ライプチッヒ音楽日記

ライプチッヒ生活を日常の身近な音の話や音楽を中心に紹介したいと思います。時にワインや絵の世界にも飛んでみたいと思います。

ドイツ人、イギリス人、フランス人について思うこと

2008年03月18日 22時08分44秒 | ドイツの日常
清潔感については圧倒的にドイツ人が徹底していると思います。しかしその中身はトイレを拭く雑巾も,テーブルを拭くものも同じというようなところがあり、外見上の綺麗さと、本質とは若干の差があるのは否めません。イギリス人の清潔感の欠如には驚かされます。トイレを見れば一目瞭然。道路のゴミの散乱も、フランスのほうがずっと綺麗な印象がします。
人種差別、偏見については、なんといってもイギリスが突出してその差別意識が強いと思われます。なにせ図書館のカードひとつ作るにしても、その用紙には人種、黒か白か、何人かなど事細かに記載しなければなりません。いずれにしても代々にわたって積み重ねた差別意識は覆うべくもないもので、平等を標榜しているのはロンドンをはじめとする大都市の一部だけで地方都市ではその差別感覚は、無意識に行われてるからこそ大きいと思います。その点、ドイツの人種に対するオープンさ、公平さについては、これまた欧州の中で群をぬいていると思います。これには第二次大戦時の、忌まわしい差別による惨劇の大きな反省が、国全体として働いているのが良くわかります。

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