MY PROFILE で紹介した、CM大賞をいただいた作品はこちらです。
念願適って、日本にもやっとInternetが隆盛の兆しを見せ始めた頃、従来のメディアではInternetの懸念(危険だ、リスクがある等)を喧伝、糾弾されていました。私は、「そのようにネガティブな側面だけではないでしょう?」と、何かいいメッセージを送りたくて、ネットの福音を説く一助となりたくて。その時、幸いにすばらしいクライアントさん(・・・と言っても親会社でしたが)に巡り会えて、Chanceをいただいて、この作品を作ることが出来ました。

Windows Media Player で観る
300kbps

Real Player で観る
300kbps
Mr.Garland。104歳の現役サラリーマン。たまたまこの方の存在を知り、「なんとしてもこの大先輩に会いたい。そして、より多くの方にこの美しい方をご紹介したい!」と我慢できなくなり、突貫精神で渡米しました。お会いした際の印象/感動がストレートにCMのナレーションになっています。この時にご一緒させていただいた
岩崎俊一先生、
草間和夫監督らの才能、技術にも衝撃を受けました。(報道発表文-
"104歳の現役サラリーマン"を起用したNTT-MEのテレビCMが、ギャラクシー大賞を受賞 )
さて、月日は流れ・・・、私は2003年から、gooブランドマネージャー、クリエイティブディレクターを務めるようになりました。
・米Googleと提携し、“Googleを日本語人向けにチューニングした唯一の検索エンジン=goo検索”を提供開始
(2003.12)
・gooブログ(ホスティングサービス、Blogサーチエンジン)を提供開始
(2004.3)
・goo RSSリーダー 提供開始
(2004.9)
・goo-Goo 連携
(2004.10、
2005.3 )
・新潟県中越地震に対応(2004.
10/25 10/26 10/28)
・環境保護に対する取組みについて表彰を頂戴する(
2004.11)
・フリーメールの容量を2ギガに、そして携帯電話対応(
2004.12)
・Firefox、Lunascape対応プラグイン提供
(2004.12)
・gooブログのディスク容量を拡大、無料サービスの画像容量を3ギガに、有料サービスは1テラに
(2005.2)
・“gooの歩き方”連載開始(
2005.3)
本業ではこのように、gooの熱いエンジニア達と一緒に汗をかきながら、涙を流しながら、一生懸命、日本のInternetユーザーの皆さまのために、gooのサービスをつくってきました。
応援してくださる皆さんのおかげで、gooは昨年“160%成長”という、競合他社の伸び率に大きく抜きん出る成長を遂げることができました。(参考: NetRatings -
「2004年インターネット利用動向調査結果」 [PDF])
2002年には、日本のウェブサイトの利用者数ランキング30位台に位置していたgooですが、最近では7位に、静かに上がってきました。応援してくださる皆さまのおかげです。そして少しだけ、“毎日一生懸命にサービスの質を高めてくれているgooの若いエンジニア達”も誉めてあげてください。また、日本の多くのパートナー企業の皆さんにも恵まれたgooは、今では実に、2,400万人(“のべ”ではなく“Unique”)のInternetユーザーの皆さまにご利用いただけるようになりました。
さて、この間、幾つかのキャンペーンも展開しました。
gooは、株式公開企業でもありませんし、マネーゲームに長けたスタッフも居りませんので、プロ野球チームのオーナーになったり、街中を赤い紙袋で埋め尽くすような大宣伝はできないのですが、僅かばかりの予算にて、一生懸命アイディアを絞り、スタッフ全員で汗をかき、精一杯のプロモーション活動を行いました。
・「goo検索」プロモーションキャンペーン(2003.12)
検索エンジンのシズルを「人気検索キーワード年間TOP1,000」に見出したこの広告活動は、アドフェスト(銀賞)や、クリオ賞(2部門で銀賞)等、多大なるご評価を頂戴することが出来ました。
<紹介映像>

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<紹介記事>
謎の白装束集団、渋谷を占拠!?(IT media)
gooが渋谷を乗っ取った。1,000人の“人メディア”と3つの巨大スクリーンを使った宣伝を展開(RBB TODAY)
“小泉”“阪神”“エヴァ”――検索ワードトレーナーを着た男女700人が渋谷に出没(ASCII24)
検索キーワード入りの白いトレーナー軍団700人が渋谷に登場 (Internet Watch)
そして、2005年1月より、また、複合キャンペーンを展開しています。
昨年の表現手法を“KEYWORD Streaming”(
こちらのページ 上部に流している検索キーワードたちを、街や街頭ビジョンなど、リアルな世界にストリームするイメージ)とするなら、今回の手法は“QUESTION Streaming”と呼んでよいと思います。
<参考>
・
東京、大阪、神奈川、札幌 主要駅 ポスター展開
・
全国紙 新聞広告
・
イベント 「gooチャレンジ」
・・・ご挨拶方々のつもりが、長くなってしまいました。
本ブログでは、gooのサービスや戦略のことではなく、私が大好きな「クリエイティブ」にのみ焦点を絞って、クリエイターの皆さん、そして広告等が大好きな方と、“あるプロジェクト”を進めてまいりたいと考えています。