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ザ・シークレットーたやすく叶ったこと

2013-09-08 12:13:02 | 無題
『ザ・シークレット』を読んで、

そういえばそんなことあったなということを書く。


私はまだシークレットを読んでいなかったときにあった話だ。


引き寄せの法則とかも知らなかった。

言葉は見かけたことがあったけど、

法則とか方法とか知らなかったし、

なんとなく今まで手を伸ばさなかった。

今月頃から読み始めて、

そういえばそんなことあったなということを書いている。


2ヶ月前、7月の話だ。

美術館の展覧会のペアチケットが当たった。

当たったことはあまり不思議ではない。

初めて登録したところだと、

だいたい当たりやすい。

問題は、誰といくかだった。

私は友達が少ないし、

彼氏もいない。

慕ってくれる人もいないから、

美術館なんて人にとっては退屈なところへ誘える人なんて

ごく限られていた。


誘いたい、誘ったら乗り気になる人が3人浮かんだ。

1人はーああ、もう田舎に帰ったんだった。

ということですぐにダメだと。

それに彼氏ができてから、なんだか私とのやりとりも粗雑だ。

気分がよくない。

2人目はーまだ実際は会ったことない人だ。

そのチケットが届いた日(土曜日)に初めて会う人だ。

前々から美術に興味があることは知っていたから、

きっと誘ったら行くというだろう。

でも、駆け引きなのか、たまにそっぽを向くことがあるから

どうだろう?

まだ会うばっかりだし、それで次私からこんなのに誘ったら、

勘違いさせてしまいそうだな・・・。

そういう関係にはなりたくない。

期待させる関係にもだ。

3人目はーこの人が一番うってつけ。

展覧会が好きで、展覧会を一緒にいく友達だった。

むしろ展覧会がないと一緒にどこか行ったりしたことがない。

美術学校から帰るときに、一緒に帰ったくらいしか接点がない。

でも、

その人のグループ展の知らせよく写真付きで毎回くれたけど、

一斉送信とわかってから返信しなかった。

いつもどうやって行けないことを返信しようか困っていたから、

気が楽になったけど、

それでもずっと足を運ばない、メールも返さないで、

申し訳ないなという気持ちがあった。

精神的に不安定になっていると最後に会ったとき言っていたし、

たしかに話を聞いていて、

おかしいなという感じだった。

私もそのとき、精神的に不安定ーどころかその人よりマズくて、

自殺を考えている日々だったから、

力になってあげられなくて、

距離を置いていた。

新年のあいさつのメールが来たけれど、

携帯が壊れて前の携帯からメールしていますと、

液晶の割れた、壊れた携帯の写真付きで来たから、

怖っと思って、

さすがにこれはないと思って、

新年のあいさつすら返信しなかった。

もうこの人に返信するのやめようと思った。


それから7ヶ月だから、

まだ精神的に不安定かもしれないし、

よく思い出してみると、

その人の話はあるときから愚痴ばかりになったことを思い出した。

最初の頃は、社交的で積極的な、

はつらつと生きている人、

仕事もお金も人間関係も、

私とは逆で不安なく生きている人に感じられた。

けれど、

あるときから、話は逆になり始めた。

仕事場の人たちとうまくいっていない、嫌だと感じている話。

仕事の愚痴、職場の人の愚痴が永遠続いた。

私も心が折れそうなほどだったのに、

次から次にでる愚痴に、

私は自分の話は話せなかった。

もし、それはまだいいよーとか言われたら、

ポッキリ折れて立ち直れる自信がなかった。

たったその一言でダメになるほど、

私は精神的に衰弱しきっていた。


愚痴を聞いていて疲れた。

会う度に、嫌な話か、

もしくはそれを癒すために通っている、

話がためになって頼りにしているというヨガの先生の話と、

一緒にどう?という話

ーを断るのにうんざりしていた。

あやしい話なんじゃ?と思って。

ヨガもやらないし。家からも遠いし。

その先生への崇拝度合いがーなんか気持ち悪かった。

なにかお布施してるとかいう話は出てこなかったけど、

持ち上げ具合が。


そんなこんなで、お正月のそれがあって、

もう完全にないなと思っていたことを思い出した。

展覧会に誘われない限りないなと思っていた。

自分から誘うのはなしだ、と。

でもお正月の挨拶メールも無視したから、

もうないだろうなぁと思っていた。


が、


日曜日、つまり次の日、

彼女からメールがあったのだ。

内容は、友達がカフェを始めるから、

そのサイトを作ってほしいというものだった。

ごくカンタンなのでいいからと。

お仕事の依頼思いがけずあったことも嬉しかったけど、

私に頼んでくれたのも嬉しかった。


でもよくありがちな安くすみそうという発送なら断ろうと思った。

でも最後に会ったとき、私はまだデザイナーとして就職していなくて、

その人から見たら、うまくいっていないように見えただろうから、

いきなりメールで事情をずかずかと聞いて、

私はもうデザイナーとして経験を経ていて、

正規の値段を取るからとメールで話すのは難しく、

気が進まないなぁと思った。

それに、それはダメだとしても、一緒に展覧会に行けたらなぁと思った。

メールの感じからすると、

精神的に立ち直ったのかはまだちょっと不明だったし、

仕事を引き受けるにしても、

その人との間である彼女がおかしかったら心もとないなと思った。

もしかしたら、そのお友達も精神世界に肩入れしている

やっかいな人かもしれないし、と。


それで、

ひさしぶりに会うし、

よく話を聞きたいから会おうよ、

ちょうど展覧会のペアチケットが当たったんだ、

一緒にどう?

という内容を送った。


できればその日がよかった。

私は2週間後には、土曜日も出社する日がある会社で

働き始めなければならなかった。

具体的に土曜日のいつ出社か知らされていなかったし、

そんな不規則かつ長期労働で、

週末元気に展覧会なんか行けるかわからなかった。

だから、その日がよかった。

次の週の土日は旅行帰りであり、

出社前の土日だったからゆっくりして体力をためたかった。

その日がベストだった。


私は、どうかなぁ~?急かなぁ~?と、

祈るような気持ちだった。

メールを送ってみた。

すると、いいですよ、ちょうど今日暇してたんですと

返信があって、その日に一緒に展覧会に行くことになった。


メールがあったのは午前10時頃。

展覧会へは午後2時に。


私はこうなればいいなぁということが叶ったのだ。

まさか彼女の方からメールがあるなんて、

しかもこのタイミングで。


お仕事の話は結局、

業者に頼むとすごくお金がかかるから、

私にということだ。

がっかりしたけど、

それでも私を思い出して頼んでくれたのは嬉しかった。

彼女は精神的に安定したということだった。

前の会社はやめて、木の家具職人のところで職人見習いとして

働いているとのこと。

気に障っていたい、ものを作るのが好きといった彼女は、

彼女らしかったから、それでよかったのだろうなぁと思う。

でも相変わらず、

職場の愚痴を言うのは変わらなかったけど。


私は自分のポートフォリオを見せて、

2週間後に新しい会社で働くからすぐにはできあがらないと話した。

それでもいいか聞いてみるというから、

私に頼んでもそれくらいかかるよといって、

そうかぁとこの話は終わった。


展覧会は楽しかった。

見応えもあったし、

帰りに食べた夕食もおいしかった。





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