goo blog サービス終了のお知らせ 

児童文学作家を目指す日々 ver2

もう子供じゃない20代が作家を目指します。ちょっとしたお話しと日記をマイペースに更新する予定です。

初詣

2024-01-23 | 物語 (電車で読める程度)
まだ子供だった頃、毎年の初詣は「よいお話がかけますように」「いろんなお話が思い付きますように」と願っていた。

いつしか彼女とうまく行くように祈っていた。

12才の時に鮮明に覚えているのは、小説家になるために生きようと思っていたこと。

それがいつしか生きるために書こうと思うようになった。

生きるために書くうちに、こんなところまできた。

まだ小説家ではない。今もまだ二の足を踏んでいる。けれど、それ以外はほとんど叶ったよ。ねぇ。叶わなかったことも、規模を小さくしたこともあったけど、こぢんまりとした丁度いいものになったと思うんだ。

だから、そろそろ叶えたいと思うのはバチ当たりかなぁ。


あの頃の声に耳を澄ませて、もう一度息を吸う。

一年後、二双の雲龍が描かれた門をくぐった。五円がなくて一円を投げた。家庭円満無病息災を心から願った。



【おわり】