これまで、かなり多くのマスコミの皆さんの取材等に対して、検索エンジンの仕組みについて随分お話ししてきましたが、結構むずかしいんですよね、説明するの。それで、以前から「映像化したい!」という想いはずーっと持っていて、でもどうせやるなら「トコトン面白いものを!」と思ってたんですよ。
この『死ぬ気で、検索しています。』篇においては、Crawlerという検索エンジンの部品を、海パン姿の男たちとして表現しました。(この時点で、既におかしいんですが(笑))
撮影は2日間、gooの本物のエンジニアや学生アルバイトの皆さん、エキストラキャストの皆さん達、150人のCrawler達が芝居をしました。どうですか?もっとたくさんいるように見えませんか?大相撲の
地方巡業で集団で行動する力士たちがメディアで紹介されたりしていますが、こういう同じ記号を持った非日常な集団の迫力って凄まじいものがあって圧倒されます。撮影させていただいた都内のある商店街を行き交う皆さんも、当然のごとく驚いていました。
実は、撮影2日目には雪が降ったんです。「え、雪のシーンなんてあったけ?」と思われますよね、当然。ご指摘の通り、雪のシーンは本篇ではありません。そう、撮影したのに使用していないのです。このままでは日の目を見ることがなかったであろう、その雪のシーンを写真で公開です。
雨とか雪って写真撮影ではなかなか見えてこないものなんですが、ここまでハッキリ見えているのは、かなりの量が降ったということですね(笑)。かなりの寒さでした。エキストラの皆さん、撮影中を通してずっと寒い中、そして雪の中…、どうもありがとうございました。皆さんなくして、この作品は語れません。この場を借りて改めて御礼申し上げます。お疲れ様でした。また是非お願いします(?)
・・・で、何ゆえ「海パン」なのか?素朴でありつつ、かなり気になる点ですよね。その疑問に対する監督のコメントは「・・・(次回に続く)」