なんかヨウム?

デリケートな鳥達と
ぐうたらな飼い主の愛ある戦いの日々♪

20回目の

2018年09月04日 | 



本日
9月4日は
愛しのカークン



20年前に立ち寄ったペットショップにいた
オカメの雛ちゃん

その後もお店行くたび
かわいいね~と眺めていたけれど
次第に成長してるにもかかわらずいつまで経っても
小さなキャリーに入ったまま
向きを変えるのも大変な環境
掃除もしてもらってないから身体も汚れてるし

当初は可愛くて見に行ってたけれど
途中からは心配で様子見に行くようになってました

その日もお店の飼育環境に不満を抱きながら
家まで送ってもらった別れ際
(当時はまだ同居してませんでした)

もう我慢できない
これからもう一度お店に寄って連れて帰る
そう宣言したM太郎

その優しさに感心していた次の瞬間

ということで手持ち無いから1万円貸して



未だに返らぬあの日の一万円


ロン助も後に同ペットショップから連れ帰った子です
ほかの子たちも心配だったけどどうにも出来ず

ああいうショップは生体の販売しないでほしい





若鳥の頃一度
生死の境をさまようほどの体調を崩したカークン
当時かかっていた病院でも原因分からぬまま
食べ物も水も受け付けず
長期入院しました

毎日いろんな鳥餌を買ってお見舞いに通った日々
でも何も受け付けず強制給餌

ついに病院から

このまま入院していても手の施しようがないから
おうちに連れ帰ってあげてください

退院前の最後の面会の時
いつものように持参したモノを

食べてくれました

粟穂やひまわり種はもちろん
リンゴ・ミカン・バナナ・トウモロコシ...etc

次々口元に差し出しす中
カークンが選んだのは

茹で蕎麦でした

本来あげてはいけないであろう人間の食べ物
でもその時のカークンを救ってくれたのは
茹でたお蕎麦でした
お湯を入れた水筒で少し温めて
カークンの口元に持って行くと
興味を持ってくわえてくれました
自ら口を開けたのはいつぶりだろう…
病院の床に座り込んだまま
二人で泣いたなぁ~
大丈夫!
カークンは生きようとしてる!って

その日から自宅介護でカークンを看てました
冬の寒い頃だったけど
ワンルームのM太郎宅は
熱帯雨林かっ!ていうくらいの温度と湿度

闘病用のケースだけ温かくするのではなく
給仕や投薬の時も温度差が無いように部屋中を暖めて
なるべくいつもどおりの生活環境を整えて
カークンのストレス軽減を徹底

少しずつ 少しずつ
強制給餌の回数減り眼力も戻り

復活しました

カークンの生命力とM太郎の覚悟が
危機を乗り越えました





20年色々あったねカークン

体重維持のため常に節制してるけど
今日は特別



おやつ用ペレット
容器ごとどぞ




あ、でも30秒だけね




残り10秒ですよ~



節制生活のカークンだけど
あの闘病生活を忘れてないから
カークンの食べる姿を見ると
嬉しいM太郎と私です



粟穂も少しだけね~



20年間ありがと
 そしてこれからもよろしくねカークン 











台風すごいですね
外で生きる野生の子たち安全な場所に避難してほしい
被害大きくなりませんように

皆様も御自愛ください