深海の青い月

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地獄少女 二籠第十一話「遠い隣室」&ドラマ第七話「甘い誘惑」

2006年12月17日 16時27分46秒 | 地獄少女
今回のアニメもOPから藁の紐が引かれる所から始まる。そしてこれが今回も大きな伏線になっている。


今回の依頼人、志津子はとあるアパートに引っ越す。そして寂しさを紛らわすように、近所の公園に住む野良猫と親しくなる。そして違反と覚悟した上で猫にムルと名づけて飼うことになる。


しかしそれから彼女の生活は一変、夜間の無言電話や頼んでない出前など多くの嫌がらせに悩まされる。


探偵に相談して犯人は隣人の立花だと知るものの、いつも不在で一度も会ったことがない。引越を考えるも、経済的理由から実行できない。そして「ネコステロ」というメッセージが届く。遂には夜間の騒音行為が及ぼされるにいたって地獄通信へのアクセスを志津子は決意する。


翌日志津子が帰宅すると部屋のドアが開けられていて、猫の姿はない。そして立花の部屋のドアの前には肉塊の入ったビニール袋が放置されていた。志津子は遂に藁の紐を引く・・・。


すると志津子の前に三藁が姿を見せる。そして皆口を揃えて「被害者の気持ちがわかったかい?」と声をかける。これまで物語は立花に依頼人の追い詰められるまでの流れ(つまり自分が行っていた非道行為を)実体験させる責苦だったというどんでん返し。相変わらずひねった展開してくれるぜ!


立花はその後地獄に流され、そこで真相をあいと一目連に明かす。夜間の仕事で知り合いもいない立花にとっては、家の前の公園に住む野良猫だけが唯一の友達だった。しかし依頼人が猫を飼ってしまい友達を失ってしまった。「ネコステロ」というメッセージは猫嫌いだからではなく、彼女にとってかけがえのない存在を取り戻したかったからこそというもの。あまりに悲しい結末である。


なお今回の物語はあいが立花に見せていた幻覚だったという事もあって、あちこちに三藁達が登場していた。まず輪入道が獣医・寿司屋・蕎麦屋・探偵(あと志津子の上司の声も同じに聞こえたけれど、姿が映らなかったから不明)、骨女がピザ屋に不動産屋、一目連は志津子の彼氏、そして相変わらず出番の少ないあいは運送屋に扮して羽毛布団と野球盤を届ける役目。セリフは「お代を・・・」という姿に思わず笑ってしまった。


愛猫家としては猫が最終的に無事だった展開に安心、そして猫のゴロゴロ音がリアルでよかった


続いてドラマ版を鑑賞。一話ぶりに柴田父娘&田中“喫茶店のマスター”要次が登場。


今回は依頼人の父をだまし、そして自身の新婚生活をメチャクチャにした詐欺女を地獄に流すという復讐譚。そして今回のサプライズは物語のラストに依頼人が紐を引くシーンで終わった点。地獄流しの描写がなく、思わず「前後編か?」と思ったものの、次回予告を見てそうでない事を知って安心したような残念なような複雑な気持ち。そういえば依頼人の父親を演じていた人はシベ超2でホテル支配人を演じてた俳優さんだった。


ところで公式HPを見て今更再確認したけど、もうドラマは折り返し地点過ぎちゃったんだね。次回はアニメ第一期の「煉獄少女」を元ネタにした話の模様。これからどれだけの急展開を見せてくれるかドラマ版も期待大。

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