遊々庵

懐手で、風に任せてゆっくり歩いてみたい。残された時間を大切に。

初めてのクーラー

2024-06-15 11:14:31 | 日記
6月14日(金)朝日がカンカン当たるスチール製の雨戸を開ける
と、かなり熱くなっている。今日も熱中症に注意して過ごさねば。

いつも買い物で通るデイサービスセンターの玄関上の天井に、今
年もツバメが巣を作った。職員さんに聞くと、もう2度巣立ちを
終えて、今は3度目の準備中だという。
通ってくるお年寄りたちも、巣の下に椅子を出し、毎日ツバメた
ちがやってくるのを楽しみに待っているという。
子供のころ、母屋の軒下に毎年ツバメが巣を作っていた。餌をせ
っせと運んでくる親ツバメに育てられ、巣立っていくのを見送っ
た。
田植えが終わったばかりの水田に、ツバメが飛び交う田園風景を
懐かしく思い出す。都会ではツバメはあまり見かけなくなったが、
このデイサービスは穏やかなお年寄りばかりなので、よほど居心
地が良く安心できるのか、何年も前から姿を見かける。

鉢植えのアジサイは咲いたが、手入れを怠ったからか、花付きが
悪い。昨年はたくさん花をつけ、日記に出したらフォロアーさん
が素晴らしい絵にして、日記にアップされていた。
「美しい絵に再現してもらって、咲いたアジサイもさぞ満足だろ
う」と嬉しく拝見したものだ。
   <今年は寂しく咲いた鉢植えのアジサイ>


   <昨年の同じ鉢植えアジサイ>


今日は夕方になっても暑かった。2階の閉め切った部屋では、32
度。室内でこもっていたら、汗がにじんでくる。暑さに身体が慣れ
ていないから、熱中症が怖い、と自分に言い訳しつつ、今年初めて
エアコンの冷房をかけ、読書と時々昼寝。
外出する気が起きず、買い物にも出かけず。夕餉のメニューは昨日
買い置きしておいた食材で済ます。
「ブラックアンガス肉」というアメリカ産の牛肉にキャベツ、ピー
マン、玉ねぎなどで野菜たっぷりの肉炒め物にする。

     🥎🥎🥎🥎       🥎🥎🥎🥎
阪神タイガースは、舞台を福岡に移して、ソフトバンクとの初戦。
好投した伊藤将投手は新人に2ラン打たれ、野手は三振の山を築
いてハイ、それまでよ~。0-2で完敗。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人間だもの

2024-06-14 10:51:50 | 日記
6月13日(金)朝のうちはどんよりしていたが、昼前になると雲が薄
れ、日差しが照ってきた。湿気を含んだ空気は、体に巻き付くようだ。

東京都知事選、立候補予定者は50人前後になるそうな。たった一つ
の席を巡って史上空前の激戦・・・と言いたいところだが、実質は現
職の小池さんと蓮舫さんの一騎打ちだろう。
今度の選挙で思うのは、民主主義国家というのはありがたい制度だ、
ということ。イラン大統領選挙では、候補者を事前に審査、政権に
批判的な人は届け出を拒まれ、戦う前に排除された。香港でもロシ
アでも、同じように政権に批判的な候補は立候補さえ認められない。
南米の国では候補者や運動員が反対派やギャングから狙い撃ちされ
て、何十人も死者が出ている。

日本では選挙権持つ者ならだれでも立候補でき、それを止めさせる
ことはない。先のつばさの党のように、明らかに選挙妨害に出た場
合は、法の手続きを経て拘束されるが、どんな奇抜・奇天烈な公約
を掲げても、反社会的でなければ許される。中には公平平等の民主
主義制度を悪乗りした候補も見受けられるが、手続さえ踏めば立
候補可能だ。まことにありがたい国ではある。

もう一つ興味ひく事実がある。どんな候補者でも、得票「ゼロ」と
いうのは、これまで私の知る限りない。誰かが(冷やかしもあろう
が)必ず1票を投じている。
「人間だから、いろいろ考え方・行動があるよ」と言えばそれまでだ
けど。雑多な候補者が乱立しても、なにがしかの支持を得て票が得ら
れるということは、人間社会の面白いところだねえ。
相田みつをさんの言葉を借りれば「にんげんだもの」。

野球が早く終わったので9時からのNHKEテレ「クラシックTV」を
はじめから楽しむ。
今夜は悲劇のヒロインを多く書いたプッチーニを取り上げていた。
ソプラノ歌手の高橋絵里さんが「蝶々夫人」から「ある晴れた日に」
を清塚信也さんのピアノ伴奏で情感たっぷりに絶唱、しびれた。
     🥎🥎🥎🥎       🥎🥎🥎🥎
阪神タイガース、交流戦でオリックスに連続ゼロ負けを喫していたが、
今夜やっと一矢を報いて5-0で勝った。
西勇輝が完封勝ち、しかも無四死球という快記録で、昨夜の屈辱を晴
らしてくれた。
明日からパリーグ首位を独走するソフトバンクと福岡で3連戦。交流
戦最後の山場。勝ち越して帰ってきてほしい。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もう入道雲がモクモク

2024-06-13 11:12:28 | 日記
6月12日(水)朝、雨戸を開けるとムッとする熱気が飛び込んできた。
午後のテレビでは35度の猛暑を記録したところがあるという。兵庫県
豊岡市では34.9度、お隣の大阪も30度を超えたとか。
異常な暑さだねえ。まだ体が暑さに慣れていないから、熱中症に気を付
けて水分補給を頻繁にしましょう、特に高齢者は要注意、と盛んに呼び
掛けている。実際、熱中症で救急搬送された人はいるとか。
梅雨が来る前なのに、早くも「真夏」が来てしまったようだ。これから
本番を迎える今年の夏は、これまで経験したことのない「超猛暑」にな
るのでは、と臆病で心配性の年寄りは恐れる。

買い物に出かける途中、見上げた西と北の空に入道雲がモクモク。道歩
く人は、日陰を選んでいる。帰ってきたら汗だくだくだった。
明日12日も今日ほどではないようだが、暑い日となりそう。

    <もくもく夏本番を思わせる入道雲>




今夜は簡単に豚こまと野菜たくさんの炒め物、小松菜とちくわの炒め煮、
カボチャのバターソテー、総菜1点。

     🥎🥎🥎🥎       🥎🥎🥎🥎
今夜の阪神タイガース、あろうことかオリックスに昨夜に続いて連続完封
負け。わずか4安打。少ないチャンスも凡打、三振の山。
岡田監督「何も言うことないわ。もう、見ての通りよ」
セリーグ上位の広島、巨人もそろって負けたから、いいとしても・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2位じゃダメなんですか

2024-06-12 11:15:05 | 日記
6月11日(火)やや蒸し暑い曇り空の朝だんだん梅雨入りが近づいているのを
実感させられる。
明け方、カナがドンとベッドに飛び乗ってきて、脚元にぴったり張り付いて
きた。寒くもないのに…と思いながら、脚でなでなでしてやる。
今日も雨の気配なし。梅雨が大好きなアジサイも、早々咲いたが一向に雨が
降らないので、少々くたびれた感じだ。




   <真夏の花カンナの蕾も上がってきた>


東京都知事選が近づき、何かと話題の多い立憲民主党参院議員の蓮舫さんが
立候補を表明して活発に動いている。現職の小池さんも近く出馬表明するす
るらしい。
遠く離れた兵庫県から見ると、外野席の気楽さで楽しめる。野次馬根性で傍
観することに、東京都民に皆さんには申し訳ないが。

蓮舫さんと言えば、必ず思い出す迷セリフがある。
「2位じゃダメなんですか」
民主党政権下の’09年11月、事業仕分けにおける“次世代スーパーコンピュータ
事業”を巡る議論の中で、蓮舫氏が放ったひと言だ。
日本の科学者が総力を挙げてスーパーコンピュータ「富岳(ふがく)」を完成
して、世界最高の性能を誇っていた矢先に、蓮舫さんは「一言」で切って捨て
た。科学者の必死の努力と矜持を土足で踏みにじる無知蒙昧暴言に、世間は唖
然とした。なんという非情な言葉・・・
以来、蓮舫さんを全く信用していない。「ソーリ、ソーリ」を連発した辻元晴美
さんとともに、最も嫌いな政治家だ(個人の感想です)。
その蓮舫さんが、今度の都知事選を前に、小池都政を激しく批判している。

そんな情けない蓮舫さんを担ぎ出した立憲民主党は、政治資金事件などで低迷
する自民党に代わって、政権交代のチャンスと叫んでいる。
「寝言は寝てから言え」。今の立憲民主党では、100年早いわ。
東京都民は、蓮舫さんを都知事に選ぶほど愚かではないと信じている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いじめによる自殺

2024-06-11 10:36:48 | 日記
6月10日(月)起きたら居間のテーブルに購読しているスポーツ紙が
置かれている。今日は新聞休刊日だから、宅配の新聞は休み。
スポーツ紙だけは、駅やコンビニで「即売特別版」を発売している。
昨日阪神タイガースが勝ったので、娘は出勤前にコンビニで買ってき
てくれたようだ。
朝食をとりながら、1面と最終面ぶち抜きのワイド「7勝才木 4冠」
のド派手な紙面を見ながら、昨日の勝利の喜びを「反芻」する。
   <阪神快勝で、1面と最終面をぶち抜いたド派手なスポーツ紙>


昼食後、念願のミニヒマワリの苗を道路沿いのプランターに定植した。
7個のプランターに4株ずつ28株、上手く収まってくれた。
   <ミニヒマワリの苗を定植したプランター>


   <夏の花ペチュニアも元気に咲き出した>






昨日の新聞に、相生の中学生が昨年自殺した事件で、弁護士などの第
3者委員会は「いじめが原因」と明確に断定、学校側対応の不十分さ
を指摘した、と報じている。
これを読んで「ああまたか」と暗澹とした気持ちになる。いじめによ
る自殺事件が各地で頻発しているのに、どうして学校側は相変わらず
「鈍感」なのだろう。
被害生徒の「サイン」が必ずあるはずなのに、いつも軽視している。
一人一人の命を預かっている教育現場は「命の重さ」を、どう思って
いるのだろう。もう少し敏感であるべきだ。
いじめ自殺事件で、いつも思うのは、いじめた加害生徒のこと。
自殺事件をもたらした加害者は、その後どんな(更生)教育を受けて
いるのか、気になる。
大事な子供を自殺に追いやった憎い犯罪者・・・子供を奪われた(厳
しく言えば「殺された」)親は、加害少年たちや親に憎しみを抱き、許
せないという気持ちが消えないのは当然。そんな親の心情に、加害少年
やその親たちはどんな「償い」をしているのか。
いじめによる自殺事件は「犯罪」である。自死に追いやられた子供の無
念、子を「殺された」親の悲嘆に、どれだけ寄り添っているだろうか。
自殺に追い込んだ少年が、その後もヘラヘラ笑いながら反省もなく過ご
すなんて、思っただけでもおぞましい。
私は狭量人間だから、もし愛する子供や孫たちがそんな目に遭ったら、
加害者(少年であっても)と、そんな子供に育てた両親を、一生許さ
ないだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする