gooCM; Home-Brew GOO Ad Project


  クリエイターの皆さん
  さぁ、GAMEをはじめましょう。重要なのは“どうPLAYするか”だと思います

もっと・・・(アングル5;目撃者インタビュー)

CDの高松聡です。
依然としてイランで書いています。イランといえば、バザールです。たいていの街の中心部にある「アーケド街的市場」のことをバザールというんですね。そんなこと知ってるよ、と思ったでしょ。ところが今回大発見をしたんです。大きな街では中心部のバザールの他に、街の周辺部に日用品中心の市場「ゴザール」があるんです!かつての名作CM「バザールでござーる」のゴザールは「小猿」にかけてるだけだと僕は思ってました。バザールとゴザールがどちらも市場だとは知らなかった!僕だけでしょうか、無知だったのは?やはり「生きることは、知ること。」です。
一方、ほんとにあなた知ってるの?と疑いたくなる事件の目撃者たち。アングル4 のアンポンとベッチャラーは日本のアイドル・マニアのようです。タイでは日本のアイドルはかなり人気があるんです。どうやら彼らの視点では、みんなが指差す方向には「日本のアイドルが入っているモノ」があるようです。アンポンが「出てくるんだよ」と言っているということは、いまは見えないけど「入っている」ということになりますね。ところが、途中から登場するおばさんは「神様が出てくる」とか言っています。どうやらアンポンのアイドル説もあやしいですが、「誰かが、入っているモノ」であることは確かそうです。そこで、今回はその「モノ」にもっとも接近したと思われるホイさん一家にインタビューした映像・アングル5を公開です。どうやらリッチな生活をしているホイさん一家。不気味なほど、余裕のある受け答えです。しかも次女のキャンディーはアイドル志望の美少女。2分以上のロングインタビューが謎を解いてくれるのか?



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皆様、感服いたしました。見事なご推察でした、正解です(→このページ下部のコメント欄)。では、次回はいよいよ、事件の全貌が映されたアングル6の公開です。1度きりのテレビオンエアに向けても急がなければなりません。gooのCM、楽しみにしていてくださったら嬉しいです。
# それにしてもこの双子の姉妹、なかなか利発そうだし可憐ですね。お母様も素敵です。イメルダ婦人みたい、なんて言っちゃ悪いか(^-^; お父さん!もっと存在感だしましょう!
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もっと・・・(アングル4)

CDの高松聡です。
なんだよ、チャックヌン巡査!警察官なんだからもうちょとしっかりしてよ。相変わらずわからないよ。というか、となりのこそ泥逃げちゃうって。ほとんどオーしか言ってないし。アングル3までこんなでホントすいません。やはり15秒では驚いてることしか伝わらないですね。そこで、今日はアングル4を60秒の長尺で公開します。勉強大好き大学生アンポンとベッチャラーが、いままでよりか なり具体的にしゃべくります。チャックヌン巡査より期待できそうです。頼むから期待して、ね。
次回はなんと2分を超える目撃者インタビューをアップします。字幕コンテストもよろしくです。



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「あのアイドル」って誰なんだよ?>アンポン君(笑)
いったい彼等が何を見ているのか、そろそろ分かってきましたか?当ててみてください。皆さんが見事に当てるのが先か、私がこの新しいgooのCMの本篇(完成版)をテレビに送るのが先か?競争しましょうか?

# 字幕コンテストに御応募くださった方、ありがとうございます。感心して拝読しております。
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もっと・・・(アングル3)

CDの高松聡です。
いま実はテヘランにいます。テヘランといったらイランです。イランといったらカバブです。マトン・カバブをパクつきながら書いてます。そうそう、アングル2 見てくれましたか。箸が転んでもおかしい年頃(今時こんな表現する人いないか?)だけに、えらい盛り上がりようです。なにがそんなにヤバイの?あの顔はとても演技とは思えません。素ですね、あの2人は。日本の女子中学生に当てはめて考えると、あの興奮はイケメン・タレントに遭遇したときのものに近い気がします。でもソーラポン親父も素で興奮してたしなあ。イケメン・タレントじゃあないよなあ。とにかく親父も中学生もどうしちゃったの?というくらいテンション上がりっ放しであることは確かです。ここいらで、平常心のある人に登場してもらわないと、話しが進みません。で、お巡りさんです。チャックヌン巡査は、こそ泥を捕まえた直後に事件に遭遇します。頼むぜ、チャックヌン巡査。状況説明ちゃんとしてくれよ!ということで今日はアングル3アップします。



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さて、皆様。彼等がいったい何を見ているのか、そろそろ分かってきましたか?
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gooCM字幕コンテスト開催!

新しいgooCMのアングル1アングル2、「全然わからん」「なんですか?これ?」等、皆様にはかなり怪訝に思われているようです。CD自身が「僕もよくわかりません。」と言っていますし(困笑)

そこで、「GAME」を少しだけ始めてみたいと思います。クリエイターを目指す皆様、広告が大好きな皆様には重要なお話になります。

今回のCM映像を対象に、「字幕コンテスト」を開始します。

CDの高松聡です。
CM見てるだけじゃつまらないというあなた!gooのCMおもしろくねーよとお嘆きのあなた!あなただけのCM作ってみませんか。田中組のすべてのアングルを対象にあなたが考えた「オリジナル字幕」を送ってください。ソーラポン親父が何をしゃべろうと、チャップとノックが何を叫ぼうと、面白ければいいんです。タイ語で何を言っているのかは気にしなくてかまいません。でも、作品秒数に入る台詞じゃなくちゃダメです。例えば、ソーラポン親父が大阪の迷惑駐車の話しをしていてもいいということです。アングルの一つだけ選んで作っても、シリーズで作ってもかまいません。面白い作品は、実際に字幕をつけてアップしていきます。気合いを入れて考えてくださいね。田中組によるgooCMの結末がどうなるのかとは無縁にアングル1、2からどんどん送ってください。今日からあなたもCMプランナーになろう!

皆様。御自身のブログに台詞を書いて本ブログにTrackbackをいただく(←その方が修正もし易いでしょ?)か、ブログを開設していらっしゃらない方は、本ブログにアップしている各アングルの記事のコメント欄に直接台詞を書いてみてください→(いったん書いてしまうと修正は出来ませんが・・・アングル1アングル2 )。拝読いたします。非常に面白い作品は本当にCMにアテます。
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もっと・・・(アングル2)

CDの高松聡です。
どうでした?アングル1は。まったくわからない?僕もよくわかりません。なんですか、これは。
でも、ソーラポン親父のテンションの高さだけは伝わってきたなあ。かなりテンパってますよね。よっぽどすごいモノをみたんだろうなあ。ね、もっと知りたいでしょ。そうなんです。田中組のテーマはそれなんです。好奇心は人類進化の原動力です。宇宙の真理からゴシップまで、知りたいことでいっぱいの「僕達自身」がテーマと言えるかもしれませんね。そこで、アングル2は好奇心最高潮の女子中学生チャップとノックの目撃談です。彼女たちの目には何が見えたのか。また近日、アングル3をアップします。小出しってこのことじゃん、会席料理じゃないんだからさあ、と非難されてもあくまで、ちょっとづつ行きますよ。ね、鈴木さん。

はい(笑)



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果たして「アングル2」は、皆さんからどのような御評価を頂戴できるでしょうか?
# 私は、未だ全くもって、CMにはなっていないと思います・・・。こんなもん、テレビに流せません(笑)
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もっと・・・(アングル1)

さて、それでは、the ONE Spot project から、gooCM第4弾を披露して参ります。今度は、皆さんからどのような御評価を頂戴できるでしょうか?

初めまして。
電通のクリエイティブ・ディレクター(CD)高松聡です。gooさんを担当させてもらってます。このblogにこれから頻繁に書き込みさせていただきますのでよろしくお願いしますね。

と、カタイ話しはここまでです。goo The One Spot Project Vol.4田中秀幸篇がスタートします。

そうとうヤバいです、こいつは。ついに海外ロケです。こんな低予算(鈴木さんごめん!)なのに、どんどんエスカレートしていってます。誰かが止めなくては、まずいんじゃないの。止めてくれ!僕にはもう止められません。で、タイに行ってきました。

バンコクの郊外のとある町。そこで「ある物」が見られるらしい。なんかインチキ臭いなあ、と思いつつ、そう言われたら知りたくなるでしょ。僕たちはDVカメラを手にその現場へ向かいました。いつ、どこで、何が起きるかわかりません。僕たちは5台のカメラをそれぞれ持って、刺すような日照りの中、「その時」を待ったのです。そして「その時」、それぞれのカメラは全く別のアングルから事件を捉えたのです。それぞれのカメラが写した映像が事件を解明するのか?

今日はアングル1から捉えた映像をアップします。現場に居合わせたソーラポン親父が見た光景は、まるで、、、(もったいぶって、ごめん。)
近日中にアングル2をアップします。その後も、どんどん別アングルをアップしていくのでついてきてね、頼むから。



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about "the ONE Spot project"

the ONE Spot project は、Home-Brew GOO Ad project の前哨戦/お手本として、gooが注目しているクリエーターに、「gooのCM」というカタチで自由に映像表現をしてもらおうという試みです。

テレビ放映はたったの1回きりという契約ですが、「何かを説明しなければいけない」という決まりは設けていません。「gooの機能」でも「検索する理由」でも「知りたいと願う気持ち」でもいいんです。何かテーマを見つけて、自分の表現手法で60秒のgooCMを制作してもらいます。

# Home-Brew GOO Ad project の詳細については、別の機会に詳解させていただきます。それは即ち、本ブログのサブタイトルに謳っている「GAME」そのものの内容になります。

## 「CMまたやってほしいよお~」さん、誤字を指摘してくださって有難うございます。ご期待に応え、明日から新展開に入りますね。
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辻川組 制作秘話(2)

the ONE Spot projectでは、映画業界に倣って「監督名+組」→辻川組・山内組・井上組と呼んでいます。gooの趣旨に賛同して参加してくれた監督の名前ですし、敬意も込めて。

辻川組は、辻川監督がよく一緒に仕事をされているとても仲の良いスタッフで固められました。CM制作は、撮影、照明をはじめ、実に細かい分業体制に分かれていて、それぞれのスペシャリストが寄り集まります(映画のエンドロールを思い浮かべてください)。ですから逆に、一緒に仕事をするのは「その場1回限り」というケースも珍しくありません。しかしながら、この辻川組の絆の強さは、監督自身が「(今回のプロジェクト、)各作品の感想は人それぞれだろうけど、一番雰囲気のいい組は?って聞かれたら辻川組って答えてくださいね」と冗談交りに言うほど、監督と付き合いの長い(プライベートにおいても親交があられるらしい)方々ばかりでした。

gooCM完成後、監督はスペースシャワーTVのMUSIC VIDEO AWARD 05においてBEST DIRECTOR賞を受賞しましたが、その受賞式のステージ上でも、「ディレクションするうえで大事されている点は?」の問いに「スタッフみんなとよく話をして仲良くやる」とコメントしていました。実際に密にコミュニケーションをとって意志疎通をはかり、その道のプロが集まり仕事する姿は、映画『オーシャンズ12』の設定以上のものを感じました。辻川監督の人柄と才能に惹かれて有能なスタッフが集まり、素晴らしいgooCMを作ってくれました。もちろん、別の組も素晴らしい監督とスタッフによるコラボレーションの成果であったことは言うまでもありません。作品に表出していますよね。

gooは、志の高い優秀なクリエイターの皆さんに支えられ、本当に幸せです。
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井上組 制作秘話(2)

さて、何故「海パン」だったのか?

井上監督によると「検索エンジンの中を描く・・・ということなんで、ちょっと非現実的なものにしたかった」「厳しい状況下で検索しているという体育会系な感じを出したかった」そうです。

その両方を併せ持つのが「海パン」ということです。実は、海パンの他に「ジャージ」という案もあったのですが、第4回gooチャレンジマスターのsinsiaさんが推理してくださった通り、クロールする訳ですから、水着姿で当然ですよね?・・・おかげで衣装代も安く済みましたし。

『死ぬ気で、検索しています。』というコピーに、説得力を与えてくれたと思います。
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山内組 制作秘話(2)

「生きることは、知ること。」篇では、検索エンジンという私たちのサービスが、人々にとってどのくらい大切なものであり得るのか、検索エンジンは人を救えるのか!?、なんて事をドラマチックに描いていただきました。

このCMでは、この12年間に起きた出来事を表す象徴的なことばの選定が大切な作業のひとつでした。

完成した本篇では「ヒトゲノム」「着メロ」「サリン」「9.11」「スタバ」「2ちゃんねる」そして「豚丼」という言葉を使っています。

もちろん候補はもっとたくさんありましたが、わかりにくい/面白くないという理由や、「テレビでオンエアできない」という理由で使えなかったことばもあります。実際に、本CMは2つのテレビ局でオンエアされましたが、「サリン」ということばの採用が認められなかった局もありまして、その局では「サリン」ということばを使っていないバージョンを送りました。

たくさんのことばの中から、最終的な言い回しやインパクトの点などから本篇のようになったのですが、例えば、もしプロ野球が1リーグ制に移行していたら、きっとセリフとして使われていたでしょうね。

あ!ここまで書いて少し思いました。このCM、英語にしたらどうなるのでしょう?

海外の人たちにすれば、われわれ日本人ほど面白く感じないことばも含んでいますよね。「豚丼」ってことばなんか、海外の人には難易度高いですよね、きっと。

皆さんならどう考えますか?・・・と鬼フリしないで自分で考えてみましょう。

うーん、難しいですね。英語版をつくるとすれば、「バイアグラ」「ヒルトン姉妹」「9.11」「フラペチーノ」「ティーボ」とかでしょうか?

「なんでジョージ・ブッシュがもう一人いるの」という台詞はちょっと面白いかも。

ニュアンスを含め、わかるところはわかっていただけるでしょうか?
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