神社と狛犬見て歩き

主に北海道の神社巡り。最近全国の一宮巡りを始めた。

浦臼神社/北海道浦臼町(Urausu Jinja,Urausu Hokkaido Japan)

2015年04月13日 | 神社と狛犬
浦臼神社/北海道浦臼町(Urausu Jinja,Urausu Hokkaido Japan)
2015年4月11日(土)、浦臼町字キナウスナイにある浦臼神社(うらうすじんじゃ)に参拝。国道275号沿いの丘の上にある大きな神社。白い第1鳥居をくぐり、砂利参道。右に大きな社務所。残雪あり。自然石の手水石、水は止めてある。参道を歩く。右に神輿庫、左に浦臼神社創祀90周年之碑。神社通踏切を渡り、急な石段を登る。白い第2鳥居、砂利参道。巨木はヒバ以外は葉を落としている。青いエゾエンゴサクが咲きはじめている。この境内はカタクリの群生とエゾリスで有名だそうだ。小さな手水石、奥に赤い屋根の社殿。両脇には屋根から落ちた雪が残っている。
獅子狛犬は3対居た。
1対目は、第2鳥居前に居た。阿吽は正常。均整の取れた逞しい体型だ。タテガミは少なく、耳は水平で、尾は直立している。奉納年は大正9年9月(1920年)。
2対目は、社殿前に居た。阿吽は正常。頭でっかちの小さな身体。タテガミは豊かで横に張り出している。少なく、耳は水平で、尾は小さくて直立している。奉納年は大正7年9月(1918年)。
3対目は、社殿の階段下に居た。阿吽は正常。小型で縦長体型だ。タテガミは豊かで垂れている。タレ耳、尾は小さくて直立している。奉納年は不明。
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☆所在地
 〒061-0600 樺戸郡浦臼町字キナウスナイ186番地
☆祭神
・誉田別神(ほんだわけのかみ)
・大國主神(おおくにぬしのかみ)
☆由緒
 明治25年より開墾に着手し月形村に属した。明治31年に至り於札内・黄臼内・晩生内の戸数600個明年分村前村社公園地を撰定、黄臼内に宮内省鶴繁植地と記した標を2本建てた沼地があり、之を鶴沼と命名していた。其の西岸高丘地は絶景勝地で之を適地と定め、友成士壽太郎土地3万坪寄附し、明治31年8月表戸一宛出役して、切開き、神殿を新設し、鶴沼八幡神社と称し、誉田別命、大國主命を奉斎し明治31年9月1日第1回祭典を執行し、権中講義沢田実が祭事を行った。当時の環境情況の不安定に伴う初期農業の気力の低下、厳しい自然の風雪を凌ぎ耐て行く為めには、敬神の念を皷舞し、村民の帰趨を明かにして村民の永住を喚起し、村勢向上を図り、神社を建立して人心の融和を計るのが第一との考えに基ずいて神社の建立がなされた。協議委員(於札内)日野和三郎、(黄臼内)友成士寿太郎、沢田実、岡貞吉(浦臼内)大人保虎吉、小野田卓弥(晩生内)関矢才五郎、岩村八作等が協議実行した。明治41年6月29日無格社、浦臼村を以って氏子と指定、明治43年6月20日建物を建築落成、大正6年9月10日本殿幣殿新築、同9年2月12日村社に昇格、今日に至る。
☆地名の由来
・浦臼町:アイヌ語で「ウライ・ウシ・ナイ」(網を干すところの川)あるいは「ウラシ」(笹の多いところ)に由来する。
・キナウスナイ:おそらく、アイヌ語で「キナ・ウシ・ナイ」で(草・多くある処・川)に由来する。
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