全国で棚の整理始まる

いよいよ、全国的に棚の整理が始まりつつあるようだ

しかし、いきなり全放出というよりは、チビチビと放出されている

将来性重視の木は放出し、本芸発揮の即戦力は温存

将来性重視の系統木はプロでも見抜けない。おそらく、ニセモノが横行するだろう

詐欺師にとっては絶好のチャンス。

やはり、将来性重視の、青い系統木はダメ。

きちんと本芸を発揮した木のみ評価されるべきだ。

数年前に建国136、109をそれぞれ10万以上で購入したが、未だに青いままである。子を4つふいたがすべて青い。

建国の系統木、黒牡丹の系統木は怪しいし、神の雫のような木もかなり、怪しい。

こうしたことから、不信感が広がり、中堅層でも離脱があるだろう。

青に近い系統木の流通は、富貴蘭界にダメージを与えることになる…

本芸を発揮した木は、そのまま門外不出となるか、ハイエンドマニアの間でやりとりされるだけで、閉ざされた存在となる。流通したとしても、かなり高額になり、熱の冷めつつある趣味家からしたら、アホらしくなるだろう。これもまた、ダメージがある。

さらには、実生苗の台頭も大きい。あきらかに実生交配苗の実力が高まっている。バカクソ高い本芸品を買うくらいなら、実生苗を30本仕入れた方が結果は良いだろう。春蘭や、ウチョウランは実生交配で一般化し過ぎて低迷した。富貴蘭も同じ道を辿る。

富貴蘭界の力は徐々に低下していく。

追い討ちをかけるのはモラルのない行動だ。ただでさえ、低迷期の見苦しい争いが起きやすいのに、モラルのない行動が拍車をかける。

さて、どの棚が売りぬけるのか…売り抜いたあとで買い戻せば良いわけで、うまくすれば、ノーリスクでかなり利益になる。

過去には松葉蘭や、万年青、観音竹が隆盛を誇りながらも衰退し、消えていった。富貴蘭もその運命を免れない。

日々、価値が目減りし、0にいたるまでの年月は耐え難いものだ。イタタ…