神社と狛犬見て歩き

主に北海道の神社巡り。最近全国の一宮巡りを始めた。

古潭八幡神社/北海道石狩市(Kotan Hachiman Jinja,Ishikari Hokkaido Japan)

2014年09月16日 | 神社と狛犬
古潭八幡神社/北海道石狩市(Kotan Hachiman Jinja,Ishikari Hokkaido Japan)
2014年9月14日(日)、石狩市厚田区古潭(こたん)にある古潭八幡神社を訪問。漁港を見下ろす丘の上の中くらいの神社。石段を登り茶色の第1鳥居、さらに石段を登る。手水石、左が壊れた石灯籠。石段を登り切り茶色の第2鳥居をくぐると、赤屋根の社殿あり。社務所はない。カラスが鳴く。ススキが秋風に揺れる。近くに、厚田村発祥之地と弁財船(北前船)投錨地の石碑あり。
獅子狛犬は社殿前に1対居た。
小型で素朴な彫り、縦長の体型。阿吽は正常。垂れ耳、タテガミは下部で渦巻く、尾は小さい。奉納年は嘉永3年正月(1850年)。北海道では江戸時代の獅子狛犬は珍しい。
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☆所在地
 〒061-3521石狩市厚田区古潭(こたん)50番地
☆祭神
・誉田別尊(ほんだわけのみこと)
☆由緒
 嘉永9年(1856)5月創立、明治44年4月28日郷社列格。惟神の大道に遵い普く同胞をして神恩を奉謝し神徳を奉体せしめ淳厚なる民風を作興し以て世界人類の福祉に寄与するを以て目的とする。当神社は当時道路の近傍なる故、自然尊厳を欠き不敬の所為を畏れ明治5年10月稍北方に奉遷(現在の鎮座地)。社格未定に付更に明治8年郷社と公称。其後本殿腐朽に付、明治33年3月13日改築を出願、同年5月22日許可、同年12月8日落成を届け出る。其後明治44年4月28日付を以て郷社に列せられる。
合併により合祀された歴史をもつ御祭神
春日神社 武甕槌神 嘉永2年創祀 明治44年4月28日合祀
☆地名の由来
・厚田:アイヌ語の at-ta アッタ(オヒョウニレの樹皮・採る)に因む。オヒョウニレの樹皮はアイヌの服飾原料・繊維として重要であった。
・古潭:アイヌ語でコタンは「村」の意味。
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