた果実を口に含みフェラチオした。「んっ…うぅ、はァう、お、親父…」「口の中でヒクヒクしてるぞ、そんなにしゃぶられたかったのか…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび、獅子丸は身を捩じらせて快感をあらわす。その姿は春霞に舞う天女を思わせた。
「…ァ、お、おや…じ、もう、で、デルッ…」獅子丸は桃の口腔に豆乳のように濃厚な果汁を流し込んだ。「お前の、濃いぜ…」「親父、俺も…」獅子丸は桃のズボンのジッパーを口でおろすと、猛々しくそそり立つ果実を下着から取り出し、口に含みフェラチオした「むぐっ、んぐっ…んう…親父の、大きい…」「しし…丸、う、上手すぎるぞ…」桃はうっとりとフェラチオの快感に身を任せながら、獅子丸の頭を愛情を込めて撫でた。「…ぅ、んう、獅子…丸、俺も、出そうだ…っ…」桃は獅子丸の口腔に大量の果汁を流し込んだ。
「親父の、美味しい…」「獅子丸、いい子だ…」親子は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。春の日差しが上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
桃は再び獅子丸を立たせ、正面から抱きかかえると、お尻の割れ目を開き、咲きかけの蕾に指を入れて蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびにあふれ出る蜜が太ももを伝い地面にしみこむ。
「お願いだ、親父のがほしい…指だけじゃ我慢できない…」「そろそろ入るぞ…」桃は獅子丸の蕾に果実をあてがい一気に突き上げた。
「くうっ…ぅ、ァ…ああぅ、やァっ…ん…はぅっ…おや…じのが、奥に…当たってる…」「しし…まる、よく…締まるぞ…」親子は木も揺れるほど腰を動かし快感を求め合った。腰の動きにあわせるように桜の枝が揺れ、求め合う親子をより艶やかに彩る。桃は獅子丸を貫きながら顔中にキスの桜吹雪を降らせた。
「…あ、あァ、お…やじ、もう、い、イキそうだ…ぅ…ォォォォ…」「獅子…丸、俺も…二人で、イクか…」親子は同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。桜吹雪が親子を包み込む。
オルガズムのあと、親子は木にもたれかかったまま抱き合い余韻を味わっていた。火照った肌に春風が心地よい。「親父、俺決めたよ。いずれ俺に子供が生まれたらこの桜を見せようと。」「そのころは俺もおじいさんだな。」「でも親父、俺がいくつになっても男として、息子として愛してくれるか?」「お前はいつまでも愛しい俺の息子だ。」桜の天蓋の元、親子はイツまでも親子でいることを約束するキスを交わした。
遠くから鶯の鳴き声が聞こえた。
コメント:久しぶりの剣親子ものです。奥多摩に枝垂桜は見たことがありませんが、何かの本で見た枝垂桜があまりにも美しかったので取り入れてみました。