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復活、新植物紀!!

杭州寒蘭の香り

2017-12-17 22:43:45 | 雑感
昼間は香りを感じない。

一度、朝まで外に出しっぱなしたら、花が傷んだ。たしか、去年も似たようなことがあった。
初ゆめ は寒さに弱い。翠晶はなんともないのに。不思議だね。実は別種の蘭だったりして。

夜、部屋に取り込んで灯の下に置くと香り始める。鼻を近づけたらわかる。なんとなく清らかで上品。

ニオイエビネなどは部屋中に香りが充満するが、この初ゆめは近づかなければ分からない。

強いわけではないが、確実な香りをなんと表現したら良いか。開花期中、ずっと香る。

もう一つの翠晶はまったく香らない。

本当に別種の蘭かも知れない

寒蘭に、これ以上はない。
たとえば、真砂系白牡丹や、建国殿などは自慢の蘭だが、残念なことに他の人も持っている。
しかし、初ゆめ は私だけの品種だ。

今日、鳥の本を買いに書店に寄ったら園芸ジャパンの新刊が3冊陳列されていた。いつもは4冊だが…。一冊売れたのか。
趣味の山野草は一冊だけ陳列されていた。
私はオウムの本を購入。オウムのことを考えるとワクワクする。
先日、常滑の飼い鳥専門店を訪問。初めてアオメキバタンやクルマサカオウムと触れ合った。
とくにアオメキバタンがカワイイ!
カゴから手を出して、「あくしゅ〜」と話しかけてくる。握手すると「アオチャン、カワイイでしょ〜?」と言う。ビックリした!
なでたり、抱いたりすると嬉しそうにする。トサカを立ててハネを開くとメチャきれい。…しかし、その場を離れようとすると「グギャー!」と雄叫びをあげる。それが耐えがたい。飼えない。
容姿の美しさではクルマサカオウムである。羽毛が繊細で整っている。アオメキバタンより一段美しい。
はじめて人なつこいヨウムに出会えた。まず、「ヒューイー」という独特の鳴き声で歓迎してくれて、低い声でハッキリと何かを言った。ちょっと意味がわからなかったが、嬉しかった。
なんども頭を撫でた。
ミヤマオウムという原始的なオウムにも出会えた。喋ることはできないが、道具を用いる類いの賢さはピカイチだという。雪山に生息する幻のオウム。
なんと言っても、スミレコンゴウの話は印象に残った。お世話をしたことがある店員さんによると、ズルイくらいカワイイとのこと。どうやら、オウムの王様はスミレコンゴウのようだ。私も触れ合ってみたい。一羽700万円から800万円なので無理かな。1万円払うから、1時間おさわりさせてほしい!

追伸 杭州寒蘭の香りは、日に日に強くなっている。室温が低くても蛍光灯に反応して香る。2時間でコーヒーと同じか、やや弱いくらい。
稀代の名品。豊雪を凌ぐ。

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