少しご無沙汰になってました。新年度戦略の説明とか、渾身の
サービスリリースが続いたりで。さて、Home-brew GOO Ad project についてのお話を始める前に、これまでに the ONE Spot project に参加してくれた監督3名の作品に関する制作よもやま話を紹介しておきましょう。
山内監督は、つい笑わずにはいられない、セリフを多用した演劇調CMの傑作を多く生み出しています。そんな監督の今回の企画、キャスティングが肝でしたね。それは監督ご本人も「何にも増して出演者が第一」と明言される程。
そして今回、キャリア・実力をお持ちの方々が出演者候補として集まりました。そのなかで以前より舞台などで注目しており、今回の企画に「一番フィットする」と監督が考えて起用したのが中山さんです。そして中山さん以外の出演者も実力派を揃え、まさに「役者が揃った」といった感じではないでしょうか。
撮影現場では、シテュエーション毎に役者さん全員を交え、お芝居の面白さが最高潮になるべく幾度となくリハーサルをしました。山内監督の入念な演出によって回を重ねる度に面白さを増していき、スタッフも思わず笑ってしまう状況に至り、仕上がりがとても楽しみになっていきました。そして出来上がったのが『生きることは、知ること。』篇です。出演者の個性を活かした山内監督の演出でしたが、皆さんも“自分だったら「この役者を起用したら面白いかも」”と考えつつご覧になっていただけると楽しみが広がるかもしれません。
それと今回の出演者のなかで忘れてならないのが、鳥かごの中のサクラブンチョウくんです。撮影が始まったばかりの時は大人しかったのですが、時間の経過とともに鳴く回数、さらには鳴き方のバリエーションも増していきました。しかし、サクラブンチョウくんのワンショット撮影のときは、鳴いてほしいのに全然鳴いてくれませんでした。
役者の方々は監督の意図を汲み取り現場を盛り上げてくださいましたが、動物は思うようにいかないなと思ったのでした。
山内監督によるgooCMはこちらです。--->
gooCM「生きることは、知ること。」篇