神社と狛犬見て歩き

主に北海道の神社巡り。最近全国の一宮巡りを始めた。

横山八幡宮/岩手県宮古市(Yokoyama Hachimangu,Miyako-shi,Iwate,Japan)

2017年05月05日 | 神社と狛犬
横山八幡宮/岩手県宮古市(Yokoyama Hachimangu,Miyako-shi,Iwate,Japan)
2017年4月19日(水)、宮古市宮町にある横山八幡宮(よこやまはちまんぐう)に参拝。市街地の丘の上にある中くらいの神社。隣は宮古市立第1中学校。白い鳥居、アスファルト参道。手前に手水舎。鳥居をくぐり、右に御札納所、左に社務所。石段は右に真直ぐで急な石段と左にゆるやかで曲がる石段に分かれる。長い急な石段を登る。右に天照大御神石碑2基、さらに1基の石碑。石段を登り切り広場に出る。右に曲がり青緑屋根の社殿。左に御札授与所。境内はスギ、サクラ、広葉樹の巨木の森。帰りはゆるやかに曲がっている石段をゆく。石碑と白い土蔵。ゆるやかに左に曲がり、急な石段と合流する。
獅子狛犬は3対居た。
1対目は、鳥居の前に居た。
阿吽の配置は正常。ゴロンとしたガッチリ体型。耳は水平、タテガミはウズを巻きアゴヒゲのように流れ、小さな尾は斜めに立つ。奉納年は、明治12年8月15日(1879年)。
2対目は、急な石段を上がった所に居た。
阿吽の配置は正常。岡崎型。奉納年は、平成8年6月(1996年)。
3対目は、ゆるい石段の下り口に居た。
阿吽の配置は正常。吽像はツバキの木に隠れているので撮影が難しかった。岡崎型。奉納年は、不明。
ポケモンGO:ジム×1、ポケストップ×1。
------------ネットによると-----------
☆所在地
〒027-0052 岩手県宮古市宮町2-5-1
  tel:0193-62-5072
☆祭神
 ・品牟陀和気命(ほむだ わけのみこと )
 ・天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
 ・豊受姫命(とようけひめのみこと)
☆由緒
 古代によれば、天武天皇の白鳳9年(673)8月であると言い伝えられており、元明帝の和銅年間(708~715)に猿丸太夫が勅勘を蒙りてこの地に流されたことがあり、里人は太夫を宮守りに頼んだという。従って和銅年間には確実に存在したといえる。「奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の声聞くときぞ秋はかなしき」の歌は、その時太夫が横山の里で詠んだ歌であるといわれている。
 又、66代一条帝の寛弘年間(1004~1012)に阿波の鳴門が大鳴動を起こした時、神社の禰宜は神歌を夢に見、これを以て鳴門の鳴動を止めんと態々阿波国に赴き神歌を詠んで祈願した処、鳴動は止んだという。その詠んだ歌とは「山畠につくりしあらしのゑのこ草阿波の鳴門はたれかいうらん」であり、朝廷に召されて社詞の光景を問われた禰宜は「我が国は年経し宮の古くして御幣の串の立つところなし」と和歌をもって答えた処、帝之を称讃して宮古の二字を賜わり、以後地名を宮古というようになった。
 明治以降、市内神明社と稲荷神社を合祀。
☆地名の由来
 ・宮古:
(1)閉伊(へい)地方の経済・文化の中心地の意味で「都」から
(2)ミヤコ(都)物の輸入港
(3)ミヤ(宮)コ(処)で、神社があるところ
(4)「港」からの転化
(5)ミヤ(野原)コ(土地)
(6)「宮木(ミヤコ)」の意味で、神社や仏堂をつくる材木
(7)「宮子」で神社の氏子
(8)「深山処(ミヤマコ)」の略で山中の在所のこと
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